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VAN研(ヴァンガード経営研究所)

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嫌煙権と喫煙権、どちらに重みがあるかは自明の理

たばこをやめてこの春で27年を超えた。やめたのは39歳の時だったが、それまではいわゆる「ヘビースモーカー」であった。特別な理由はなかったが、医者からの勧めではあった。

 

愛煙者であった当時は、朝目覚めてすぐの一本が至福の時でもあった。食事のあとのコーヒー一杯と共に吸う一本も美味しかったし、仕事の時には盛大に煙を吐き出していたものだった。

 

デスクの上の灰皿はすぐに山盛りになったから、一日に何度か捨てに行かねばならなかったが、それを面倒とも思わなかった。

 

列車内の禁煙もほとんどなかった(その頃までは禁煙車という言葉さえなかった)ので、旅の中でも出張の移動中も、平気でたばこを吹かしていた。公共の場でも気にすることはなかったはずだ。

 

夜は飲み会や一人呑みが多かったが、そこでも酒と友に煙を体内に入れていた。それでも、一日何本までと決めていたので、そこまで吸い終わるとあとは別に欲しいとは思わなかった。

 

そんなヘビースモーカーだったが、やめると決心してからは本当にやめてしまった。でも「吸うか?」と言われて差し出されたたばこは、一切断らなかった。

 

実はそれまでにも何度か禁煙にはチャレンジした。10度とは下るまい、大体は三日坊主かそれよりも短かったように記憶している。意志が弱かったわけではない、余りに「たばこを吸う」意志が強かったのだ。

 

家を新築した時だけ、家の中で吸うことはやめた。会社の中で壁や天井が汚れているのを見ていたせいもあり、新しい家を汚すに忍びなかったからだ。

 

そんなわけで39歳での禁煙は画期的ではあったが、別に気負いもなく周りもしばらく経ってから「あ、禁煙したんですか?」と聞いてきたくらいだ。頻繁にたばこを買っていたお店の主人が嘆いたくらいではないか。

 

だから、その後の禁煙・分煙化の急速な浸透浮いても特別な感想もなかった。列車が完全禁煙になろうと、いろんな建物の中や屋外が禁煙になろうと、我関せずという感じだった。

 

ところが、今回の衆議院委員会でのとある代議士の「いい加減にしろ」ヤジには驚き、あきれてしまった。ヤジの相手は、こともあろうに国会が招いた参考人で肺がん患者の方だった。

 

当の代議士は「喫煙者の権利もあるのだ」という発想をされているそうだが、それを否定はしない。そういう権利があってもいいが、それ以上に非喫煙者の権利の方がこの際は極めて重いと思うのだが。

 

その出自を聞いてさもありなんと感じた。なんでも、九州大分を本拠地に、とくに西日本各地にファミレスなどを展開しているジョイフルグループの創業者一族で、現在も代表取締役(相談役)なのだそうだ。

 

このグループのことは不勉強でよくは知らないのだが、24時間営業店も多いとか、従業員が過労死したこともあるとかを耳にしたことがある。いわゆるブラック企業かと思ったりもするが、今回の発言は悪影響だろう。Photo

 

そこに働く社員の方がかわいそうになってくる。一生懸命にお客様のことを思って日々努力されている従業員の方も少なくないはずだ。その努力をいっぺんにふいにしてしまうなどとは、トップとは思えぬ馬鹿者だ。

 

実際にネット上では、かなり「炎上」しているとも聞いている。風評でとやかく言うことはどうかと思うが、代表者の蒔いた種が原因では、真面目な社員はいたたまれまい。

 

もっとも、これは想像の範囲なのだが、正規の社員より非正規の社員の方が圧倒的に多いのかも知れない。その区別はなく、働く仲間としてとらえれば同情に値する。

 

いずれにしても、この事件でかなり多くの客を失うことになるはずだ。第一、メインがファミレスであれば子供を連れた来客が多いはずで、そうだとしたら店内全面禁煙は必須だろうと思うがどうか。

 

それが「喫煙者の権利」などとほざいているのは、その神経や人格さえも疑ってしまう。彼にとって、会社・店は政治資金を生み出す道具にしか過ぎないのかな。これでは従業員が浮かばれまい。

