プレミアム・フライデーまで秒読みだぁ

いよいよ、明後日が始めてやってくる例の日です。

 

プレミアム・フライデー、月末の(最終)金曜日に定時より早めに退社し、買い物や旅行を楽しんでもらい、結果として個人消費を増やそうという試み。

 

今月24日がその最初だが、企業側の対応もどうもまちまちな様に思える。というより、戸惑っているといったところか。どうもな

 

その狙いはというと、こうである。

 

個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すことで、

 

 (1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる
 (2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる
 (3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる

 
どうもなぁというのが、私の正直な感想だ。確かにプラスの影響もあるだろうが、それって広がりを持つとは思えないんだなぁ。
Photo
 
今回の第1回目は、何となく最初だからというので少し盛り上がるのかもしれないけれど、3月4月となっていくと、どうなんだろうか。

 
びっくりするほどの個人消費アップは、とてもないんじゃないか。

 
尻すぼみにならないことを祈ってはいるけれど。

メール案内の暴力はこりごりだよね

メール案内やメルマガが毎日いくつも届く。真面目に数えたことはないのだが、おそらく100通近く着信していると思われる。

 

PCの方ではメール設定を頻繁に更新しながら、見たくもないものは「迷惑メール」に振り替えてしまっているが、タイトルだけ見て中身を見ないものはなお20通以上ある。時には見たい情報も送ってくるので、入り口でオミットできない。

 

ネット注文したり、宿泊のネット予約などをした際に、ご案内を送りますがいいですか?とのメッセージが出ていたりするが、気を付けていれば『要らない』をチェックするのだが、つい忘れてスルーしてしまうこともある。

 

でもほとんどの場合は、送られてくるメールにたいてい「配信停止」の案内がある。それをクリックして、二度と届かないようにもできるので困ることは少ない。

 
携帯電話やスマホの方にも、PCよりははるかに数が少ないが、それでも毎日いくつかのメPhoto ール案内が入ってくる。スマホはPCとリンクしているので問題はない、困っているのは携帯電話だ。

 
ざっと5社のメールが入ってくる。その内4社は一応必要メールと意識しているので良いが、残り一つは読む気も起らないので配信停止したいと思っていた。

 
それは日本で一番売上高の大きい、某家電量販店だ。ありていにいえばヤマダ電機だ。長岡在住時代から長い付き合い(ざっと25年以上)で、けっこうよいお付き合いをしてきたと思っている。

 
ところが昨年からいろんな問題が発生した。ポイント会員なのだが、使っている携帯でポイントが使えなくなった。さらに携帯変更しても、状況が変わらなかった。

 
さりながら、案内メールだけは毎日数通届けられるので煩わしい。ポイントが使えない(貯まるだけは貯まるのだが)ならヤマダで購入する必要性は少ないし、案内も不要だ。

 
そこで配信停止をしようとした。ちゃんと停止への案内もあるし、すぐにできるのだろうとクリックしてみた。ところがこれが、サッと簡単にできた、とはいかないのだ。何だか訳の分からぬサイトに誘われる。

 
実はこれを数回繰り返して頭にきた。当然、その間の通信費用は私持ちだからだ。停止できればまだしも、結局「分からない」でそのままだ。

 
こうなったら力づくだ、と友人たちにも意見を求めたが、意外とたくさんの仲間が同じように困っていることが分かった(ヤマダだけではないが)。

 
最終的には、携帯での「メール拒否」設定をした。一両日メールが届かなければ、成功したということになるだろう。

 
いずれにしても、同じようなことで腹を立てている人も多いのではないか。若い人なら何でもないことでも、高齢者やネット音痴には困っている人が多いだろう。

 
お客様のことなど、大して考えてはいないんだなということだけがハッキリ分かった。

恵方巻は伝統的行事ではない?

