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VAN研(ヴァンガード経営研究所)

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<連載⑩> MG第2期は条件作りの実践訓練

さて、もう一歩話を進めていきましょう。条件(外因)の話をしましたが、条件は果たしてどうしようもないものなのでしょうか。既にある、与えられているものだから、自分の力ではどうしようもないものだと考えてしまってはいませんか。

  

実は城野宏さんは、『仕事をする』ことの本質・本体を次のように喝破しています。すなわち、主体者(つまりあなた自身)が、「既にある条件を」を使って、「まだない条件」を新たに作り上げていくことこそ、仕事なのだと。

 

他人が条件を完全に作ってくれないと、自分は何もできないし、しないのだという考えでいることが、人頼りの姿勢の人なのだと。

 
 

言い換えれば、条件(周囲の状況や環境特性も含めて)とは、「使うべきもの」であり、また「作るべきもの」だということです。この点を忘れてしまっていると、ただ流されるだけになってしまうのです。逆にきちんと習慣化できると、脳の力は大いに発揮されるわけです。

  

MG
で言えば、第2期はその条件づくりの最たる場面です。自分が思い描く第5期が終る時点から逆算して、会社盤の上をどのように組み立てていくか、まさにそれが条件作りです。

 

ですが、それが思い通りいかないからと言って、あるいはリスクカードばかりやってくると言って、あきらめますか?
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<連載⑨> 原因(内因)と条件(外因)とを明確に区別する

望ましくない、不満の状況に対しては、自ら変化を作っていかなければ流されるだけです。

 

自分から変化を作ること、すなわち行動することに他なりません。変化を作る行動に絡む要素・要因はたくさんありますが、それらを「内因」と「外因」に分けて考えることが有効です。


 
 

それらの要素・要因を、私たちは結果に対する「原因」だとひとくくりに考えがちですが、実は内因と外因とには大きな差があるのです。言い方を変えれば、変化の元になる原動力になるのが主因(主動因)であり、これが本当の原因=真因なのです。

 
 

主因あるいは真因は内因の側にあり、行動する主体者自身の脳(の使い方)にあるということです。反対に、外因の側にはないということです。外因は「条件」ともいわれ、条件は活用するものというのが脳力開発の基本的な考えです。

 
 

もう一度整理してみましょう。自分自身の中に主因がある、原因があるという土台をもって行動する人が、「自分で(主体的に)やる姿勢」の人であります。

 

反対に、自分以外の他人や周囲(環境)に要因を求める考え方に立っている人を、「人頼りの姿勢」の人だというのです。


 
 

この、要因を内因と外因、原因と条件に分けて対比でしっかりと考え、根本を整理する習慣を持つ。変化を作っていく行動は、内因(原因)を原動力としていくものだというのが、脳力開発の基盤=土台の根本=なのです。

 
 

そろそろ、脳力開発の思想・哲学は、MGの思想・哲学そのものだということに気付かれてきた頃でしょうか。

 

例えばMGにおける「教えない、教え合う、紙は自分で」は、すべてが自己責任だよと突き放しているのではなく、自分の中でキチンと消化していかないと身につかないよと教えてくれ、さらには教え合うもう一方の主役にあなたがなりなさいね、と優しく語りかけているのです。201711

<連載⑧> 逆風が吹き始めた時にこそ

前回書きましたように、人頼りの人は脳の使い方の基本は、自分では気付かないままに「他に頼る」という働きを軸にしています。従って、結果として自分の脳を具体的に真剣に使いこなすことにならず、本来の脳力が発揮されず、脳力発展もありません。

 

 これとは反対の、「自分で主体的にやる姿勢」を土台(習慣)に据えている人にあっては、いつでも自らの努力を中心に進めることが習慣になっています。だから、どうしても自分の脳を懸命に使う結果となり、ちゃんと事を成し、さらに脳力の大いなる発展をもたらすのです。Naniwa124

 

