科学性と正規分布

今回開催された柏崎MG(佐々木杯)、3卓17名という人数は西先生のMGとしては最高に贅沢な時間となりました。


西先生の講義が第1期からバッチリ、私もマイツールのことや、(戦略)マンダラの話を少しだけさせていただきました。さらにはルール説明等が延命さんとあっては、参加された方はまさにラッキーカードでした。


MG思想の中に「科学的(科学性)」ということがありますが、今回もその真髄を耳にできました。


「知らない」あるいは「分からない」と、ハッキリ口にできるというのが科学的であると。なるほど、だから『教えない、教え合う』なのだと納得ができました。


また最近はワインバーグの『科学の発見』の話を基に、ガウスの言葉「その学問が科学的かどうかは、その中に数学はどのくらい含まれているかどうかだ」を引用されます。


今の会計、つまり600年も使われ続けている右左会計(財務会計・制度会計)は科学的ではない。戦略MQ会計の経営方程式(PQ=VQ+F+G)によって、初めて会計が数学化されたのだと。


それはホントによく分かります。なにより右左会計には、Q(数量)の概念が欠けていますからね。


さてゲームの展開ですが、4期と5期では青チップのサイコロ振りになりました。


いずれも3個を次繰りしていましたが、4期は成功ゼロとなって結局青なしを貫きました。5期は1枚だけの成功で、こちらは特急を1枚積み増ししました。


結果としては青なしの4期がP=28円(最後まで28円カードで売り抜き)、そして青2枚にした5期はP=27円(26.9円)でした。青の少ない方がPが高い、環境・条件は違います(メンバーは5人が同じ)がそういうこともあります。


最終的に自己資本はトップになりましたが、色んな反省が伴う途中経過でした。20191113-150216


久しぶりにリスクカードの洗礼に狼狽えかけました(笑)。得意先倒産に不良在庫が連続発生、そして終了少し前の縁故採用等々。幸い気持ちが萎えることはありませんから、すぐに立ち直りましたが。


グラフは美事に正規分布、他の2卓についてもほとんど同様の正規分布でした。MGの「理想形」と言えましょうか、インストラクターはこのような形になるように、ゲームを進行していくことが求められます。


もちろん参加メンバーにもよるのですが、その意味でも大いに学びの多かった2日間でした。


なお、佐々木杯のクリスタルについてはとっても重いので、2年連続で主催者の川口さんにお預けしました。ありがとうございます。

佐々木さんの心を継いで

波穏やかな日本海、青い海の向こうに佐渡島が見えています。


佐々木杯・柏崎MGが昨日から始まりました。かつては真冬の1月開催でしたが、大雪などで交通が寸断されることがあったりして雲煙も大変ですので、昨年からは11月の平日に代わりました。


そういいうこともあり、西先生の地方MGとしてはこじんまりとしたセミナーですが、その分中身の濃いものになるはずです。昨日も第1期から西先生の講義をたっぷり聴くことができました。


今日も3卓17名のメンバー、夕方まで充実の時間を過ごします。


朝の第4期は波乱の幕開けになりました。C卓からA卓に上がってきたシミズリョウコさんが青チップ6枚、そこでサイコロ振りになり、私は次繰りの3枚がそのまま凍結になりました。


