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2018年11月 1日 (木)

MGはスパルタ(教育)である

MG(MQ戦略ゲーム)では、研修の最終プログラムとして参加者全員に感想文を書いてもらう。よほどの場合を除いて、必ずその場で書いていただくことになっている。

 

それを読むのもインストラクターの楽しみではあるが、時には厳しい意見や批判をいただくこともある。中には、こちらが気付かないようなポイントを指摘するものもあり、素直に取り上げて次に活かすこともある。

 

初心者の参加が多い公開セミナーで、よく書かれることがいくつかある。その一つは、「初心者とベテランの方の席を分けてほしい」であり、「決算の記入見本を配ってほしい」などである。

 

あるいは、「もう少しゆっくり進行してほしかった」というのがあり、同様に「(ルールなどは)ゆっくり丁寧に説明してほしい」というのもある。

 

一方で、「実際に(ゲームを)やってみれば分かると言われたが、その通りだった」という意見もある。決算書などの作成では、「ひとりで(独力で)最後までやれて嬉しかった」というのもある。

20180324_mg2

これらの意見のベースにある共通のポイントは、表題にもある『MGはスパルタである』ということである。スパルタ教育というと、古代ギリシャの都市国家スパルタで行われていた厳格な(軍事)教育が語源だ。

 

MGもそうなのか? ハイ、そうなんです。

 

まず何よりも、MGの基本になっているのは「教えない、教え合う、紙は自分で」の三つである。最後の言葉は、自分のことは自分でやるということだと分かるだろう。人に寄りかかるのではなく、自ら動くということに他ならない。

 

教えない、つまりインストラクターはどうやったら売上が上がり、利益が確保でき、自己資本が上がるかということを、一切教えないことになっている。あるいは決算を、参加者に代わってやってあげるのは特別な場合に限られる。

 

その代わり、参加者同士で教え合ってほしいというわけだ。そんなこと言っても、全員が初心者ばかりでそんなことは無理だろうと、おっしゃる人も少なくない。ところがその認識は間違っている。

 

先日、ほぼ初心者ばかり156名のMG研修を行った。どうなるかと心配もあったが、とにかく参加者に任せてみようと臨んだわけだが、最初からもう「教え合い」が始まっていた。これは現場を見ていただくしかない。

 

ゲームにおいても、時には私を呼んで「これは何か」とか「こういうときにはどうしたらいいか」を聞くことはあるが、一度聞けば情報は共有され、別のメンバーと一緒になれば同じ場面が出れば、ちゃんと教えられるのだ。

 

決算書づくりも同じことだ。周りより先に分かった人が、そうでない人をフォローするのだ。たまには煩わしいなと感じても、尋ねられるのは「頼りにされる」ことで嬉しいことだ。それがまた励みになる。

 

初心者とベテランを区分けせずに、同じところ(ゲーム卓)でやらせるのも同様の理屈だ。初心者は最初はウロウロするだけだが、その内にベテランのやり方を見て気付く、時には真似をする。これが「芋洗い」教育だ。

 

社内研修でも、階層や役職で区分しない。上司も部下も、社長も新人も同じ場の中で磨き合うのだ。MGとは、そういうスパルタ教育なのだ。だからこそ面白く、苦楽を共有でき、お互いを知り合えると言えるのだ。

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