 

来月は久しぶりに九州に足を踏み入れるが、ジョイフルとやらの看板を見たらきっと避けて通るだろうな。

女子児童殺人・死体遺棄事件に怒る

嫌な事件が起こった。まさかそんな事件が、自分の(家の)すぐそばで起ころうなどとは想像もしていなかった。腹立たしくも悲しいし、何より痛ましいとしか言いようがない。

 

事件の概要は、ニュースや報道番組で何度も何度も繰り返されている。「女子児童殺人・死体遺棄事件」という、捜査本部名(警察用語では「オフダ」というらしい)もつけられた。

 

始まりは5月7日の夜、10時半頃だった。普段私もよく利用しているJR越後線、そこで人身事故が起こったのだが、それは我が家からホンの100mちょっとのところだった。20180508_220014

 

もっとも、その時間私は風呂から上がってくつろぎながら本を読んでいた。電車は急ブレーキをかけたそうだが、その音は家の中では聞こえなかった。

 

しばらくしてからパトカーの音が何台か聞こえ、それでも「何かあったのかな」というくらいで、11時には寝床に入った。

 

翌朝起きてテレビをつけて、小学生の女の子が電車にはねられたことと知った。しかも、線路に横たわっていたという、そんなことってあるのかという思いだった。

 

痛ましい事故だなぁと思いつつ、まさかそんな小さい子が「自殺」はあり得まいという認識だった。ランドセルもそばにあったというから、遅くまで何をしていたのかと思っただけ。

 

そうしたら、その内に電車にはねられた時点ですでに死んでいたらしいということが伝わり、しかも司法解剖で絞殺だと分かったことで大騒ぎになったわけだ。

 

要するに、下校の途中で誰かに「拉致」され、そして間もなく絞殺された上で夜中の線路に放置され、電車事故に見せかけられたということなのか!?

 

電車がはねた地点は、西側が住宅地(小学生の自宅もある)で、反対側は私の家のある方だが、その辺りは浄水場・水道公園があり、両側とも線路沿いの道はない。

 

浄水場には夜間は入れないし、高いフェンスと一部は鉄条網に囲まれているので、そりらから線路に入ることはほとんど不可能なはずだ。

 

電車は下りの新潟行きが通過したがこの時には何位毎もなく、その8分後くらいに上りの内野行きが遺体をはねたことになる。この電車には私も時々乗っている。

 

犯人には土地勘がありそうだ、しかも8分という短い時間に線路に遺体を放置し逃走している。夜は人気のあまりない薄暗いところだが、見とがめられないこともない。

 

また車で現場近くに運び、短時間車を停めておいたはずだ。様々な要素をつないでいくと、犯人は近くに住んでいるのではないかと思えてくる。

 

これは極めて不気味で物騒なことだ。早く真犯人にたどり着いて欲しい。そして心から小さな子の冥福を祈りたい。

『働かせ方改革』法案が素通りしていいのか!?

大型連休に突入して、政治の世界も表向きは長いお休みに入ったようだ。おそらく水面下でのうごめきは続いているのだろうけど、今のマスコミにはそれを引っ張り出せるほどの力はないだろうし。

 

まぁ、何もないって考える方がおかしいわけで、長い休暇を利用して「海外視察」という息抜き旅行に多くの議員が出たり、そうでなければ地元の涵養とかをやっているのだろう。

 

そうでなくても開店休業の国会は、長い休みが明ければ残りの会期もいつしか迫ってくる。モリカケ&日報隠しにセクハラはどうなってしまうんだろう。

 

そんな下らんことで国会を空転させるなどとはと、知ったか評論家や有識者辺りがしたり顔で言っているが、これらは下らんことなんだろうかよ。

 

とうとう休み前にはやることがそこを尽きたのか、与党はパフォーマンスに余念がなかった。一つは委員会における時間の空費、何でも野党の質問時間はキチッととっているというフリをするのだそうだ。

 

馬鹿馬鹿しい、それなら野球で敬遠するのにボールを一球も投げないという方が、よほどマシだと感じた。それで野党に非難の矢を向けようというのだろうが、そんなパフォーマンスに付き合う馬鹿がいるとでも思っているのか。