ザンネンながら戦術の見直しを迫られたわけですが、それもまた愉しという感じでいきますかね。


どういう流れを作りましょうか、ワクワクします。そう、流れは自ら作るものですから。

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心の充足と充実その確信

西研MGシニア研修、金曜日から始まって今日がもう最終日。


三浦海岸は早朝雨が降っていたが、この時間はやんできて空も明るくなってきている。


対岸の千葉県はまだ霞んでいるが、少しだけ見えるようになってきた。このまま穏やかに時が過ぎてほしい。


今回の学びの目的は、20190928-102504


MGの思想や目的について、最近語っている自分の言葉がちゃんと道理にかなっているのか、


開発者の思いにキチンと沿っているのか、ということの確認。


初めてシニア研修を受けたのが1988年7月の神戸。MGの社内インストラクターになるために課された課題。


新鮮だった、愉しかった。西先生の言葉が何でも吸収できた。


しかし生半可だったなと今では思う。その年の秋から社内MGを始めたが、しゃべっていた言葉は借り物の言葉。


ゲームをする、それをインストするということだけで精いっぱい。その時はそれでいいと思っていた。


それから31年、自分の言葉で語れるようになって何年になるだろう。


MGは経営や会計のゲームというだけではない、ゲームという戦術を利用した人間の、あるいは企業のコンサルティング。


ようやくそのことが腑に落ちてきたのが数年前。今回はそのことへの再確認。


少なくとも、前回とは違うモノをしっかりと感じている。


成果大。確信した2日間、そして今日はその総仕上げ。


充実している。

今週末は西研MGシニア

台風17号が速度を上げて日本海を北東方向に進んでいます。生暖かな強風が吹き荒れる秋分の日、日中はフェーン現象で、猛暑日になるところも出る予報です。


台風の後には秋の高気圧が進んでくるようですから、今週の後半はスッキリした爽やかな天候に変わることを期待しています。


そんな週末には西研MGのシニア研修に参加する予定です。これが何度目のMGシニア参加になるのでしょうか、最初の参加が1988年夏でしたが、それから1~3年に一度は出ていますから15回目くらいでしょうか。


一番最初は神戸(舞子ヴィラ)での受講でした。その後会場が熱海だったり御殿場だったりもしましたが、現在は神奈川県の三浦海岸に定着しています。前回は一昨年の10月末の受講でしたので、ほぼ2年ぶりということになります。


MGシニアはインストラクターコースとも呼ばれ、西研MGのインストラクターを目指す方には必修・必須の研修です。また免許期間は3年ですから、基本的には3年毎の学び直しが必要です。Img20190923_07164034


初参加の方にはすぐに本免許は渡されず、もうしばらく基本のMG(MGジュニア研修)を「あと何期」受けるようにというように、仮免許が渡されます。


私の体験からシニア研修の意味を考えてみますと、単なるインストラクターコースではない真の意味に気付かされます。すなわち、MGの思想や哲学であり、西先生がどのような思いと願いでMGを創られたかということに触れることなのでしょう。


通常の研修(西研MGジュニア)では、参加人数も多く時間も限られていますし、初MGや初心者も多いこともあって、基本的なことやルールの解説以外に、なかなか上記のようなことを詳しく講義される時間がありません。
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これに対してMGシニア研修は3日間の合宿、学びと交流の時間もたっぷりあります。戦略MQ会計のプログラム(BASIC)を自分のポケコンに入力すること、マイツール(PC)の基本演習も加わり、その気があればすぐに実務で使えるプラスアルファも。


参加者の多くが、自社でのMG研修のインストラクターを目指しておられます。中には地元でセミナーを開くことを夢見ている方もいらっしゃることでしょう。その目標や良しです。


ただ、前述のようにこの研修で本当に学ぶこと何なのか、そこを見誤らないように願っています。特に大事なポイントは「思想」です。これこそがベースであり、常に意識しておいてほしいことだと私は思っています。


だからこそ、私は3年を待たずに確認のために、さらにはまた新たな気付きを求めて参加しているのです。あるいは私とは異なるMG体験、経営体験をされた方からその情報を得たいから。


一度(MGシニアを)受けたらもういいのだ、というものではないことを少しだけでも分かっていただけたらと、その辺りの気持ちも伝えていくことができたら幸せなことです。


今回は、素敵な地元のMGシーガル仲間、加瀬すみ子さんと西尾覚さんとも一緒に参加します。最高の3日間になりますように。

11月仙台MGで1400期かなぁ

木曜日の内に、長崎から神戸に飛んできました。

昨日から3日間は、今回遠征の第3ミッションである神戸でのセミナーです。まずは脳力開発講座・神戸での最終講で、まとめは田上康朗さんに特別講演をお願いしました。

さらに今日から、土日はキャッシュフロー経営セミナー(CFMG)、今回は参加人数が少ないのですが、その分時間をかけてプラスアルファのことができると期待しています。

さて、一昨日まで2日間の長崎MGでは、いくつかの目標を作っていましたが、さすがに全部の達成は無理だったものの、ほぼクリアできたと自分を評価しています。

まず一つ目はA卓にこだわること。次の第6期まで維持すること(すなわち4A)はできませんでしたが、これはここのところの常です。少なくとも3Aまでは維持できていますから、良しとしましょう。