 これだけ大きな基本姿勢の違いがあることを、お分かりいただけたでしょうか。ところが、自分では気が付かないままに、人頼りの姿勢が習い性になっていることは、すでに何度も触れてきたとおりです。この「気が付かないまま」にいうことが問題なのです。


 
 では今一度、
MGと対峙しているときの自分を見つめなおしてみてください。うまくいっているとき、自分の思うとおりに進めることができている内は問題ないのです。

 

 しかし予期せぬリスクカードが続いたり、入札が思い通りにいかなかったり、仕入れようにも仕入れられないとか、逆風が吹き始めた時にこそ、しっかり自分を見直してほしいのです。

 

 現実世界でもいいのですが、その前にMGの中でまずはトレーニングされることをお勧めします。

<連載⑦> 自分でやる以外に道はない


さて、自分の脳(みそ)は自分でしか使えません、極めて当たり前のことですが。よって、自分の脳力も自分でしか発展・開発させられないということになります。

 

他人にはどうにもならないし、他人は何をしてくれるわけではありません。せいぜい手助けらしきものくらいです。

 
 
つまり、自分の基礎習慣づくりも自分でやる以外に道はありません。これらは脳の法則ですから、好むと好まざるとに関わらず、それ以外にはどうにもならないのです。

 
 
ですから、「相手(周囲・環境)がやってくれなければ」とか、「相手(周囲・環境)が変わってくれなければ」、そうしてくれなければどうにもならない、お手上げだというのでは、お話になりません。MGに置き換えて考えてみれば、よく分かることでしょう。

 
 
ことはすべていつでも他人次第、相手次第という心構えにあっては、主体性も努力性も、あるいは能動性も何もかもが自分の方にはなく、それらをいつでも相手(周囲・環境)に求めて、あるいは委ねてしまっているのですから。Photo_2

 
 
いやいや自分はそうではないよ、とあなたは言い切れますか。これまでの自分のMGの感想文を読み返してみてはどうでしょう。

 

「泣き言」あるいは(他人への)「恨み言」、リスクカードへの八つ当たりなどを、書き連ねてはいなかったでしょうか。もしそうであれば、あなたの脳の基本的な使い方も人頼りになっている、と言わざるを得ませんね。

<連載⑥> MGは脳力開発そのものである

「他人(のせい)」という言葉で代表しましたが、自分以外のすべての人・物という意味であり、周囲の環境たとえば天候などもその中に含まれるでしょう。今日のゴルフのスコアが悪かったのは、雨のせいだなんて言い訳していますね(私のことです)。

 
 
では結果の要因を他人のせいにして、どうにかなったでしょうか。何か結果に良い影響をもたらしてくれたでしょうか。答えは否ですね。MGでも、グチをこぼしたら相手が手を抜いてくれたとか、並べた青チップを引っ込めてくれた、なんてことはありませんよね。

 
 
つまり、相手(周囲)の方はますます自分の思うようにいかなくなり、そして自分はというと、結局自分の望まない、嘆いている方向にますます流されていってしまう、そうなりませんか。
 


この「結局は流されるだけ」という点、その結果の行き着くところ、「心は不満、不快、苦痛の気分に支配されっぱなし」になってしまいませんか。


 
 
それこそが問題なのです。MGでも、そうなってからどうやってリカバリーしますか? それこそ何もしないでいたら、ますますドツボに嵌ってしまうのではありませんか。

 

MGは脳力開発そのものである、という私の考えが少しわかっていただけましたでしょうか。20171102_094235

<連載⑤> MGでも人頼りの姿勢が目立つ

ここからは各指針(土台習慣)を、個別に注釈しながらMGとの関わりにも触れていきたいと思います。大事なことは細部に余りこだわらず、常に全体像をきちんと捉え、必ず今の自分と対比しながら素直に受け止めていただくことをお勧めします。

 
 
最初の3つの指針には「精神的姿勢の確立」という、大きなテーマがついています。最も基本的な、最も重要な指針であり、今年開講する私の新しい講座では、ここに重点を絞って学んでいただくプログラムとしました。言ってみれば「MG1期」というところでしょうか。