 

二つ目は、(力のない)国対委員長の解散を匂わす発言、あれはやらせだろうという指摘もあったが、まぁせいぜいそんなところだろう。前回の総選挙からたったの半年あまり、本気で言っているとは思えない。

 

もし本気だとしたら、野党も小馬鹿にされたものだ。選挙準備ができていないのは与野党共に同じ状況だろうから、やっぱり田舎芝居にしか過ぎないわけだ。

 

で、大型連休に庶民を酔わせておいて、休みぼけになったところで『過去のこと』は記憶の彼方に押しやってもらうことにして、「働き方改革」とか次のものを取り出していく。

 

それでもさかんに突っ込まれたら、また解散総選挙をちらつかせていく。何しろ解散総選挙をやっても、与党は少し議席を減らすだろうが十中八九勝つだろうしなぁ。

 

で、「働き方改革」法案とやらだが、その説明書きを眺めて感じたことは、やたらと「いいこと」が書いてあるなということだ。新薬でもサプリでも栄養食品でも、やたらとその効能ばかりを書き連ねたものは眉唾だろう。Photo

 

とにかく「いいこと」ばかりが書いてあるのだ。考えなしに読んでいけば、これをやればいいじゃないかと、思ってしまう人も多いだろう。確かに大企業の経営者や、大企業の多くの勤労者はいいかもしれない。

 

だが明らかにこの法案は「働かせ方」改悪法案だ。大企業の勤労者も、心しておかないと気がついたら辛い状況におかれる恐れがある。また企業数の99%、労働者総数の60%たる中小企業にはどうなのか。

 

おそらくこの法案も、十二分な審議はされないままに、ちょこっとだけ修正を加えたくらいで可決されるだろう。可決後は官僚たちの運用に任され、気がついたら労働者の多くが不利を感じることになっているだろう。

 

こうなること、昨年の解散総選挙で国民が選んでしまった道なのだということを、しっかり考えよう。アホなマスコミに振り回されない確かな目で事実や正論を確かめて、自ら意思を主張していきたいものだ。

国民に顔を向けていない証人喚問

佐川前国税局長の証人喚問がとりあえず終わりました。結果は予想通りでしたが、皆さんはどういう感想を抱かれたでしょうか。

 

佐川さんは理財局長から国税局長という財務省の「王道」を歩かれ、おそらく何もなければ次かその次の事務次官になられたことでしょう。

 

しかし、その道を絶たれて今日は『無職』の立場で喚問の場に立たれました。悔しくはなかったのでしょうか、省庁のトップともいうべき財務省の王道を歩んでこられた身として、そして人間として。

 

その心を推し量ることなど、凡人の私にはとてもできませんが、もし私がその立場であったとしたら、忸怩たる思いで胸が張り裂けそうになったのではないかと。

 

そして、佐川さんの今日の喚問での発言で、胸をなで下ろした人はきっと多いのではないかと推察されます。きっと佐川さんの発言通り、アベさんやその周辺は直接的には何も言わず、行動せずだったのでしょう。Photo

 

分かりませんよ、でも私にはそのように思えます。でも「忖度」です、それが働いたのでしょう。働いた結果として、間違いなく何人かの官僚たちが動き、書き換えてはいけない書類を書き換えたのです。

 

何もなくて、書類が自動的に書き換えられるなど、あろうはずがありません。間違いなく誰かが、それもほぼ100%の確率で、財務省理財局あるいは近畿財務局の役人が書き換えたのです。

 

佐川さんは、書き換えられたその時点では知らなかったのかも知れません(事実は分かりません)。しかし、きっと書き換えられたという事実をその後早い時期に知ったことでしょう。

 

しかし、彼は今日そのことについて「刑事訴追を受ける可能性がある」ということで、一切の発言を拒み続けました。平然と拒んだとは思えません、きっと心の中ではもやもやがあったのでは?