今回の特長は、毎回違った態勢(人員、機械、そして戦略チップ)でのゲーム展開であったことです。
 ・第2期 2人体制/小型機械/黄チップ1枚のみ
 ・第3期 3人体制/中型機械/チップは黄1枚+赤特急1枚
 ・第4期 3人体制(ただし後半に1人退職)/大型機械/チップは黄1枚+青3枚(内特急2枚)
 ・第5期 3人体制/大型機械/チップは黄1枚+青1枚

第3期は終了寸前の「得意先倒産」リスクで僅かな伸びに留まりましたが、それも含めて毎期自己資本を伸ばすことができて、最終的には分社まであと一歩の574(第5位)でした。Photo_20190906071601

毎期態勢を変えたのは周囲のメンバーの状況に対応してということでしたが、トップは狙わないので第5期も製造6個・販売5個体制を維持していきました。しかもただ1人青1枚なので狙うは名古屋市場のみ。

優勝あるいは上位を狙うのであれば、ここは機械の増備と残した次繰り青2枚を出してさらに特急1~2枚増、赤特急チップも必要で、せめて7個売り体制をとる必要があったでしょう。

ただ、そこまでやろうという気は全くなかったので、マイペースを貫きました。反省するとすれば、4期でのチップ次繰りに赤を加えるべきでした。ザンネンながら行数が足りませんでした。


今回の長崎MGでは第2期から5行カット、3期は30行、4期35行、そして5期も40行でした。そんな中でPQ2000前後を売る方はすごいなぁと感じます。


ところで今回のMGで通算期数は1382期になりました。つまり残り18期で1400期の節目を迎えます。次の受講は今月末の三浦MGシニア、ここでは多分4期のMGとなるでしょうから1386期。

その後は10月末の軽井沢MG、11月の地元新潟・柏崎MGですのでこれで1396期になる予定。となると、節目はその次のMGで迎えることになるでしょう。

予定通り順調に期数を重ねることができれば、11月の仙台MGにて到達します。ということで、体調に気を付けながら1つの目標を目指していきます。

志(こころざし)と想い

週間予報にずっと雨マークが並んでいる越後。昨夜からもう降り出し始めて、夜中は一時強く降っていたようです。今この時間は小康状態ですが、県内でもゲリラ豪雨的に降るところもあるようです。


そして九州、特に長崎・佐賀・福岡あたりは「線状降水帯」というのでしょうか、ゲリラ雨がしかも長い時間続くらしいということで、かなりひどいことになっりつつあるところもあるようです。まだ安否云々の段階ではないとしても、仲間たちが心配です。


実は私も週末から福岡、佐賀、長崎と遠征を予定していますので、これからの天候を気に掛けながら「無理をしてもやるべきこと」と、「無茶をしてはいけない」ことを区別しながら、しっかり判断して行動しようと思っています。


さて、先週の長岡・米百俵MGには、地元はもちろん全国からたくさんの皆さんに長岡の地に集っていただき、心から感謝です。というよりも、感謝の言葉以外には思いつきません。


本当にありがとうございます。
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皆さんの感想文を読ませていただいて、ずっと続けてきて、さらに今回も開催することができて佳かったなと強く感じています。


正直なところ、途中で挫折しそうになったこともありました。心が折れそうになったこともあります。


参加者が思うように集まらず、半数以上が(当時の)当社の社員さんや地元メンバーで後は数名だったこと。中越地震の翌年で、復興途上の中で開催して良いのかと悩んだこと。


親会社に戻れと命じられ、今後の長岡開催がどうなるかと憂えていた時に、「(長岡で)続けていけよ」と背中を叩いてくれた山ちゃん、そしてたくさんのシーガル仲間たち。


長岡に不在の年には柏崎の皆さんが「長岡MG」の名で開催を引き受けてくれて、しかも開催1ヶ月前に中越沖地震が起こって甚大な被害を受けた中で、開催を意思決定し火を消さないでいただいたこと。


