人財は減価償却しない
お正月三が日が終わり、今日4日から仕事始めのところも多いでしょう。
中には暦の並びに不満を感じた方も多いかも知れませんが、どうなのでしょうか。まぁこういう年もあるかと気を引き締め直してスタートしますか。
かつてのような満員電車が少なくなっているのは、リモートワークがそれなりに定着しているから。それでも仕事始めにメンバー全員が顔を合わせないのは寂しい、と感じているのは「昭和世代」なのかな。
さて、2022年が本格始動しましたが、新型コロナ感染者の増加が気に懸かる方も少なくありません。第6波が始まったという専門家、評論家もいらっしゃいます。心から一気に急増するという分析も出ていますが、マスコミがまたすぐに飛びついています。
私は第6波が来ているかも知れないと考えてはいますが、さほど大きな波にはならない、あるいはあったとしても第5波までのような重症者や死者が多く出ることはないと。
この素人予測が当たるかどうかは分かりません。もちろん当たるも八卦、当たらぬも八卦です。でもそう信じたいのです。
そんな2022年ですが、大きな変化の波のある意味「集結点」ではないかと感じています。もはやコロナ以前に戻らないことは、殆どの方が理解されていると思いますが、ではどんな時代なんだということは人によって捉え方がまちまちです。
ただ間違いないことは、これまでよりもさらに「人が重視される」時代になっていくと言うことです。そんなこと、昔から言っていることじゃないですかと、その通りですが「人/もの/金」と並列して考える時代は終焉です。
昨今は人を人財と呼び、人的資産(資本)と考えるようになってきました。しかしまだ、もの的資産と同列に考えているようですが、大きく違うのだと協調したいものです。
なぜなら、人財(人的資産)には減価償却がありません。むしろ、年と共に資産価値が増していくことがあるのです。というより、企業は人財の価値が増していくようにしなければなりません。
その代わりに、人的資産が一気に失われるリスクも考えておきたいものです。あなたの会社は、その人財がいてくれるだけの、力を発揮するだけの企業風土や企業価値のある会社ですか?
企業の大小は関係ありません。むしろ小さな会社にこそ、大きなチャンスがある時代だと考えたいものです。
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コメント
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人材ではなく、人財であり、各人のモチベーションをキープし、業務に前向きな気持でなってもらえるかは、経営陣の考え方、気付きによりかなり変わってくると思います。
ひとの能力を引き上げる、下げるのも、個人の適正にあった対応が必要ではと思います。そして、各人としても前向きに気づきを持って取り組む姿勢が必要と考えます。
企業風土としては、互いの信頼感があり、上下左右へ肯定的に発言できる環境も必要と考えます。
ありがとうございまいた。
投稿: Shin. | 2022年1月 4日 (火) 11時49分