充実の社員研修が展開されています

2月に入り、昨日から企業MG研修を行っています。社長を始め社員の方全員と来春入社予定の学生さん、そして社外からも多くの方が参加されています。

 

色んな会社の研修でMGを取り上げ実施していますが、この会社のMG研修は理想的と言っても言い過ぎではありません。

 

まずは社長自身が一緒に参加をされていることです。私も、MGや脳力開発の社内研修では、できるだけ社長や経営幹部の方が参加されるよう希望を申し上げます。

 

とっても高齢で無理だと思われるケースもありますが、そんな際にも代わりに後継者や幹部社員の方が参加して、一般社員と一緒に受講されることには大きな意味があります。

 

ところが、色々な理由を付けられて一緒に参加しないケースの方が多いのです。せっかく社員たちとのコミュニケーションの機会であり、また本音の姿が見られるのに残念です。

 

それはともかく、今回の企業研修の良さは外部参加の多いことです。社内だけでクローズして行うことも、もちろん悪くはありませんが、違った刺激を受けることも大切です。

 

私も可能であれば、またその必要性を感じた場合には、外部参加者を加えてもらうことを提案します。その方が「教育効果が上がる」という事実があります。

 

20190201_145033 社内のメンバーだけで続けた場合、どうしても成績の良かった人のやり方をみんなが真似をして、学びの幅が狭くなる傾向にあります。勝ち負けにこだわることも見られます。

 

あるいは馴れ合いになってしまったり、緊張感に欠けたりします。その意味でも、外部参加の方が一人でもいれば違ってくるのです。

 

もちろん社内メンバーだけでやれば、社内だけで使えるデータ・情報などを加えた研修を行うことができます。

 

またトップの方の考えや体験を講話していただくことも、社内メンバーだけならかなり突っ込んだ内容でやってもらうことができます。

 

様々なプラスマイナスを考えながら、何と言っても効果のある研修を盛り上げること、そして続けることが何よりも大事です。

 

今日は研修の2日目、どういうまとめの講義をしようかと思いを巡らせています。社内のメンバーに焦点を当てながら、みんなに分かってほしいポイントを話して参ります。

小冊子がようやくできました

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ようやくにして、小冊子『MGと脳力開発』が完成しました。

 

一昨年から書きため始めたコラムを、少しずつブログにアップしていたのですが、100回を超えたところで締めてみて、その内の2/3くらいを冊子にまとめました。

 

昨年の秋頃からコラムを読み返し、推敲してみて一部は書き換えたり、また一部は削除してみたりしました。本文78ページにまとまったところで、印刷製本を依頼しました。

 

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当初の部数も少ないのでオンデマンド印刷を選択して、約10日ほどで完成しました。できあがったのを見て、彩りもない上に本文にイラストや写真もなく、ウーンでした。

 

もうちょっと工夫をすれば良かったかなとも思いますが、他の人の書いたイラストを利用するには承認をいただけなくてはいけませんし、私には絵心もないですから。

 

そんなわけで、最初から最後まで文字がずらりと並ぶという、まことに色気のない小冊子ですが、自分の辿ってきた30年余の思いを書き連ねました。

 

私が感じたMGとは何か、脳力開発とはというテーマではありますが、決して目新しいものがあるわけではないのですが、MGを学ぶ方のご参考になれば幸いです。

 

そして思いとしては、MGを学び実業の経営や仕事の現場に活用したいと志を持つ方には、ぜひ合わせて脳力開発を学んでほしいということがあります。

 

MGの中に脳力開発の思想・哲学が脈々と流れている、そのことを知っている方も今では少数派になりました。城野宏さんの名前も知らない人が大多数です。

 

その中に小さな石ころを投げ入れて、小さな波紋を起こしたい、そんなところです。

 

なお、今年の脳力開発講座(神戸・東京・福岡)では、この小冊子を副読本として使用いたします。講話の中でも詳しく触れて参りますので、予習・復習用という位置づけです。

 

なお、そんな拙い本でも読んでやるかと思われましたら、1冊1000円(税・送料込)で頒布していますので、メールやFBメッセージ等でお知らせ下さい。

人財づくりが仕事の土台です

おはようございます。新年、明けましておめでとうございます。

 

今年は己亥(つちのとい)の年。振り返ってみると、前回60年前は1959年、私は小学校1年生で迎えた正月でした。日本が高度成長に向かい始めた時代でした。A

 

今年のテーマは昨年末にも書きましたが、『氣愛を込めて自然体を貫く』です。一年の計は元旦にあり、思いを一新してこれに取り組んでいくことを誓いました。

 