昨日は立春、暦の上では春ですが北国の春はまだまだ先のようです。それでも、青空の雰囲気は気のせいか柔らかになったようにも感じます。

 

その1日前、つまり一昨日が「季節を分ける」節分でした。節分は本来各季節にあるわけですが、昨今は初春前だけがクローズアップされて、節分と言えばこの日という感じにいるようです。

 

で、節分と言えば豆まきと恵方巻に代表されます。豆まきは古代中国から伝わったそうですが、平安時代頃から一般的になってきたようです。かつては弓矢で邪気をはらっていたのですが、いつしか大豆を蒔くようになったとか。

 

鬼というのは邪気の象徴であり、大豆は「生命(力)」の象徴らしいですね。しかも炒り豆に限りますが、これは生豆だと拾い忘れた時に芽が出てくるのは縁起が悪いのだそうです。

 

豆まきはこのように古代日本で行われてきた伝統行事ですが、もう一つの恵方巻の方はPhoto ハッキリしません。諸説ありますが、関西方面から始まったことは間違いないようです。

 

しかしいつ頃始まったのか、どこから始まったのか、どうもはっきりしません。ちなみに私は大阪生まれの大阪育ちですが、大学卒業の頃まで恵方巻を知りませんでした。少なくとも我が家では、伝統行事ではなかったようです。

 

一説には、江戸時代の末期に浪花の商人たち、とくに船場商人たちの間で縁起担ぎという形で始まったということですが、確証はありません。

 

商家の旦那衆がお茶屋で芸者と遊ぶ際に、太巻きを芸者衆に咥えさせたナンていう話もありますが、これは俗説としか思えません。そういうお遊びもしたかもしれませんが。

 

それでも、80年代頃から大阪や京都方面では、「丸かじり寿司」として一般家庭でも食べ始めたようです。それが恵方巻という名で全国に広がったのは、セブンイレブンの商略でした。1998年だと記録されています。

 

また一説には、海苔業界の拡販戦術だったとも。いずれにしてもあっという間に大流行になったのは、バレンタインのチョコレートとか、昨今ではハローインのお祭りなどと同根でしょう。日本人はノリやすいということ。

 

今年は(もちろん何年も前からあったのでしょうが)、スーパーやコンビニチェーンなどで店員たちに「ノルマを課す」ことが問題になりました。販売数目標を設定するのは悪くはありませんが、それをバイトも含めて従業員に押し付けるのはねぇ。

 

私の友人の間では、「今年はもうやめた」などという声も聴かれました。中には1本2千円を超えるような「豪華な」恵方巻もあるとか、味わって食べる、感謝していただくという食の心に反すると思いますがね。

 

ま、私はいただきましたが、安い丸かじり太巻きを。

真珠湾に出かけてなぜ会津には行かないのか

アベさんがハワイ、真珠湾を訪れてアリゾナ記念館で追悼の献花を行った。立派な演説も行われ、ハワイのみならず全米での評価も高かったようだ。

首相として初訪問かと思ったが、訪米の帰途などで(当時は飛行機の航続距離が短くハワイで給油が必要だった)、3人の首相が真珠湾の傍までは行ったらしい。吉田茂、鳩山一郎、そしてアベさんの祖父に当たる岸信介。さぞ、アベさんもご満悦だろう。

戦後70余年、真珠湾攻撃から75年を経過しての訪問、もちろんそれなりの大きな意義を認めないわけではない。対米的のみならず対外的に、評価も上がったことだろう。それはそれで良い、成果は素直に認めよう。

しかし、アベさん、いや、アベよ!(彼の方が年下だから呼び捨てもいいでしょう)

訪問して追悼、慰霊すべきところ、そして心から謝罪すべきところはもっともっと身近にあるんじゃないのかな。日本の国内に。それは会津だ、会津若松でしょう。

明治維新(本当は御一新というのが正しい)に際して、西軍とりわけ長州の奇兵隊と名付けられていた部隊の連中が、二本松でそして会津若松で何をやったのか。戦後の明治政府が会津藩に何をやったのか、歴史をきちんと理解するというのであれば、Photo そこのところもちゃんと学び知るべきだろう。

奥羽越列藩同盟の藩に加えられた、武士道の風上にも置けない仕業、それはハッキリ言って筆舌に尽くせないものがある。ようやく最近になって、色々なことが明るみに出て、表で語れるようになったことも多い。もちろん、一方からだけ見ることは危険だが、それにしてもひどすぎる。