 

彼はそれで役人としての矜持を守ったと思ったのでしょうか、そうだとしたらとても残念なことです。なぜ彼は、国民の方を向かなかったのでしょうか。

 

国民が知りたいと思っていることについて、彼はついに口を開こうとはしませんでした。そのことによって、次には何が待っているのでしょうか。

 

おそらく、財務省理財局の中での粛正が始まるのではないでしょうか。そうだとしたら、佐川さんが守ろうとしたのは理財局の部下たちでもなかったと言うことになります。

 

彼は国民にも目を向けず、その知りたいことを知らせず、そして本来守るべきであった部下たちをも切り捨てたということにもならないのでしょうか。人間の道とは思えませんが、どうでしょう。

 

これでアベもアソウも守られました。多分その周辺や、アベアキエも。

 

それが許される世の中って何なのかなぁ、忸怩たる思いです。

速やかに歩を進めろ、笑っている場合じゃない!

国会が揺れています、それも激震です。

 

森友問題、財務省が文書書き換えを認めるといわれていますが、その陰で近畿財務局の職員が自殺という悲しいニュース。

 

人が犠牲にならないと「先に進まない」のかこの国は!?って思いが駆け巡ります。これまでも、同じようなことが起こったことが何度も何度もありました。

 

誰かが責任をとって辞めればいいというものでは、もちろんありません。佐川(国税庁)長官の辞職で幕引きにならないことを祈っています。

 

中には、「くだらない」ことで国会が空転するのはけしからん、税金の無駄だなどとおっしゃる方がいますが、では森友問題の中身は税金の無駄ではないと?

 

森友だけではない、カケ問題もありましたし、スパ問題も解決したとは思っていません。おそらくこれらは、表面に現れてしまった問題に過ぎないのでしょう。

 

目立っていないことがまだまだたくさんありそうです。それらがなぜ起こるのか、本質を変えなければ税金の無駄遣いがこれからも繰り返されることでしょう。

 

とはいえ、いつまでも国会を空転させるべきではないことも当然のことです。あまりに無力な野党が、鬼の首でも取ったようにはしゃぐのもどうかなと。

 

少数だからこそやれることがある、そのくらいの気概を持ってやってほしいもの。

 

一気に解決などという幻想は抱きませんが、速やかに歩を進めてほしい。ただそれだけを願うものです。

 

少なくとも「笑っている場合」じゃないですよね。Photo_2

ビジネスライクに見ても不可思議

大相撲である。と言っても私は全くの門外漢なので、あれこれという立場にはない。どちらかといえば野次馬なのだが、それにしても訳のわからないことが多すぎるので書いてみることにしたわけである。

 

具体的な事実は(これもあくまで実際に見たわけではないが)、二次会という酒の席で横綱日馬富士が、後輩関取である貴の岩の態度に激怒して暴力を振るい、大けがをさせたということ。

 

そして、そばにいた横綱二人(白鵬と鶴竜)が中に入って止めようとしたが止めきれなかったこと。最終的には止めたが、大けがを負わせるまでは傍観的であった可能性も残る。

 

貴の岩は師匠である貴乃花親方に、最初は事実を報告せずにいたが、さすがに大げがを負っているので親方は警察に被害届を出した。

 

貴の岩は巡業中だったが、翌日の相撲にも出て取り組みをこなしていたが、やはりけがの具合が思わしくなく欠場を余儀なくされた。

 

数日後に警察から相撲協会に被害届が出たことと事件の概要が伝えられたが、巡業部長である貴乃花親方からは報告がなかった。親方は警察からの連絡が行くはずだと考えていた。

 

一連の事件はここから大きな広がりを見せていくわけだが、その辺りはすでに周知のことが多いので省略しよう。いずれにしても、結果として日馬富士は自ら引退した。

 

日馬富士の親方である伊勢ヶ浜も理事を辞任して降格になった。白鵬と鶴竜は減俸処分を科せられ、八角理事長も給与返上となった。そして貴乃花親方も理事・部長としての責任を問われ降格処分となった。Photo

 

ビジネスライクに考えてみよう。ある部門のリーダーが大きな過ちを犯したが、その時に共に業務を補助していた先輩・後輩リーダーは、結果としてその過ちを止められなかった。

 