まずは両親に新しい年を迎えたことを報告、感謝してスタートしています。仕事始めは明日からということにしています。セミナーの最初は10日からです。

 

仕事の柱は昨年に引き続いて三つの柱、公開セミナーと企業研修、そしてコンサルティングですが、土台にあるのは人財づくり(人材の人財化)です。


 
三つの柱のウエイトは毎年少しずつ異なってきていますが、今年はとくに公開セミナーにウエイトがかかります。それとともに、企業研修も増えてくるはずです。

 
公開セミナーは、とくに脳力開発講座がこれまでの神戸と東京に加え、6月から福岡講座を開始します。九州は以前に2日間の脳力開発セミナーをやっていましたので、ある意味復活です。

 
CFMGについても、従来の開催地に加えて新たに京都と福岡での開講が決まっています。いずれも地元の方の協力があってこそで、心から感謝です。

 
企業研修とコンサルティングは実は一体です。すなわち、コンサルティングの一環としてのMGであり脳力開発研修です。

 
コンサルティングについて言えば、私の強みは自分自身がかつて小さな会社の経営第一線に、16年余りも立って直接たずさわっていたということです。

 
しかも、それまでに大企業の社員も中堅企業の社員も管理職も、いわゆる企業マンとしての体験も一通りやってきたことが、他の方よりも一日の長だと思っています。

 
小さな世界での体験に過ぎないといってしまえばそれまでですが、様々な現場体験を通じて学んだことをベースとして、経営者の方の立場だけでなく、様々な立場での意見を伝えて参ります。

 
もちろん、それは公開セミナーの中にも活かしていきます。とくにMG/CFMGについては、30年以上学び続けて今もなお1人の参加者でもあるということが、大きな強みです。

 
そんなわけで、今年も1年間よろしくお願いします。

来年もまたMGシニアを受講します

来年6月末のMGシニア研修(三浦海岸)に、参加の申込をした。

 

前回の受講が昨年の10(11)月だったので、1年半ちょっとになる予定だ。3年に1度は受講のことということになっているが、機会を作れればそのチャンスは逃さないと決めている。

 

シニア研修のフル参加は多分、13か14回目になるはずだ。1日とか2日だけの参加も含めると、おそらく20回は超えているだろう。それだけやっても、いつも新たな発見がある。

 

だからこそ何度でも「門を叩く」わけだが、それにはやはり理由がある。

 

最初のシニア研修受講は、1988年の7月(神戸)だった。まだMGも50期体験前後の頃だ。いくらか分かった気になっていた頭を、思いっきり殴られた気分だったのを思い出す。

 

以来、ゴールを目指して突き進んできたわけだが、やればやるほどゴールが、いつも一歩向こうにあることを感じる。前回、昨年もそうだった。だからこそ、また参加するのだ。

 

最初のシニア研修を受講した後すぐに、自社内の社員研修MGのインストラクターをやったのだが、ハッキリ言って散々だった。

 

なぜか、「分かっていない」自分を発見して愕然としたわけだ。分かった気になっていた自分が恥ずかしかった。そんな自分が、人を教えられるのかと思った。

 

だから、それからも時間があれば、西先生を追いかけてジュニアコースを繰り返し受講した。当時は今のように各地で盛んにはやっていなかったので、可能なところへ出かけた。

 

おかげで先生からは「全国銘柄」とまで呼ばれるようになったが、学べば学ぶほどに、まだまだインストする力のないことを思い知らされた。

 

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社内MGでは、徹底的に西先生の真似をした、口まねまでも。各地のMGで、先生の代わりに色々とやらせていただくことができたのは、とてもラッキーだった。

 

その体験があるからこそ、今もそのペースを崩していないわけだ。正しいMGを、MGの考え方、思想と哲学を伝えていきたい。そこに自分の体験を付け加えて。

 

例えば、MGとMT(マイツール)との両輪を回し続けること、ポケコンもただプログラムを入れるだけで終わらせては惜しい。

 