だいたい長州藩(正確には藩とは言わない、防長毛利家かな)は、一時ではあれ朝敵であったわけだ。偽の密勅を画策したり、志士と称して今日の都でテロを行ったり、挙句には御所に大砲を打ち込んだ(届かなかったが)わけなんだから。吉田松陰を、志士という名のテロリストたちの親分だとまでは言わないが、あれは本当に正しい教育だったのか。毛利家重臣ですら持て余していた(が、明治以降は「先生」になった)。

伊藤(俊輔のちの博文)も井上(聞多のちの馨)、あるいは高杉(晋作)にしても品川御殿山の英国公使館に火を付けたり、松陰ご本人も幕閣要人暗殺を企てた。義弟の久坂(玄随)も禁門の変の主役なのだが、その松陰(長州では先生と呼ばねばならぬ)を尊敬してやまないアベ。

歴史から学ぶことが多いというアベなら、奥州鎮撫軍の参謀・世良修蔵がなにをやって、どういう末路だったかご存じだろう。そして会津若松に攻め込んだ西軍部隊が、どんなに卑劣だったかも。新政府とやらが、会津武士たちを斗南という寒冷不毛の地に「流刑」したことも。ちなみに斗南とは「北斗七星の南、すなわち地の果て」の意とか。

もうやめよう、年末の締めくくりにふさわしくなかった話題だ。しかし、なんとなく浮かれているアベや、その取り巻きや政府要人たち、そして西軍が模様替えした新政府とやらから今に引き継がれている「歴史教育」を、疑問にも感じていないあなたに、ちょっぴり辛口で迫ってみただけだ。

2017年が良い年でありますように。そして正しい歴史が伝わりますように。

書く気も起らぬが書いておこう

大きな期待などしてはいなかったけれど、終わってみたら「ああ、やっぱりなぁ」という感じがしたのではないでしょうか。たぶんこのようになるのだろうなと、考えていた通りに終わったのだから良し、とはいかないですよねぇ。

日ロ会談、「シンゾウ」「ウラジミール」と呼び合ったそうだが、それがなんぼのもんじゃい。半歩は前進したなどというつまらんアナリストもいるようだが、半歩前進どころか、ある意味Photo では後退したんじゃないか。譲歩や妥協を強いられていたのは、どう見ても日本の方であったし、外交下手の本性が見事に表れた感じで情けない。

日本の外交下手は今に始まったことではなく、おそらく古代からの伝統だと思うのだけど、とくに昭和以降はひどすぎないか。といっても、外交をつかさどる外務省とやらの連中には、蛙の面に小便のようだが。

もちろん、外交は外務省だけがやるのではなく、政府だけがやるものでもないのだが、頼りにならない政治家よりはマシだな、と思わせる力もないのはガッカリだな。

なんだかこれ以上書く気も起ってこない。それでいて、相変わらずアベ内閣の支持率が高いそうだ。そりゃぁそうだろう、民主党政権へのトラウマがそのまんまに放置されていて、後継の民進党やらは今回の国会でも醜態をさらけ出している。レンホーなどにも期待はしていなかったが、見事に期待を裏切らないドタバタぶりだ。

衆議院の解散はどうやら少し先になりそうだが、それとて「今選挙をやったら、(過半数を割り込むのではなく)2/3を維持できないから」といわれている始末だ。それだけバカにされても、ぐうの音も出ないだろう。

民間人は、社会の片隅で精いっぱい努力するのみだな。

プレミアムフライデーとかという堕落の道

プレミアムフライデーなどという制度を試行してみようという。2か月に一度くらい、月末金曜日を15時までの仕事で切り上げ、早く帰ろうということらしい。早く退社して、買い物をしたり飲食をしてその分個人消費を増やそうというのだそうだ。

確かに、GDPの60%を占めるとも言われている個人消費が、ずうっと伸び悩んでいることは承知しているのだが、こんな小手先のことで回復したり増えたりするなどと考えているのは、かなりお目出度いのではないのか。

まぁ、効果が全くないとは言わないけれど、どうもこの国の役人どもやトップ層の人間たちは、頭のネジが緩んでいるか、数本足りなくなっているのではないか。アメリカのブラック・Photo フライデーあたりを真似たのだろうけど、こんなキャンペーンで何がどう動く?