過ちを犯したリーダーは辞任し諭旨免職となったが、後付けで「退職勧告相当」とされた。その上司(部門長)も監督責任を問われ、役員と部門長を自ら退いた。しかし現場の業務は続けている。

 

同じ現場にいて、加害者となったリーダーを保管すべき立場であった二人も責任は問われたが、地位はそのままで減俸処分だけがなされた。

 

その過ちで、別部門の担当者が大きな被害を被り、業績が下がって大きく評価を下げられた。救済処置はされるようだが、実力で取り返さないとさらに評価が下がるだろう。評価は給与に反映される。

 

しかも被害を被った担当者の上司である部門長は、役員と担当業務の長を辞任することを勧奨された。しかし彼はそれを蹴って、結果として解任されることになった。ただし現場の仕事はそのままである。

 

おかしいだろう、と感じる方も多いのではないか。少なくとも私は冗談じゃないという思いだ。別に貴乃花親方の肩を持つ気もないし、もっとやり方があっただろうという思いもある。

 

それを差し引いても、今回の処分は納得がいかない。加害者側の管理監督者と、結果としてほぼ同じ処分だというのは極めておかしい。あるいは、加害者を本場所の土俵にそのまま立たせていた責任は?

 

報告義務を取り立てていうなら、当事者の日馬富士やそばにいた白鵬、鶴竜の責任の方が大きいだろう。

 

また貴の岩にしても、被害を被った時点の地位が保全されてもいいんじゃないかとかんじるのが、どうだろうか。いずれにしても加害者と被害者、双方に課せられた事後処置のバランスが悪すぎる。

 

やはり、相撲協会という特殊な環境にこそ問題があるのではないかと、素人目にも映ってしまうようではだめだろうな。初場所からの客の入りに影響が出ないか心配だ。

くれぐれも貴の岩を置き去りにしないよう

大相撲の世界が大揺れに揺れている。暴行事件が起こったのはもう一月半も前だが、いったいどういう結末に向かうのか、私のような門外漢には想像もつかない。

 

ハッキリ言えることは、いついかなる場合にも「暴力はだめだ、許されない」ということだろう。後のことは枝葉末節だなどとは言わないが、根幹ではないはずだ。

 

とするならば、40日以上も経過して当事者たちへの処分がハッキリと出ていない、というのはいかがなものだろうか。当事者とは、引退した日馬富士であり、そばにいた白鵬と鶴竜の両横綱だろう。Photo

 

間接的には、間違いなく暴力を振るったという日馬富士の親方(伊勢ヶ浜)も、監督責任は免れまい。少なくともその4人については、厳重な処分が出て然りと思うがづか。

 

日馬富士については自ら引退しているから、という意見もあるようだが、それは違う。確かに引退することによって失ったものは大きいだろうが、その行動(暴行行為)がもたらした負の影響は甚だ重い。

 

昨日の横綱審議委員会の臨時会でも、そのあたりの指摘があったようだが、さも当然だろう。その後開かれた臨時理事会では、白鵬と鶴竜への減給処分も決まったらしい。

 

あとは貴乃花親方の事件対応に対する評価だろうが、私はとんと興味がない。ハッキリ言えることは、私が彼の立場であったら、あのような姿勢や行動はとらないだろうということ。

 

あれでは、余計な摩擦と誤解を招くだけだろう。それ以上の評価も感慨もない。

 

改めて分かったことは、相撲協会なるものの旧態依然とした体質だな。公益法人であり、莫大な興行収入を上げている法人にしては誠にお粗末だ。

 

その昔、もう何年前だろう、まだ我が家にテレビがなかった頃だから60年近く前だが、近所の空き地(小学校運動会などでも使われていた)に、大相撲の興業がやってきていた。

 

千代の山とか鏡里とか、そういった横綱がいた時代だっただろうか、初めて相撲取りを目の当たりにして、そのでかさに驚いたものだった。

 

いくつものテントが張られていたが、その隙間から中に入ろうとしてつまみ出された。今から思えば、土地の顔役というか地回りのような連中、暴力団的な組織も絡んでいたのではないか。

 

その時代から、今はどこがどう変わったというのだろう。本場所でもまだ、昔ながらの状態が残っているというが、地方場所(巡業)ではもっと顕著なのではないか。

 