これからMGシニアを受講する方は、そこのところもしっかり考え実行してほしい。そうでなければ、正法のMGは伝えられないと、私は思うわけだ。

売上高で比較しても始まらない


売上高は役に立たない。

 
これは、MGの開発者である西順一郎さんの言葉ですが、ドラッカーも一倉定さんも表現は違え、同様のことを言われています。

 
ところが企業の大半は相変わらず売上を追いかけ、(売上)規模の拡大こそが第一だという考えを基本に経営をされているようです。

 
昔、そんな話をあるセミナーでやりましたところ、ある経営者の方が「そうはいっても売上がなければダメでしょう」とおっしゃいました。

 
余りにポイントのずれた発言に一瞬返す言葉も思いつかなかったのですが、とりあえずは「その通りですね」とお答えしました。

 
要は売上の中身だということをお話ししたいのですが、その当時まだ若くて学びが足りなかった私は、反論の言葉を飲み込んでしまったのでした。

 
考えてみれば反論することでもありません。売上ゼロであることを前提としているわけでもなければ、形としては「売上」として表示されるだけのことですから。

 
「売上100万円」といっても、中身は全ての会社で異なります。100円の商品を1万個売って100万円、あるいは100万円のダイヤモンド1個を売っても100万円。

 
私の会社でも5万円のセミナーに20人参加いただければ100万円、50万円の企業研修を2つ実施すれば100万円。

 
問題はその中身です。100円の商品の原価が50円なら粗利益が50万円、ダイヤモンドの原価が70万円なら粗利益は30万円。ちなみに当社の場合は売上イコール粗利益。

 
だから、売上で比較してみたところで始まらないというわけです。視点を粗利益に移してみてはいかがでしょうか、しかしこれも『絶対』ではない。

 
詳しいことは、MG(MQ戦略ゲーム)セミナーの中で、ということにしておきましょうか。

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次の連載コラムに向けて

連載コラム『MGと脳力開発』も、一昨日で完載となりました。まだまだ完全ではありませんが、私の考え方を包み隠すことなく書いて参りました。

 

次はどのようなことを書いていこうかと、ただ今思案中ですが、いずれにしてもMGあるいは脳力開発に関わる内容になります。

 

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私がMGに出会ったのは31年前の1987年、そして脳力開発やマイツール(MT)との出会いは翌年の1988年でした。

 

その辺りの「歴史」を、振り返ってみようかと思っています。それらの出会いはまだ親会社で仕事をしている時代でしたが、学んだことを実際にやる機会は1990年になります。

 

すなわち、販売小会社に出向した時から始まります。ただ、「始まった」程度の生やさしいものではなかったことも事実です。苦闘とまではいいませんが、試行錯誤でした。

 

何もかもありのままとは参りませんが、もはや30年近く前のことですから、できるだけ事実に沿って自分(たち)がやってきたことを、書いていこうと考えています。

 

とりもなおさずそれが自分の体験史、企業人としての自分史にもなりますし、今の仕事にどうつながってきたのかという、自分自身の見直しでもありますから。

 

ただ事実をそのまま、たとえば数字などをストレートには出せませんので、そこのところはご了承下さい。可能なものは出して参りますので。

 

そんなわけで、来週から週2回くらいのペースで連載して参ります。タイトルもこれから考えます。またしばらく、お付き合い下さい。

 

よろしくお願いします。

MGはスパルタ(教育)である

MG(MQ戦略ゲーム)では、研修の最終プログラムとして参加者全員に感想文を書いてもらう。よほどの場合を除いて、必ずその場で書いていただくことになっている。

 

それを読むのもインストラクターの楽しみではあるが、時には厳しい意見や批判をいただくこともある。中には、こちらが気付かないようなポイントを指摘するものもあり、素直に取り上げて次に活かすこともある。

 

初心者の参加が多い公開セミナーで、よく書かれることがいくつかある。その一つは、「初心者とベテランの方の席を分けてほしい」であり、「決算の記入見本を配ってほしい」などである。

 

あるいは、「もう少しゆっくり進行してほしかった」というのがあり、同様に「(ルールなどは)ゆっくり丁寧に説明してほしい」というのもある。

 

一方で、「実際に(ゲームを)やってみれば分かると言われたが、その通りだった」という意見もある。決算書などの作成では、「ひとりで(独力で)最後までやれて嬉しかった」というのもある。

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これらの意見のベースにある共通のポイントは、表題にもある『MGはスパルタである』ということである。スパルタ教育というと、古代ギリシャの都市国家スパルタで行われていた厳格な(軍事)教育が語源だ。

 

MGもそうなのか? ハイ、そうなんです。

 

まず何よりも、MGの基本になっているのは「教えない、教え合う、紙は自分で」の三つである。最後の言葉は、自分のことは自分でやるということだと分かるだろう。人に寄りかかるのではなく、自ら動くということに他ならない。

 

教えない、つまりインストラクターはどうやったら売上が上がり、利益が確保でき、自己資本が上がるかということを、一切教えないことになっている。あるいは決算を、参加者に代わってやってあげるのは特別な場合に限られる。

 