おひざ元の役所は喜ぶだろうな。ただでさえ、時間を超えて働くなどとはとんでもないと思っている階層だし、給料がそのままで仕事時間は僅かでも短くなれば、そいつは御の字だ。まず役所が率先してやってやろうとでも、考えているのだろう。

しかし、そうは問屋が卸すだろうか。月末の金曜日がどういう日なのか、愚かな役人どもは分かっているのだろうか。現場を知らない、浮世離れしている学者センセーや、自分の意思で働く時間がどうにでもなる財界のおっさんたちが、深い考えもなく決めようってんだろう。

例えば銀行屋さんなどはどうだろう。月末金曜日などは残業をしても、仕事に追い付かないのではないか。月末に走り回ることの多い中小企業の社長や社員はどうだ。16時までやっているはずの、郵便局も15時でやめちゃうのか。

とくにその日の次が土日で「今月は終わり」などとなったら、混乱が見えるようだ。何にしても「あんまり働くなよ」ということなのかどうかは知らんが、時間給とか日給月給の人たちはどうなるのか。

休日・祝日も多く、全世界的にも「働かない」日本人を、ますます働か無くして浪費だけさせようというのは、無理押ししているカジノ法案にも通じる精神があるやに思える。

おいらは働くよ。そして使う時にはドカンと使うよ。

カジノ法案をホンマに通してしまうんか?

アイアール法案ってなんや? ええっと、、、Integrated Resort の略やそうな。どう訳す?統合型リゾート(法案)ちゅうらしいで。いったい、なんや、それって。複合型観光集客施設とでもいうのやそうやで。

なんでも横文字にすれば良いってもんじゃないない上に、どうもその目玉というか、何で儲けるかというとカジノらしいんやな。それならスンナリ「カジノ法案」と呼びゃあエエもんを、わけのわからん横文字でごまかしやがって。

その法案が衆議院(の委員会と本会議)で強行採決されたとかで、またえろう揉めてるみたいやな。この間はTPPで揉めて、次は年金の改正(改悪?)とかで揉めて、まだあるんかという感じやけど、カジノ法案じゃ通りが悪いわけやな。

確かにマカオやシンガポールにはそういうのがあって、えらい繁盛してるとは聞いてる。マカオには、もうだいぶん前になるけどカジノに行ったことがある。シンガポールに行った時Photo にはまだできてなかったのかな、なんでもその統合型施設の中では収益の80%がカジノやそうやないか。

日本でもそのつもりなのかな。大阪の松井知事はんがえらい熱心に推進を叫んどるそうやけど、地盤沈下した大阪をナントカ盛り返そうと言うんやろうな。その主旨は買えるけど、カジノを大々的に政府や地方自治体公認で作るいうんはどないやろな。

要するにカジノっちゅうのは博打場やないか。平たく言えば賭場(どば)やろう、パチンコも似たようなものやが、動く金の量が天地の差やろなぁ。賭博を奨励するっていうわけなんかいな。すでに都会には、そういう施設ができるを見越して、たとえばルーレットのディーラー養成学校なるもんも、できとるんやそうな。

まぁしかし、そんな学校行きたい言うて生徒が進路指導の先生に相談したら、先生はどう答えたらエエんやろかいな。

カジノはどうやって儲けるんや? ありていに言えば「負ける人がぎょうさんおるから儲かる」ってわけなんやろ。カジノが金を発行しているわけやないから、誰かの金が誰かに流れていく、前者が多数で後者はほんの一握りで、その流れの中に手を入れて儲けを掬うわけやろ。

そうまでやって、発展をしたいんか、松井はん!「3年待ったんや、急いでるんやない」とうそぶいとるが、そうやこの法案は以前に一度廃案になったんや。それがまたゾンビのように生き返って、その上に強行採決や。本会議もその伝でいくんやろな。

公明党もだらしないな、創価学会は反対しとるで。自民党には若手議員も、母親議員もいてるはずやけど、健全な若者の未来を思うたら賛成できるんかい? しかも今回法案は骨格だけや、中身はこれから議論するやて。どうせ、世間知らずの役人があれこれごった煮にして「ハイこれ」って、出してくるんやろな。

あぁあ、日本の未来は暗~いわ。。。

ねぇ、私は間違っていますか?