どんな時にも支えてくれたのはMGという素敵な学びを共有してくれる仲間であり、何といっても開発者である西順一郎先生でした。


その西先生の講義のお話がじんと心に響きました。


中でも、MGはゲームと経営学と会計学との融合体だけれども、そのベースに思想がなければならないというお話がズシンときました。頭の中では感じていたこと、分かっていたつもりだったことですが、本当に分かっているのかとガツンときました。


西先生の旧著である『知的戦略の時代』あるいは『思想ある経営』の中でも、さりげなく書かれていたことを思いだしていました。


さらに私の頭の中では、その「思想」という言葉が志想」、すなわち『こころざし』と『おもい』に聞こえていました。自分は本当にその二つをキチンともって歩んできたのか。重い問いかけでもありました。



でも、やってきたよと答えていました。自信を持って答えていけるように、これからも学び続けます。もっとたくさんの方とも交流していきます。新たな決意、志と想いを新たにしてくれた2日間でした。


感謝。

脳力開発講座・東京第2講開講

先週金曜日の夕方から、梅雨空のお江戸に来ています。


土曜日から2日間はキャッシュフロー経営セミナー(CFMG)、そして今日は脳力開発講座です。連続3日間のセミナー、昨年から始めましたがさすがに体力的にはこれくらいが上限でしょうか。


東京であれば往復に要する時間は実質で4~5時間ですが、神戸や福岡セミナーの場合は時間的にも距離的にも増えますから、移動の時間を有効に使うことのほか、昼寝の時間にも充てるといいようです。


というよりも、特に戻り道は体の方から要求が出て眠っていることが多くなりました。年齢のせいでしょうかね。今日の帰り道はどうでしょうか、きっと過半は寝ての移動になるでしょう。


さて、本日のセミナーは脳力開発講座、東京では4月の開講でしたから今回が2回目。テーマは「いつも進歩発展を目指す姿勢をつくろう」、すなわち現状打破についてです。


その反対は現状維持ということになりますが、実のところ口では現状打破を唱えながら、やっていることは現状維持という例が非常に多く見られます。特に経営者と話をしていると、会社を発展させたいという方がほとんどですが、その割に実際やっている内容はそうではない。


あるいは、セミナーや講演会に出て講師の話を聞き、とってもいい話を聞いたのでぜひ当社でもやってみよう。そのように思われる方、実際に感想を書かれる方も多いのですが、さて本当に実行されているのでしょうか。


どうですか、やっていますかと話を向けると、いやなかなか時間がなくてとか私の会社とは状況が違うからなど、様々な弁解言葉が出てきます。さらにはやるように指示はしたが社員が動いてくれなくてと、他人のせいにしてしまう。


脳力開発は頭で理解することが目標ではありません。学んだことを現場で実際にやってみる、社員に任せるのではなく自らやって見せて組織を引っ張るくらいでないと学んだ意味がありません。


今回のテーマでも、ただ黙って座っているだけではその結果は現れてきません。まずはしっかりと、「やる」という意識を高め、行動に結びつけることです。その行動とは、手と足と口を動かすこと。


まずは講座の中のプログラム、ケーススタディのバズセッションで実際行動の一端を見せてほしい。その体験がまた、実際の現場で大いに役立つのですから。(写真は先月の神戸講座から)

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MGは奥が深いとつくづく思う

6月は研修の中で迎えた。青森県八戸市で開催された「うみねこMG」に、今年も参加してきた。

 

5月は連休明けから毎週、研修(MQ戦略ゲーム)のインストラクターが続いていたので、ゲーム参加の研修は4月以来であった。

 

実はこのMGでは昨年、一昨年と「優勝」しているので、心秘かに三連覇をもくろんでいた。ただそれは目標ではなく、あくまで結果としてそうなればということであった。

 

