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『私とMGと経営』こぼれ話(28)

親会社時代の1988年秋、本社や支店・営業所までの範囲でMG研修(ワンデー)をひと渡り終えました。


終盤にはインストラクターとしても進行がスムースになり、まとめの講義もゆとりを持ってできるようになりました。


MQ会計(当時は戦略会計・STRAC)を力を入れて講義しましたが、さてどこまで理解してもらえたでしょう。
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それでも営業・管理・開発部門を網羅して、次のステップは生産管理部門や販社にも拡げたいという思いがありました。


また、一通りワンデー3期をやっただけでは十分ではないという思いで、期末(6月)以降来期も継続を人事課の教育担当者にも伝えました。


そのくらいでやめておけば何ごともなく良かったのでしょうが、やっぱり調子に乗っていたのか、言わずもがなのことを幹部会議で発言してしまったのでした。


幹部会議は部長以上、一部課長クラスも参加する会議で、元々私も経営管理室長として事務局の立場で出席していました。


たまたま、MG研修が終わってその報告をするということになっていたのです。


一連の経緯と結果を報告して終わっておけば、それでチョンだったのですが、、、


最後の最後の「蛇足ですが」と付け加えてしまったのです。


今後もMG研修を継続されていくと思いますが、その体験期数を評価の基準に加えてはどうでしょうか、、、と。


人事部長の表情が変わるのが分かりました、かなり近い席でしたから。


それよりも早く、一人の営業担当部長から「板東クン、それは余計な越権発言だ」との鋭い声。


ハッとして、「申し訳ありません」というのがやっとで腰を下ろしました。


確かにそうです、私は本来教育担当者ではありませんし、人事の担当でもありません。


ただMGに関して、その研修のインストラクションを委嘱されているだけの立場だったのですから。


とくに人事評価のことなどは、人事課が素案を作り、最終的には部長会議・常務会で決めていくことですから。


もしかしたら、MG研修はこれでポシャってしまうかなと思いつつ唇を噛みしめました。


MGを最初に受講し、社内研修として提案された専務が助け船を出して下さったのですが、その言葉には上の空でした。


その後を引き継いで、人事部長から「今の板東さんの意見も検討の中に入れておきましょう」との発言があり、その場は収まったようでした。


ある後日談もあるのですが、それは語らないでおきましょう。


幸い、次の年度にもMG研修は部門研修として継続されることになりましたが、体験期数は評価対象にはなりませんでした。


当時37歳になったばかり、まだまだ修業の足りない頃でした。

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