その代わり、参加者同士で教え合ってほしいというわけだ。そんなこと言っても、全員が初心者ばかりでそんなことは無理だろうと、おっしゃる人も少なくない。ところがその認識は間違っている。

 

先日、ほぼ初心者ばかり156名のMG研修を行った。どうなるかと心配もあったが、とにかく参加者に任せてみようと臨んだわけだが、最初からもう「教え合い」が始まっていた。これは現場を見ていただくしかない。

 

ゲームにおいても、時には私を呼んで「これは何か」とか「こういうときにはどうしたらいいか」を聞くことはあるが、一度聞けば情報は共有され、別のメンバーと一緒になれば同じ場面が出れば、ちゃんと教えられるのだ。

 

決算書づくりも同じことだ。周りより先に分かった人が、そうでない人をフォローするのだ。たまには煩わしいなと感じても、尋ねられるのは「頼りにされる」ことで嬉しいことだ。それがまた励みになる。

 

初心者とベテランを区分けせずに、同じところ(ゲーム卓)でやらせるのも同様の理屈だ。初心者は最初はウロウロするだけだが、その内にベテランのやり方を見て気付く、時には真似をする。これが「芋洗い」教育だ。

 

社内研修でも、階層や役職で区分しない。上司も部下も、社長も新人も同じ場の中で磨き合うのだ。MGとは、そういうスパルタ教育なのだ。だからこそ面白く、苦楽を共有でき、お互いを知り合えると言えるのだ。

MGと脳力開発とはセットで理解して

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<連載コラム(102)>

 
 MGと脳力開発、私がなぜこのことにこだわるのか、単にそこに共通の思想・哲学(真理真髄)を見出しているだけではありません。

 
 会社再建という実務の中で、この両輪がキチンと機能しなかったら実現はなかったことを、自ら体験したからです。

 
 もちろん、西先生がMGを開発され発展させていかれるプロセスの中で、城野先生と出会われ、脳力開発を学ばれたことも一つの要因でしょう。

 
 だからこそ、MGの中には脳力開発の要素が至るところに盛り込まれている、そう考えているのです。

 
 そのことを伝える方が少なくなったなと感じています。私が城野宏さんに出会ったのはMGを体験する前でしたが、脳力開発を学び直すきっかけになったのは西先生でした。

 
 さらに具体的な学びに導いていただいたのは黒田さん(当時日本コロンビア)や、四国・瀬戸塾のMG仲間たちでした。

 
 城野宏さんが亡くなったのが1985年、もうそれから間もなく33年です。

 
 当時一緒に脳力開発を学んだ方も、年齢を重ねて実務から引退された方が多くなり、鬼籍に入られた方もおられます。そんな中で私が意識したことは、「伝えなければ」ということでした。

 
 このままでは、MGを知る人はなお増えていくだろうけど、脳力開発とセットで理解しようとする人はいなくなる。微力ではあっても自分にできることは何だろうかと。そんな思いで、日々キーボードを叩いています。
 
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MG(と脳力開発)だけで効果が出たのか?

台風24号が予想された進路を順調に(?)やってきている。先だっての21号と似たようなコースを辿ってくるようで、大阪は月に2回も大きな嵐にみまわれそうな気配だ。

 

早々と滑走路の閉鎖を決めた関空、計画運休に踏み切る鉄道など、教訓を活かした対応は素早そうだが、自然は人知を超えている、くれぐれも油断をしないことだ。

 

警察署から脱走した犯人も48日目にようやく捕まったらしい、それにしてもここまで逃亡を許すとはどうしたことだという思いだ。「間抜け」が重なった、気の緩みとしか思えないことの連続だった。

 

そんな中で明日からはもう10月だ、今年も残るところ3ヶ月、まだまだやり残していることもあるだろうから気を引き締めて最終四半期に向かうとしよう。

 

年末までには、新たなご縁をいただいた企業や団体の研修・セミナーがいくつかある。MGを初めて体験する人も多いだろうから、いかに伝えられるか私自身の真価も問われるところだ。

 

もちろん肩肘など張る気はないし、あくまで自然体かつ等身大ではあるが、伝えなければならないことについてはキチッと自分の言葉で伝えていく。20180929_135415

 

ある方からこんな質問をいただいた。

 

あなたは「MG(と脳力開発)で会社を建て直した、良くした」とおっしゃっているが、MGだけではないのでしょうと。その辺りのことを詳しく話してほしいと。

 

なるほど、質問の趣旨はよく分かる。確かにMG(と脳力開発)だけで赤字会社が立ち直ったわけではない。色んな要素がプラスに働いて実現したことも間違いない。様々な幸運もあっただろう。