すなわち、今回の戦略はいつもと同様に「単年度であっても一度も赤字を出さない」ことであり、今年の入ってもこの戦略達成はずっと続いている。

 

その戦略の下で戦術を組み立てるわけだが、いつもならあまり明確な戦術は(手段方法)立てずに状況の流れで決めるのだが、今回は気分を変える意味もあって戦術を3つに絞った。

 

1つめは研究開発(青)チップを使わないということであり、その裏返しとしてその2、広告宣伝(赤)チップを使うということだった。さらに3つめとして、人(従業員)を2人に絞って増やさないということにした。

 

MG(MQ戦略ゲーム)は、青チップが有利に働くように作られている。これはMGの開発者である西順一郎氏がソニーの人であったことにも関係しているとも言われ、1つのビジネスモデルでもある。

 

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差別化という言葉があるが、価格競争力で差を付けるという意味でもあり、実際の仕事の中では自社に有利に働く付加価値を増大するという意味も大きい。

 

それに対して私の採った戦術は、真っ向から対抗することではなく「すき間」を狙って売る、それもあわよくば高い値段付けで売ることを目指すというわけだ。

 

結果をここで細かく紹介することはしないが、最終成績で言えば第3位であり、ザンネンながら三連覇はならなかった。単年度赤字はもちろん一度も出すことはなかったが、副次的な戦術で弱気になったことが「敗因」だった。

 

2日目の第4期は、こちらの意図通りにゲームが展開してずっと「28円」のプライスを維持して売り続けた。あともう少し販売数量を増やしたいところであったが、行数制限に阻まれた形だった。

 

最終の第5期、もちろん戦術はそのままで「9個売り」態勢を整えて臨むことにした。ここでも行数制限が加えられたので、生産体制を増大するかどうかを考えた。そのままでは「6個製造・9個売り」だ。

 

在庫はしっかりと持っていたので、設備投資をする余裕もあった。しかしここで迷ってしまったことが、結果論だが敗因につながった。やるべきだったと思う。販売数量にリンクすべきであった。

 

その結果として、材料供給がタイトになる時期が途中で2回あった。その為に売るタイミングを逸することにつながった。この期は大阪市場「23円」に特化することを選んだので、販売数量をもっと増やすべきだった。

 

もちろん全ては結果論で、機械を1台増やせば経費が人件費も含めてかなり増大する。それを果たしてまかなえたかとなると厳しかったかもしれない。だがやるべきだったと思う、意思決定を迷うべきではなかった。

 

逆転勝利は難しかったと思う、もしかしたら経費倒れでもっと悪い結果になったのかもしれない。それでも、「しまった」と思うことはなかっただろう。

 

判断と意思決定、ホントに難しいと思う。実際経営ならなおさらで、たった一つの判断ミス、意思決定の躊躇が最悪の結果を招くことも少なくない。そういうことを疑似体験で学べるのがMGだ。

 

明日から昨日の体験を生かすことにしよう、それが学んだことへの回答だ。つくづくMGは奥が深いと思う。

MGは期数、交流も期数。

この土日は企業研修でMGでしたが、今週末は自分自身の研修でMGに参加してきます。


MGを受講する楽しみは、私の中では3つあります。その1はゲームを楽しむことですが、毎回同じパターンでやるのではなく多種多彩に戦術を変えることが大きな楽しみです。「毎期赤字を出さない」戦略をどこまで貫けるかを目標に。


2つめは交流です。ゲームの場での情報交流はもちろんですが、終了後あるいは研修日前後での交流会にもできるだけ顔を出します。その交流については、もう少し書いてみることにします。


3つめの楽しみは、研修会場への往復の道のりです。最近は一人で行動することが常ですが、会社に在籍していた頃には可能であれば社員さんと一緒に出かけるようにしていました。彼らはもしかしたら迷惑だったでしょうか(笑)。