 
 
その第一は「自分で主体的にやる姿勢(をつくろう)」ですが、その対比である「人頼りの姿勢(をやめよう)」と言った方が、分かりやすいですね。いつでも「他人がやってくれるべきだ」と考え、誰かがやってくれるのを待ち、自分では何も努力もしない。

 
 
そして自分の望むようにやってくれない他人が悪いのだと腹を立て、文句や愚痴を言い立て、その上に(そんな相手を)馬鹿にしながら嘆き続ける。

 

人頼りの姿勢とは、こういう心構えのことを指しているのです。どうですか、あなたには思い当たるところがありませんでしょうか。胸をはって、自信をもってそんなことはないと言い切れますか。

 
 
MG
でも、同じ卓に安売りする人がいて(自分は)売れなかったとか、青チップをズラリと並べられて手も足も出なかった。あるいは、次から次へとリスクカードばかり引いてしまって(思い通りにやれなかった)、時間があっという間に過ぎて。

 

そういえば、言ったことがあるなぁ。20170112_lrcfmg4

<連載④> 「分かった」気だけでは実際が伴わない

脳力開発の基礎部項目(つまり土台習慣づくり)は、全部で11項目ありますが、その全てが対比志向で表示されています。すなわち、互いに反対関係にある2つの習慣のうち、どちらを取るのかという形で表現されています。

 
 
例えば指針その1は、「自分で主体的にやる姿勢をつくろう」ですが、それとともに、「人頼りの姿勢」をやめようとも表現されています。主体的にやる姿勢をとるのか、人頼りの姿勢をとるのか、どちら側の習慣を土台にするかの選択は、当人の意志に基づく自由なものであるということです。201302 (イラストは「人頼りの姿勢」のイメージ)

 
 
しかしながら、そこから導かれてくる結果(到達点あるいは効果)は、実は客観的法則に基づくものですから、こちらの方は選択した当人の意志の自由にはならないのです。脳力開発では「確定的可能性」とも呼んでいますが、このことをしっかり理解した上で、しっかりと選択しなければならないということなのです。

 
 
言い換えれば、結果が良いと判断される方を欲するのであれば、どうしてもそちらの結果に導いていく方の土台習慣を選択し、固めていかねばならないことになります。しかし脳力開発では、どちらがよいとは教えません。これはまさにMGの基本である、「教えない」にも通じるところなのです。

 
 
なぜなら教えられて「分かった」気(つもり)になっただけでは、実際が伴わないばかりか、土台の回路づくりにはちっとも結びつかないからです。ここはどうしても、自ら意思決定した上で実際行動しなければならない、ここに大きな、そして重要なポイントがあります。

<連載③> 誰でも簡単にできる習慣づくり

自分の習慣づくりや核動作づくりは、自分の意志コントロールの範囲内で、誰でも簡単にできることです。なぜなら、これまでよりも少し意識して、その意識が無意識にまで昇華されるまで、何度も繰り返すだけのことなのですから。

 

ただ、どうしても日常的に忘れてしまいがちになってしまったり、いつもと同じことの繰り返しに無反応になってしまい、惰性に流されてしまうこともあります。

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MGでも、ことに第1期は毎回いつも同じことの繰り返しですから、ついつい「分かっているつもり」の馴れが生じてしまいがちです。

 

そのことにちょっとでも気が付いたら、今日の研修目標を考え、しかも必ず以前とは違う狙いを決めて臨むことです。もっとも、私自身もそのことに気付かされたのは、おそらく50期体験を過ぎてからのことだったのでしょう。でも気付くのに遅いも早いもありません。

 

具体的な目標・狙いを一つでいいから定めて、MGに臨んでみてください。そうすれば、必ず新しい気付きに出会うと思います。あるいは、前回までにはまだ気がつかなかったこと、分からなかったことがふとひらめいて、腑に落ちたりするものです。

