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B/Sが読めますか(2)

復習になりますが、BS(貸借対照表)が表しているのは、会社の「ある日」の「残り物」です。


ですからBSのことを残り表ともいうわけで、むしろこちらの言葉の方がずっと分かりやすいですね。


決算書(財務諸表)では期末(年度末)の残り表を指して、期末貸借対照表と呼んでいるわけです。


例えば3月末が年度末であれば、20××年3月31日に会社に残っているものの一覧表ということになります。


この残ったものについてお金に直して、その金額を記載してあります。


BSには左と右があり、左側を借方、右側を貸方と呼んでいますが、経営管理つまり社長にはどうでもいいことです。


左側に書いてあるのを資産といい、主として目に見えるものですが、中には見えないものもあります。


右側に書いてあるのを負債と資本(純資産)といい、主として目に見えないものを扱っています。


目に見えないままでは困りますので、お金という見える数字(残高)にして記載しているということになります。


合計金額が一番下に書いてありますが、左側の合計が総資産で右側の合計が総資本です。


もちろん当然ながら、総資産の数字と総資本の数字はイコールです。


左側(資産)は三つの部屋に湧かれています、流動資産と固定資産、そして繰延資産ですが繰延資産はない場合も多いです。。

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右側は三つの部屋で、上から順位流動負債、固定負債、そして純資産(自己資本)となっています。


一般的には、左側のお金は「運用」と呼ばれており、右側はそのお金をどこから「調達」しているかを表しています。


そして、左側は逆三角形を目指し、右側は二等辺三角形(あるいは正三角形)を目指します。


具体的にいえば、流動資産の方が固定資産より大きいことが経営上は有利です。


つまり資金(お金)は流動性を高めておきましょうと、税理士さんなどからはアドバイスされると思います。


一方右側については土台ともいうべき純資産を増やすことが大切です。


総資産(総資本)に対する純資産の割合を「自己資本比率」と言いますが、


この比率を高めるには毎年キチッとした利益(純利益)を出し、利益(別途積立金項目等)の積増しを計るに尽きます。


同族企業やオーナー企業などでは、自己資本比率が比較的高いところが多いですが、


通常企業でも30%は一つの目安で、それより高いことが望まれます。


無借金経営も一つの目指す形ですが、これは一概に絶対よしとは言い切れません、それはまたいずれ。


それでは、次回はさらに具体的な科目について見ていくことにしましょう。

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