できるだけ遠くのMGに出かけるのが良いともいいますが、それはこの往復の時間が大切だということでもあります。とくに研修が終わってからの帰路には、振り返りもできますし、時には反省もあるでしょう。社員や仲間が一緒なら、共通話題に花が咲きます。
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そしてもう一度交流ですが、西研MG(MQ戦略ゲーム)においてはこの交流会をとっても重要だと考えています。シーガル仲間は「3.5期」と呼んでいますが、単なる呑み会でないことを確認しておきましょう。


もちろん話の潤滑油としてのお酒も要素の一つですし、私などは各地の美味しいお酒に出会えることも楽しみの一つです。しかし、交流会は一連のMG研修プラグラムの一環であり、初日と二日目をつなぐ結節ポイントでもあります。


つまり交流会自体も研修だという意識を持っていただきたいのです。共通の空間の中での学び、言葉や知識そして体験の共有、それらをさらに交流会という場で昇華していくのです。研修会場だけでは得られない親近感、さらに相手の体験や感覚も感じることができます。(写真は柏崎MGでの交流会)


ですから西研では、MGは成績より期数、期数より交流とも言っています。ただ私は、「成績より期数、交流も期数」という方がふさわしいのではないかと思っています。少なくとも「期数<交流」という位置づけではないと。


さらには交流を通じてもっと向上を目指す、ということが大事だと言いたいのです。つまり向上することが戦略であって、ゲームも交流会も手段=戦術であるということです。これをはき違えてはいけません。


というのも、昨今何だか交流をやるためのMG(とまでは思いたくありませんが)がありはしないかと、懸念しているのです。MGはあくまで会社を良くするための研修であり、体験の場であることを忘れてほしくありません。


では会社を良くするのは何のためか、それは一緒に仕事をする「みんなを幸せにする」という目的を達成するためです。その為に成果を積み重ねていくためです。その上でのMGであり、交流であることを意識していきましょう。

「心配性(心配症)」ではなく『心配り』を

何事にもマイナス思考をしてしまう人がいる。物事には両面があるのだから、時にはマイナスに向かうこともあるとは思うのだが、見ていると殆どがマイナス思考とマイナス行動だ。

マイナス方向に考えないといけないとでもいうのだろうか、それともプラスに考えると余計なエネルギーを要するとでも思っているのだろうか。ちなみにどちらに向かおうと、エネルギーは同じようなものだ。
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そのマイナス思考の最たるものが「心配性」、あるいは「心配症」というものだろう。後者の方はもう病的に近いものだろう。取り越し苦労という言い方もあるが、やらなくてもいい苦労を背負い込むわけだ。

一方、心配とはホンの一文字違うだけだが、心配りという言葉がある。しかし、その中身は大違い、それこそ正反対とも言うべきものだ。心配りから心配につながることもあるが、それは前向きな心配だ。

心配りとはプラス思考と言ってもいいと思うが、それ以上に「相手中心主義」というのがふさわしい。相手のことを思いやる心だ。

心配りが意識の核となっていると考え方だけでなく、行動そのものも汎化していく。さらにはそれを目的としてやるわけではないが、自分にも必ずプラスがかえってくる。まさに、情けは人のためならずだと言える。

心配りには限界がない、何しろ前向きのプラス思考なのだから、やればやるほどに感謝される。感謝の方にも限界がないのだ。

卑近な例だが、セミナー(MG)参加者にもこの両方がいらっしゃる。単純にプラス思考、マイナス思考と言うだけでなく、相手のことや周りのことにまで気(心)を配っているかが成績にも現れる。

必ずしも成績が良いとは限らないが、一緒にゲームをしているそのグループ全体(の成績)が上がっていくという傾向が見られる。波及効果、あるいは波動が伝わるのだということなんだろう。

自分の会社に当てはめるとどういうことになるのか、これはもう自明の理であろう。心配りのできるキーマンがいるグループ(部門)と、そうでないグループとを比較してみるといい。

短期的にはいざ知らず、中長期に眺めていれば結果が見えてくるはずだ。いや、たとえ短期的な成果にも違いが見えるだろう。時間と共にその差が開いていくということだ。

あなたの会社には、そんな心配り(気配り)のできるキーマンがいるだろうか。そして社長のあなた自身も、そういうキーマンであってもらいたい。

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