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2019年9月24日 (火)

連載・『脳力開発と私』こぼれ話(33)

これも何度か書いてきたことなので、またかと思われる方が多いかも知れませんが、分かりやすい重要ポイントですので書かせていただくことにします。脳力開発講座の第2回講座の中で、毎回お話ししていることです。


それはこんな質問です。
「この部屋を出て階下にある自動販売機でジュースを買ってくるのと、やはりここを出て最寄りの空港から札幌に行くのとではどちらが難しいですか?」というものです。皆さんなら、いかがでしょう、どちらが難しいでしょうか。


大半の方は、「そりゃあ、札幌に行く方が大変だよ(難しいよ)」とおっしゃいます。確かに時間的なことや費用的なことを考えると、それも正しいのでしょう。でもここで問うているのは、行動としてどちらが易しくて、どちらが困難かということです。
Photo_20190923221601

そこで両方の行動を「核動作」という観点で一つずつ分解してみるのです。たとえば、椅子から立ち上がる→ドアに向かう→ドアを開ける→廊下を歩く→階段を降りる→外に出る、といったようにです。


こうしてみると、どの核動作も単純で易しいモノ(要素)だということが分かってきます。つまり到達しようとする距離とかかける時間、あるいは費用といった量的な面が違うだけで、「質」の面では大した変わりがないことが分かります。


本当かなと思われましたら、難しいとおっしゃった「札幌に行く」ということを核動作に分解してみて下さい。大半を占めるだろう飛行機に搭乗しているところなどは、ただ乗っているだけで札幌(新千歳)に着くわけですから難しくも何ともありませんね。


ところが、それに対して易しい楽なことだと感じることと、難しくて大変だと感じるかによって、大きな差が出てくるのです。単なる感じ方とか言葉の違いではなく、『事を成し遂げる』ことについての大差となって現れてくるのです。


私が赤字を抱えた販売会社に出向して再建に取り組み始めたときにも、最初は横たわっている問題はとてつもなく困難で、クリアすることが難しいと感じてしまいました。


しかし、やろうとしていることを核動作に分解してもう一度整理してみると、日常いつもやっていることや、新たに付け加える何でもないことの組み合わせであることに気付きました。


そのどこが自分でやれることで、別のこれは誰々にやってもらうのが良いなどということも、簡単に組み立てることができました。


何よりもリーダーが、できるだけ明るく前向きに「カンタンで易しいことだ」と口にすることが大事なのです。もしそれが難しそうに感じたら、易しいことがないかと目をこらしてみれば必ず見つかるモノです。


そしてそのカンタンで易しそうなことから初めていけば良いのです。要は「私にはできない」という意識を取り払うことです。ともかくやってみようではないか、そんなところからリーダーは声をかければ良いのです。

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