 

失敗も積み重ねたが、その失敗を体験として活かしたことも数多くあった。逆にうまくいきそうであったのに、途中で断念せざるを得ないこともいくつかあった。しかし、挫折したとは考えていない。

 

それもまた過程の中では必要だったのだと前向きにとらえられた、私だけではない、一緒に「闘った」社員の皆さんもそうだった。一緒に苦楽をともにしたということが、もしかしたら一番だったと言えるだろう。

 

だから確かにMG(と脳力開発)だけで、会社が良くなったり赤字が解消できたりしたわけではない。しかし、MGを社員さんたちと一緒にやらなかったら、脳力開発で自分の行動をチェックしなかったら、できなかっただろう。

 

つまりMG(と脳力開発)は必要条件、必要な戦術だったことは間違いない。それこそ「使用前・使用後」ではないが、やる前と後とでは劇的に変わったのだ。社員さんの意識も行動も、そして会社の風土自体が。

 

私の会社には間違いなく特効薬だったが、あなたの会社にも劇的に効くとは言っていない。だが、試してみる価値は大いにあると言っているわけだ。やりもしないで、効能の有無を議論してみても始まらない。

 

だが、私の会社と同じような体験効果を実感された実例も、決して少なくは無いということを付け加えておこう。だまされたと思って、まずは一歩前に足を踏み出すことだ。

MG研修を通して全員経営を実現する

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ちょっと以前のことだが、ある会社から社員研修についてのご相談をいただいた。私も昔からよく知っている会社で、その当時から社員教育にはかなり熱心な会社だということで知られていた。

 

もっとも、当時から比べると社員の数も倍くらいになっているそうで、新入社員の導入教育はしっかりとやっているのだが、中堅社員や幹部社員の教育は外部の会社に任せることが多いという。

 

会社の規模が大きくなって仕事量が増えたことで、教育に割ける時間が年々少なくなってきているという。本来教育を担当させたい現場の幹部社員も、プレイングマネジャーとしてとても手が回らないのだそうだ。

 

その結果ということでもないのだろうが、ここ数年は売上も横ばいで利益の減少から、赤字になる年もあるという。前期3月末の決算も残念ながら赤字に終わったのだという。

 

ところが、幹部社員も含めて現場の社員たちにイマイチ危機感が乏しいようだと、社長はおっしゃった。赤字を出していてもこれまでの蓄積があるので、昇給や賞与もそれなりに出せているためなのか。

 

しかしこのままでは、いつか近い将来これまで累積してきた利益を食い尽くしてしまうだろう。そうなる前に手を打ちたい、それには幹部社員から意識を鍛え直すことが必要ではないかと。

 

たまたま、社長があるところで私の講演を聴かれたそうで、その話の中に出てきたMGや脳力開発という研修に興味を持たれたのだそうだ。

 

企画提案のオファーだったので、早速「幹部研修」としてのMG研修を提案することにした。とくにMGの人間教育的側面を打ち出し、そこに脳力開発の精神的姿勢の強化を盛り込んだ内容での提案を行った。

 

MGの人間教育的側面は『全員経営』というテーマに集約される。単に経営感覚を養うとか、経理計数に強くなるための研修ではないということだ。経営戦略の下で、自分で考え自ら行動する人材を作ることが目的だ。Img_8914

 

つまりこういうことだ。脳力開発では、人にはそれぞれ立場がある。たとえば、普段の生活の中では夫(妻)であったり、親であったり子であったり、会社では社長だったり課長だったり、というような立場だ。

 

その立場には必ず「役割」がある、付随している。会社の中の立場についてももちろん同様で、役割を果たしてくれることを会社は期待している。100%果たすことが基本だが、可能ならそれ以上の結果を望みたい。

 

理想的には自ら考えて、すぐに行動してほしい。もちろん、経営理念すなわち企業の(最高)戦略の「旗の下」にである。戦略をしっかりと理解した上で、チームや個々人が戦術を自由に駆使していく。

 

こういう姿が「全員経営」ということであり、その実現にはMG(と脳力開発)が有効な研修であることを提案した。ただし、じっくりと時間をかけて取り組んでいただきたいと。

 

昨今、いくつかの提案オファーをいただいているが、基本はこの時に組み立てた内容に沿って提案先企業の状況に合わせてアレンジしている。基礎に据えているのは『人間』だ。

 

MG自体が人間教育であるということ、人間主義とくに相手中心主義であることを理解した上で、社員教育に取り入れていただきたいと考えているところだ。