そうでないことを祈りたいが、今回の暴力事件とその対応を見る限り、大きな変化があったとは思えない。その中で孤軍奮闘しているらしい貴乃花親方には、エールを送りたい気持ちはあるが。

 

最も大事なのは、被害者である貴の岩のケアだろう。状態が伝えられていないので想像するしかないが、身体的にも精神的にもどん底にあるのではないか。日馬富士が引退したことへの悔恨もあるだる。

 

彼が置き去りにされないことを、心から祈りたい。その一点だけなら、貴乃花を支持してもよいのだが。

「謙虚」の意味が変わったのかと思ったよ

総選挙が終わりました。事前の大方の予想通り政権与党側の圧勝、いわゆるアナウンス効果なるものは全般的には起こりませんでした。

 

しかしながら投票率は余り上がりませんでした。期日前投票の数はかなり多かったようですが、当日は台風21号の影響も少なからずあったのでしょうか。

 

気に懸かるのは、若い人の投票率。18歳の投票率は平均より少し低かったくらいでしたが、19歳のそれははるかに低く、3人に2人は投票しなかったようでした。

 

積極的に棄権をしたというよりは、総選挙の意味をキチッと理解していない若い人が多いというも言えそうな感じですが、私などの門外漢には分かりません。

 

選挙が終わって、報道番組では様々な識者が分析を行い、あるいはそれぞれの党の代表や当選者、落選者がこれまた色んな意見を述べていました。

 

聞いていて、誠にレベルの低い意見が多いなぁと感じたのは私だけではないでしょうね。

 

笑止だったのは、現職閣僚たちの閣議後のインタビュー。半数の大臣が「謙虚に」という言葉を使っていたようですが、いったい彼らは謙虚という言葉をご存じなのでしょうか。

 

ある辞書には、「控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。」とありました。彼らにどの部分が当てはまるのでしょうか。

 

選挙中はいくらかそういう姿勢をとっていたかも(見せかけていたかも)知れませんが、支持者の集まりでお礼を言上したまででおしまい、になどならないように願いたいものです。

 

第一、「すなおに相手の意見などを受け入れる」というのは、選挙前のたとえば「モリカケ問題」への対応を見ても、にわかには信じられません。

 

それともホントに心を入れかえるのでしょうか。謙虚の反対は?尊大でしょうか、あるいは傲慢とか横柄とか、何だか選挙前のあの人(たち)に当てはまりそうなんですけど。

 

もう一つは、希望の党とやらの失速ですね。告示前のキックオフの時には勇ましかったのに、日を追うごとに希望がしぼんでいく感じで、そういえば希望の「希」は「希薄」にも使われていますねぇ。Photo

 

そのようになった原因を追求する声もありますが、経営コンサルタントという立場でいえば、やはりトップの責任に至りますね。トップ、すなわち小池ゆり子さん。

 

結党発表の時には格好良かったですが、だんだんと馬脚を現してきてしまったのはザンネンです。その第一は、自らが首相候補と名乗れなかったこと。そのためには立候補が必要だったわけで、都知事を捨てることへの民意の反発を考慮したのでしょう。

 

しかしながら、戦略を貫くのだとしたら都知事は捨てるべきだったでしょう。もちろん反発の強さは強大だったでしょう、けれども本気を感じて支持も増えた可能性がないとは言えません。

 

あとの「さらさら(ない)」発言や、「排除」発言は付けたりのようなものでした。ですが、とくに「排除」はマイナス言葉として、使うべきではなかったでしょう。

 

その他に言いたいことも多々ありますが、何より小選挙区制は日本(人)には合わない、やめましょうよ。

選挙を通して国民が議論などできるか!?

