« 連載・『脳力開発と私』こぼれ話(74) | トップページ | 「毎日が平日」の日々 »

寂しいダイヤ改正

明後日3月14日はJRグループの、ダイヤ改正が予定されています。


高輪ゲートウェイ駅の開業とか、他にも様々なエポックが予定されているのですが、今年は新型コロナの影響もあって華々しさは影を潜めそうです。


14日に改正されるということは、13日で運転を終える列車もあるということになります。


700系新幹線車両やスーパービュー踊り子などがそうですし、本来であれば終幕のセレモニーや企画イベントがあるのですが、ことごとく中止の憂き目です。


その分お祭り騒ぎ的な「葬(式)鉄」(私はこの言葉がキライです)がないなら、それはそれでいいのかなとも思います。


鉄道ファンの一人としては、長い間ごくろうさんと心だけで送り出してあげようというところです。


さてダイヤ改正というと、かつての国鉄では戦後何度か大きな改正、いわゆる白紙ダイヤ改正が行われました。


白紙ダイヤ改正、つまり列車の運行はダイヤグラムという縦横表に示されるのですが、それを白紙にしてスジ(列車運行ダイヤ)を弾き直すという意味です。


その代表的なダイヤ改正が、サンロクトオとヨンサントオでした。


サンロクトオは昭和36年(1961年)10月1日改正、この時にはかつての名車キハ82形などが投入され、全国の非電化区間に特急が走り出しました。


もちろんその他にも電車特急、急行や当時あった準急も地方のローカル区間も含めて大量に誕生しました。


残念ながら私はまだ10歳になろうかというところでしたので、微かな記憶しかありません。


ヨンサントオは昭和43年(1968年)10月1日、これはしっかりと記憶に乗っていますし、カメラを抱えて写真を撮りに出かけました。Photo_20200312083101


この時には東北本線の全線電化・複線化が完成し、特急が大増発されました。それでもまだ急行が庶民の為の優等列車でしたね。


大阪駅でカメラを構えていると、次々に特急や急行が着発していき、1日いても飽きることがありませんでした。当時は入場券1枚で終日駅に滞在できたのです。


我が家の近所を走る越後線は、今はローカル電車しか走っていませんが、急行「ひめかわ」(新潟ー柏崎ー糸魚川)が1往復設定されていました。


全国にまだローカル私鉄や路面電車もたくさん走っていて、鉄道が旅客移動の主体という時期でもありました。


あれから50年余、国鉄はJRグループに再編され、ローカル私鉄や路面電車も次々に姿を消していきました。


今回のダイヤ改正は、さらに新型コロナが直撃したために余計に寂しいものになりそうです。


それでも、各地には色んな「鉄」人が押しかけるかも知れませんね。中にはマナーの悪い、鉄の端くれにもかからぬ輩も少なくないようです。


オールドファンは、ただ静かに去りゆく列車や車両を送り、新たな列車や車両を迎えようと思います。

« 連載・『脳力開発と私』こぼれ話(74) | トップページ | 「毎日が平日」の日々 »

VANちゃんの乗り鉄旅日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 連載・『脳力開発と私』こぼれ話(74) | トップページ | 「毎日が平日」の日々 »