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連載・『脳力開発と私』こぼれ話(60)

前回までに「戦略を決める」ということ、さらにその戦略は二者択一ということを書いてきました。


戦略は容易に変えるものではありません、別の言葉では決心あるいは覚悟というべきことですから、ころころと変えるものではありません。


一方戦術というのは、その戦略達成のための手段・方法あるいは道具(ツール)などです。戦略達成のために細心に考えて綿密に組み立て、そして実行の行動を着実に重ねていくのです。
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企業経営者の方から相談をいただいて出向きますと、まず最初にその会社の経営理念を確かめます。この経営理念がその会社の戦略というべきもので、中心点ですから。


しかしその戦略=経営理念=が単に言葉だけで、ただ額に入っているだけであると、つまり社長はじめ社員の皆さんの活動、行動が正しい方向で実行されているかが問題です。


経営理念の無い会社は論外として、たいていの場合その戦術のどこかに問題や課題があるということになります。戦略が言葉だけ、お題目だけになっていることが少なくありません。


また、中心点がズレてしまっていることもあります。ズレたところからの行動では、実効を伴いません。こういう場合には、当然ながら根本である経営理念の見直しも視野に入れます。


どこの会社でも会社を創業した時に描いた未来像とか、創業者の思いなどが必ずあるはずで、そういう原点に戻りながらもう一度中心点を明らかにしていきます。


戦略は変えてはいけないのか?とたまに聞かれることがあります。基本的には変えないものです。


しかし絶対ではありません。たとえば、会社を取り巻く環境条件が大きく変わってしまった時、社会構造や業界構造が変化しているのであれば、経営理念を思い切って変えることも必要です。


その為にはどういった思考・行動が必要なのか、次にはその辺りを見ていきましょう。

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