明日28日に開かれる臨時国会の冒頭で、衆議院が解散されることが確実だ。任期は来年12月までだそうだから、14ヶ月ほど短縮となる。

 

で、話題に上がっているのが解散の「大義」だが、そもそも解散に大義など要るのかという意見もある。首相の専権事項など憲法のどこに書いてあるのか、といったことはともかくとして、これまでの慣行は「首相の好きな時に解散する(できる)」だった。

 

だから、大義などと大上段に振りかぶらなくても、要するにアベが「自分の都合のいい時だから解散する」のだろう。

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でもそうなると格好がつかないから、世の中の人たちが「大義」と勘違いしてくれそうなお題目をいくつか並べたらしい。それを突っ込まれたら、自分は「大義」だなどと名付けたことはないと開き直るのか。

 

衆議院選挙は言うまでもなく、政権選択の選挙だ。衆議院の多数党(一党の場合もあるが、連立多数の場合もある)が以後の政権を担う。我々国民はその選択を選挙に託すわけだ。

 

だから、この選挙は『戦略』すなわちこれからの国家戦略を選ぶもののはずだ。

 

アベは、この選挙で消費税の使い道や北朝鮮を念頭に置いた安全保障について、国民の信任を得たいと言っているが、そのどちらも戦略ではなく戦術レベルの話だ。

 

第一、解散するという発表の中では、憲法改正のケの字にも触れなかった。それってアベの最も重要なポイント、核ではなかったのか。まぁ、それはおいておくとしよう。

 

何より訳の分からないのは、選挙を通して「国民が議論する」のだという発言だ。アホも休み休み言うものだ。いったいどうやって、国民が議論するというのか。

 

議論するのだというなら、国民の代表たる議員が国会という場で議論するのが当の然だろう。そのくらい、子供でも知っている常識じゃなかろうか。

 

それを臨時国会は開くが、議論を一つもやることなく、解散のセレモニーだけをやるというのは、国民を馬鹿にしているとしか思えないのだがどうだろう。

 

この選挙、10日の公示で22日の投票になるようだが、その12日間の選挙戦の期間中に、どこでどのように国民が議論するというのか。政党や候補者の一方的な主張を聞いたり読んだりはできても、それ以上のことはほとんどの国民ができるまい。

 

その主張も、途中からはほとんど名前の連呼だろうよ。

 

結果は22日の深夜までには明らかになるだろう。多分今のところ、そうなる公算が強いが政権与党側が勝つだろう。少なくとも第一党は自民党であろう。

 

つまりアベが『勝つ』シナリオができていくのだろう。勝ったら、自分の「大義」が支持された、信任を受けたと大きな声で叫ぶに違いない。

 

「大義」の最後の方に付けたりのようにくっついていた「モリカケ」問題も、みそぎを受けたということにしてしまうのだろう。

 

戦術的勝利だろう、しかし相変わらず戦略は置き去りにされたままだ。それが見えていて、投票に迷う国民の身にもなってみろというもんだ。

お彼岸入りなのにまた怒っちゃいました

お彼岸入りですね、もうすぐ秋分の日。

 

世の中はもう選挙モードに突入、「正式決定」前だというのにお忙しいことです。

 

そんな中で、余裕のヨ党は毎回恒例の失言ラッシュになってきそうな予感。

 

早速に党の要の幹事長がやっちゃいました。曰く、「モリカケ問題なんて小さいこと」って言っちゃいましたね。

 
あらら、小さいことだったんですか。だから、閉会中審議とやらにも後ろ向きだったし、ヤ党の臨時国会開会要求にも梨の礫だったんだ。

 
何億も何十億も不明朗な税金の使い方をやっていて、それが小さな問題ですと。責任あるヨ党の幹事長とは思えぬ無責任発言。

 
ところがこの発言が、ちっとも「炎上」しないんだなぁ。庶民感覚もおかしくなってきているのかなぁ。不倫には大騒ぎしても、税金には無関心?

 
狂ってきているんじゃないの、日本が、日本人が。

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だいたい、内閣ってこの間改造をやったところでしょう。何ですって、「仕事師内閣」だそうでしたね。でも仕事らしい仕事をやったの?

 
ヤ党に「しごと、しない、かく」ナンテ揶揄されてますが、どうなんでしょうね。

 
このモード切り替えで分かったこと、2年後の秋に消費税が10%に上がるってこと、再認識しましたよ。

 
その使い方について問うのが今回の争点だって? ボケてんじゃないの、アベは。

 
また、怒ってしまいました。

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