この国は何かが狂ってきている、どこかがおかしくなってきているようだ。以前からいろんな人がそのように言っているのだが、最近も私の頭では理解不能な事件が起こっていた。伝聞情報なので詳しいことは分からないが、どうも次のようなことらしい。

とある都会のマンションでのことだが、年配の人(つまり大人)はエレベータかに乗り合わせた子供に、挨拶の言葉を投げたところ、返事がなくて気分が悪かったというのだ。ここまではどこでもありうる光景なのだが、マンション住民の会議で、そういうことなら「挨拶をしなCwawtflucaenua0 い」ことにしようと決めたらしい。

その引き金になったのが、小学生の親からの提案だという。子供に、知らない人から声をかけられたら逃げるように教えているので、「マンション内では挨拶をしないように」取り決めてほしいというのだ。

そこへ、上記のような年配者からのアクションがあったので、満場一致で「挨拶をしない」ことが決まったのだという。いったいなんだよ!?って感じた私は異常ですか?

教育者である森信三先生は、子供たちに教えるべきは、そして小さな子供の時から励行すべきことは「あいさつ・返事・後始末」と言われた。この3つに、もう一つ「立腰」ができれば申し分がないと。私自身も、自分の親からは口酸っぱく言われて育ったし、子供にもとくに挨拶だけはやらせたし、今は孫にも実行させている。

会社でも、上から下から皆でということで、上司も部下もない、先に声をかけるのが挨拶の基本だということを実践してきた。この春まで住んでいたマンションでも、積極的にこちらから挨拶していた。子供たちにももちろんだし、小さな子供たちも元気よく、挨拶を返してくれた。これが自然の姿だと思うのだけど、間違ってる?

朝起きたら、家族に「おはようございます」から1日が始まる。近所の人にも、もちろんのことだし、玄関やトイレの履物はどこでもいつでもそろえておく。我が家の孫などは、保育園から戻ると(一緒に戻ってきても)ちゃんと「ただいま」と言って玄関を入るし、靴をそろえないと上には上がらない。

家庭教育は3歳までがキーポイントだと言われたのは、ソニーの創業者・井深大さんだったかな。そういう3歳までの教育ができていない親が、そういう親を育ててしまった大人が、この国をどんどんダメにしているのか? そうでないと信じたいがなぁ。




ビジネスでホテルを利用する客の嘆き

日本を訪れた海外旅行者が、今年はすでに2千万人を超えたとのこと、喜ばしいことなのかどうなのか。いわゆる爆買いは減少していて、購買金額はやや下がっているそうだが、業者のほくほく顔は続いているのだろう。

観光目的地が、相変わらず東京周辺や京阪神に集中しているようではあるが、それも少しずつ様変わりして、頑張っている地方都市もあるというのは嬉しいことだ。これからも古い日本らしさを求める海外客、そして海外にない日本を求めてくる旅行者が増えていくのは、望ましいことだと思う。

しかし、しかしだ、上記のような大都市圏に観光客が集中することによって、ビジネスで都市ホテルを利用する身にはいささか望ましくない状況が、ここ数年で起こってきている。これからそれが地方都市などにも増えていくとすると、ちょっと困りものだ。

私が毎月のように利用するのは、東京都内や大阪、そして神戸市内のシティホテルやビジPhoto ネスホテルだが、かなり先行して予定が決まっているところは何とか予約も確保できるのだが、ギリギリにならないと予定が決まらない場合はかなり苦労しているのが実情だ。

とにかく仮の予定を入れておいて、後からキャンセル可能な範囲で調整することにしているが、とにかく面倒であるし、ホテル側にもいささか迷惑をかける感じで心苦しい。そうはいっても、泊るところを確保しておかないと動けないし、大事な予定を変更するわけにもいかない。

