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連載・『脳力開発と私』こぼれ話(64)

どんなものにも両面があることを前回書きましたが、その両面とも「事実である」ことを知っておくことが大事です。


昨今はテレビのニュース映像やネットなどで情報が直ちに、そして大量に入ってきますが、そこで注意が大いに必要です。


つまり何かの情報を耳にしたり目にすると、とくに一部の印象を強く受けると、それがホンの一面的なことや局所的なことであるのに、あたかも全体あるいは前面を示しているように受け取ってしまいがちです。

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そうして一喜一憂してしまう、あるいは盲信して行動してしまう、そういう習慣に自分がなってしまってはいないでしょうか。


会社の中の会議においても、白熱の議論が交わされていることがありますが、第三者として聴いていると「らちがあかない」やりとりをしていることの多いのに気が付きます。


つまりお互いに自分の立場から意見を述べているだけ、言い換えれば互いに「1つの物事の片面事実だけを言い張っている」のです。これではいつまで経っても平行線です。


自分の意見がその対象のものや事実の全体を表していると思い込み、相手の言っていること(もう片面の事実)を否定しようとして、議論が空回りしているのです。


双方共に事実を語っているのですが、同じものや事の異なった面を指しているだけのことに、気が付いていないのです。


こういう行動は日常の中で頻繁に見られることで、かなり強く意識していないとあらゆる側面で同じ誤りを繰り返してしまっています。


ですから「必ず両面を見る」という両面思考の習慣を、土台習慣としてがっちり築いておかねばならないのです。


その為には、何に対しても「その両面とも必ずセットとして見たり考えたりする」習慣づくりが必要で、これは普段から意識すると同時に行動訓練が欠かせません。


ある方向からの見方を示されたら、あるいは自分でまず思ったことがあったら、必ずその反対、違う点も考えて両方ともセットにして頭の中に入れるのです。


良い面を示されたら、悪い方の面はないのかをすぐに考える。成功するイメージを持つことは大事だとしても、まずは失敗する局面はないのかも考えてみる。


周りの人に「あいつは天邪鬼だなぁ」と思わせるくらいでも、ちょうど良いのです。


もっともそれが嵩じてしまい、「あいつは何でもかんでも反対してくる」と思われた私は、企業組織の中でははじき出されかねませんでしたが。


結局それも形を変えた片面思考だということに気が付いて、行動の仕方を少し工夫しました。

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