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2019年9月18日 (水)

変化を見るということ

空を見上げて雲の様子を見て天候を予測する、風の方向を感じて雨が降るだろうと予感する。その他にも、昔から人間はちょっとした変化の中から少し先のことを見るということをやってきました。


そういうのを「プライベート天気予報」ということもあるのだそうですが、経験則であったり土地の古老からの言い伝えであったり、今のような科学的に確立された狭い地域の天気予報がなかった以前の時代には、判断材料として重宝されてきました。


事業経営も、この『変化を見る』ということが経営者の日々の仕事ではないのかなと思うのです。


大きくは業界の動向変化や、ライバルなど同業他社の動きの変化、中には世界の原油市場の価格動向などを見られている方もいらっしゃるようですが、それらも確かに必要な要素かも知れません。


でもまずもっと身近なところから変化を見ておくことも、必要不可欠以上に大事なことではないでしょうか。
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私は企業のコンサルティング・サポートに入る際には、必ず3年から5年分の決算書を見せていただきます。これは、最近の傾向や変化を確認するためであり、大きな変化のあるところにまず目を向けます。


しかし、ここで言いたいことはそんな大きなスパンのことだけではなく、日々の変化にも気を付けてほしいということです。毎日というと余りに単サイクルだというのであれば、週次、月次くらいだったらどうでしょうか。


かつて現役(社長)時代、私の会社では週次決算で動きの変化をチェックしていました。ただ、週次ではポイントとして道かなと感じましたので、20日締めとか月末締めというポイントが見える10日ごと決算に代えましたが。


こうすることによって、10日ごとの変化を数字として眺めることができ、ちょっとでも大きな変化があれば、あるいは前月との比較で異質な数字を見つけたら、いったいこれはなにかと現場担当者に確かめます。


とくに「異常値」というべき数字を見つけたら、すぐに間髪入れずに確かめるのです。時には処理を誤ったとか、あるいは入力する数字を間違ったということもありましたが、それはそれで誤りの早期発見です。


数字の動きとはウソをつかないものです。日々眺めていると動きが見えてきて、時には数字が語りかけてくれるようになります。早めにその声を聞くことで、大きな間違いを防ぐことができたこともありました。


大事なことはどんな数字(データ)を溜めるのかということです。こんな数字は要らないだろうなと思っても、データとして溜めていったおかげで思いも書けない発見をしたこともありました、見つけた本人がびっくりです。


そんなデータをより見やすくするのがグラフです。数字を並べるだけでは見えないことも、グラフにする、あるいはグラフを重ねることで新たに見えるモノがあったりします。


あなた(経営者)の周りにはデータがいっぱいです、もちろん玉石混淆ではありますが。でももしかしたら、キラリと光るダイヤモンドが隠れているかも知れませんよ。それを見つけるのも、あなたの役割なんですから。

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