その上に季節や曜日によって、宿泊料が高騰する状況が起こってきているのは、何とも腹立たしい。背に腹は代えられないから、予約が確保できればしょうがないと思うが、常と同じサービスのままで宿泊料が1.5倍や2倍以上になるのは許しがたい。

もっとも、ホテル側の言い分は経営コンサルタントとしてよくわかるのだ。実は、予約を断ることによる利益ロスの大きさを考えると、料金を上げざるを得ないというのは、計算上その通りなのだ。しかし、それはあくまでサービス提供側の論理であって、お客側の立場にはない。

そして此の後、政府はもっと海外客を招き入れたい方針らしい。なんでも2倍の4千万人くらいは受け入れたいそうだが、まさか現状のままということはあり得ないが、ますます予約確保が難しくなり、料金高騰の動きも加速しそうに思える。東京五輪まで4年、今以上の危機が訪れないことを願いたいのだが。

とりあえずは、明日の内に来年2月までの宿泊は確保しておこう。予定が入りそうなものはとりあえず入れておいて、きちっと管理しておけば大丈夫だろう。



反原発の主張を県民は良しとしたぞ

新潟県知事選で、野党系候補の米山(隆一)さんが、告示前の予想を覆して当選した。泉田前知事が四選を断念したところで、与党系の森さん(前長岡市長)が圧倒的有利と言われ、民進党は候補擁立を断念、他の3党(共産・自由・社民)に推された米山さんが、民進党を離党して立候補したが出遅れは否めなかった。

何しろ森さんは、長岡市長17年の実績、特に町の中心部活性化に腕力を発揮し、全国市長会会長も務めていたし、県議の大半が支持、自民・公明が推薦という圧倒的有利の中で、当初は間違いなく独走していた。

米山さんは北魚沼・旧湯之谷村の出身で、灘高校から東大というエリート、医師であり弁護士でもある。かたや森さんも長岡高OBで官僚(旧建設省)出身でもあり、地元での知名度ははるかに高い。私はどちらもよく知っているが、会った回数から言えば森さんの方だ。

米山さんはこれまでも何度か選挙に打って出たが、その都度所属政党が違っていたし、全て落選の憂き目を見てきた。次の衆院選挙では、民進党から立候補することも決まっていたが、現職には敵わないという見方が強かった。

それが急遽の立候補で、野党3党が推薦したとはいえ、おひざ元の民進党は自主投票を早々と決め、また連合は森さんを推薦した。しかし告示後、じわじわと支持の差が詰まってT_img_3081 いくのを感じた。投票日1週間前には、大接戦ということにまでなった。最後の最後にレンホウが、米山サイドの応援に駆け付けたのは、まさか「バスに乗り遅れるな」ではなかっただろうな。

与党側は大詰めに党の大物を送り込んできたが、実際には予想以上の大差(6万票余)がついた。新聞やテレビが報じたように、それは「柏崎刈羽原発再稼働に対する姿勢」の差だった。森さんも終盤「原発再稼働には慎重に対処」と言い出したが、泥縄だった。米山さんは、前知事の姿勢を継続することを当初から言い続け、それを県民の多数が支持した。

選挙戦当初は、「原発は争点にならない」という声が多かった。もちろん、選挙のプロや政治評論家どもの言葉だ。しかし、投票するのはシロウトの大衆なのだ。どっちかを選ぶだけのことなのだ、そんな単純なことがプロには見えてない。

正直言って、米山さんに投票したわけではないというシロウトも多いはずだ。森さんではいずれ再稼働に舵を切りそうだという思いが、次善の投票行為となった。AでなければBしかない、という選択だったかもしれない。

先だっての鹿児島県知事に当選した三反園さん、そして今回の米山さん。原発立地県の大衆の思いを読み間違えると、大きなしっぺ返しに合う。すべてがそうだとは言わないが、せいぜい政治家センセイは心してかかってほしいものだ。

今回のことも一地方のことに過ぎない、国政の方向には影響しない、などとは決して思わぬことだ。第一、方向というが、明確な国家戦略が見えていないのに何を言うかって感じだ。これから、米山さんの一挙手一投足に、それに対する政府や与党の反応に注目していこう。

より以前の記事一覧