 

脳力開発では、身近な具体例をみつけて、それを通して回路づくりをすると佳いと教えていますが、これをいつも一人でやるのはけっこう骨の折れることです。

 

しかしMGでは、すでにやるべき具体例がいつも示されているではありませんか。しかも常に同じ学びをする仲間がいます。そうと分かれば、MGを学びながら、実は脳力開発で言うところの「回路づくり」を行っていることに気付きます。

<連載②> 核動作づくりの訓練が脳力開発とMG

基礎習慣(土台)づくりは、別の言葉で言い換えますと「核動作づくり」とも呼びます。ものごとは「核動作」として完全習慣化してしまえばよいということです。脳科学で言えば、脳細胞(大脳皮質細胞)の中にしっかりと回路付けができることを指しています。

 
 
そして、この回路をできるだけたくさん作っていくことが必要なのですが、それは例えばセミナーや講習・講座などで話を聴いたり、あるいは教科書、専門書・参考書などを読んでみるだけでは不完全です。実際に行動する、実践することがカギになるのです。

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でも、なぜいつも同じことを繰り返すのでしょうか。何度も何度も、いつも同じ300円(資本金払い込み)のスタートで第1期シミュレーションから始まります。自分はもうこれまで3回も4回も繰り返しやったので、十分頭の中に入っている、あるいはもう10回も同じことを繰り返したので身に付いている。そう思われている方もいらっしゃることでしょう。

 
 
我がことで申し訳ないですが、それでは私はどうなるのってその方々に問うてみたいですね(笑)。自慢ではありませんが、単純計算で250回くらい同じことを、30年余り繰り返してきているのですから。反対に笑われてしまうでしょうか、あきれられますか?

 
 
それはともかくとして、核動作づくりあるいは基礎習慣づくりというものは、一つ一つ該当する具体行動を、着実に繰り返す積み重ねによってしか実現しないのです。その動作は、極めて平凡な当たり前のものばかりです。それを愚直に繰り返す「訓練」が、脳力開発でありMGです。

<連載①> 分かりきったことでもキチンとやる

しばらくは、MGと脳力開発という大きなテーマで、私自身がこれまで学んできたことや、あるいは感じていることを思いつくままに書いてまいります。参考に読んでいただければありがたですし、これを機に脳力開発講座に参加いただければさらに嬉しいです。
 
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脳力開発の目的(ねらい)は、土台づくりです。この土台づくりを、言い換えると「基礎習慣づくり」をしっかりと行わなければ、諸々の訓練にいくら一所懸命になっても、大した意味をなしません。
 

 

思うような結果を得られませんし、場合によっては、肝心な勘どころや本質がずれてしまうような結果に陥ります。
 

 

最も土台となる重要な習慣づくり(脳力開発では「指針」と呼んでいます)ほど、ごく平凡で当たり前な内容と雰囲気を持っています。
 

 

そのために、何度も繰り返すことが案外おろそかになりがちです。また、日々の意識の中から洩れやすく、忘れられる結果になったりします。
 

 

これをMGでいえば「第1期(シミュレーション)」です。期数を重ねて馴れてくると、ついいい加減になりがちであったり、インストラクターの進行などを無視してやってしまうことが少なくありません。
 

 

隣に初心者が座っていても、どんどん自分勝手に鉛筆を進めてしまい、さっさと終わってしまっているといった感じのことです。
 

 

1期の進行には一つ一つに意味があるのですが、最初は意味を考えずにやっていきます。でも、いつまでも意味に気付かぬまま通り一遍の作業をこなしていては、学びになりません。
 

 

そして、分かりきったことでも「もう一度改めて(何度も)やる」ことが大切なのです。これによって、実践での土台が知らず知らずのうちに築かれていくのです。
 

 

MGの研修では、原則として(よほど全員が期数を重ねたベテランたちだけである以外は)必ず第1期からスタートします。私自身1千期をかなり超えましたが、もちろん初心者と同じスタートラインに立ちます。