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就業規則の見直しと周知徹底を

就業規則について書いてみる。

 

『常時10人以上の従業員を使用する使用者は、労働基準法(昭和22年法律第49号)第89条の規定により、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督 署長に届け出なければならない』

 
じゃぁ、それ以下の小さな会社には必要がないかというと、もちろんそうではない。あなたの会社にはあるでしょうか?

 
先日お目にかかった小さな商店主は、従業員と何かあった時の為に、いざという時のために作っていますと言われていたが、そういうものでもないと思う。

 
確かにそういう場面がもしあった場合に、拠り所になるものはあるが、あくまで「みんなが安心して働ける」為に作っておくのだと、考えていただきたい。

 
もちろん、その前提となっている労働基準法に準拠して作成するわけだが、そこにあなたの会社としての独自性を盛り込んで作っていきたい。

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厚労省のホームページなどにはモデル就業規則が掲載されているが、それをそのままコピーするだけでは、あなたの会社には合わないかも知れない。

 
やはり、あなたの会社の実情とか特徴に合わせて作りかえる必要がある。社長が一人で作るのもいいが、社員さんの意見も聞いて、取り入れるべきは取り入れてもいいだろう。

 
こんなことがあった。ある会社の社員さんが熱を出して当日休もうとした。そこで、同僚にメールを送って「欠勤(有給休暇)の連絡」を行った。

 
ところがそれが総務課長や社長には伝わらず、欠勤した彼は叱責された。就業規則には、「やむを得ず欠勤する際には事前に会社に連絡すること」とあった。

 
あなたはこのケースをどう思う? メールやSNSを日常的に使っている若者には、ありがちというか、それでいいと思っている社員さんもいるのではないか。

 
それは常識的ではない、昔は上司に電話をしたものだなどと目くじらを立ててはいけない。実際、欠勤した彼は規則通り「会社に(メールで)連絡した」のだから。

 
ここは就業規則に、ちゃんと「上司に連絡する」とか「総務課長に連絡する」と明示しておくべきだ。それがないなら、こうした方がいいと諭すのはいいが、叱責まではどうか。

 
さて「働き方改革」の具体的な内容が、来春から施行される。よって、ここで就業規則の見直しが必要になる。余り細かくする必要はないは、盛り込むべき事項は確認しておきたい。

 
細かい詳細については、別途「施行ルール」などを作って徹底させよう。それも含めて、就業規則はいつでもみんなが見られるようにしておかねばならない。

 
つまり周知義務で、それを怠ると「30万円以下の罰金」が科せられる。書面で交付しておくとか、羽即今の共有画面で見られるようにしておくのでもよい。

 
トラブルの元にならないように、しかも「働きやすい会社」であるために、キチンと整備しておいてほしい。それもまた、「人を大切にする経営」の基本であるから。

MGと脳力開発とはセットで理解して

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<連載コラム(102)>

 
 MGと脳力開発、私がなぜこのことにこだわるのか、単にそこに共通の思想・哲学(真理真髄)を見出しているだけではありません。

 
 会社再建という実務の中で、この両輪がキチンと機能しなかったら実現はなかったことを、自ら体験したからです。

 
 もちろん、西先生がMGを開発され発展させていかれるプロセスの中で、城野先生と出会われ、脳力開発を学ばれたことも一つの要因でしょう。

 
 だからこそ、MGの中には脳力開発の要素が至るところに盛り込まれている、そう考えているのです。

 
 そのことを伝える方が少なくなったなと感じています。私が城野宏さんに出会ったのはMGを体験する前でしたが、脳力開発を学び直すきっかけになったのは西先生でした。

 
 さらに具体的な学びに導いていただいたのは黒田さん(当時日本コロンビア)や、四国・瀬戸塾のMG仲間たちでした。

 
 城野宏さんが亡くなったのが1985年、もうそれから間もなく33年です。

 
 当時一緒に脳力開発を学んだ方も、年齢を重ねて実務から引退された方が多くなり、鬼籍に入られた方もおられます。そんな中で私が意識したことは、「伝えなければ」ということでした。

 
 このままでは、MGを知る人はなお増えていくだろうけど、脳力開発とセットで理解しようとする人はいなくなる。微力ではあっても自分にできることは何だろうかと。そんな思いで、日々キーボードを叩いています。
 
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神無月もあと3日

冷たい雨が降り出しました。寒冷前線通過とともに、大陸から優勢な寒気が降りてきて冬型の気圧配置になってくる季節。里の紅葉も一雨毎に進みそうです。

 

真夏の猛暑が尾を引いているせいなのかどうかは知りませんが、この秋の紅葉は、今ひとつ色鮮やかさが薄いようにも感じますが、どうなのでしょう。

神無月も残り3日、今年もあと60余日となりましたが、ちまたでは『平成最後の』というキャッチが溢れてくるようになりました。なんでもかんでも紐付けする、日本人の悪い癖。

 

そんな中で昨日は地元新潟市長選、ちょっとばかり望んでなかった方の当選でしたが、いくらか予想通りの感もあります。お膝元西区の方ではありますが。

 

そんなに大きな施策変更は当面ないと思ってますが、やたらと中央や知事とのつながりを強調されるのが鼻につきます。

 

それも必要な要素だとは思いますが、新潟なら新潟の独自性をいかに伸ばしていくのか、本当に地方再生をやろうとしているのか、どうも本気度がイマイチ。

 

新潟は東京に近すぎるのかな、首都圏経済の引力が強すぎて、新潟「らしさ」が消えていく感じにも危機感が足りません。

 

昔ながらの「予算を引っ張ってくる」やりかたでは、成功しないでしょうね。じっくり見守っていくことにしましょうか。

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地元企業での一社研修MG

この土日は、新潟市内の企業の一社研修でMGを取り上げていただきました。きっかけは、倫理法人会のモーニングセミナーでの私の講話を聴いていただいたことから。

 

若手の幹部社員や幹部候補社員に、経営感覚あるいは変化対応の実践教育をというリクエストでしたので、迷わずMGを提案したわけです。

 

今回がその第1回目で参加者は16名ですが、ほとんどがMGの体験無し、数人が過去に「やった記憶がある」というメンバーでした。

 

というわけで、スタートは通常のMGよりも30分早い9時半から。第1期シミュレーションも、余り余計な話はせずに基本をかっちりと進めていきます。

 

「教えない、教え合う」といっても、ほぼ全員が若葉マークですので遅れるメンバーがいないように、気を配りながらの進行。しかし、案ずるより産むが易し、順調な第1期でした。

 

マトリックス会計表の全員完了はちょうど12時5分前、予想よりも早く昼食に突入。もちろん、昼の時間は「どこの誰、なぜ来たか」です。

 

この進行状況を見て、ルール説明もいつものMGセミナー通り、本質を外さず簡略にいっても大丈夫と確信しました。

 

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そしてゲームについても多少の時間延長は行いましたが、入札も心配することもなく、ずっと3つの卓に交互に付いてはいましたが、口を出すこともほとんど無しでした。

 

そして第3期の決算が全員終了したのが19時10分前、戦略会計講義の時間は持てませんでしたが、もしかしたら20時近くまでかかるかなとの心配は杞憂に終わりました。

 

明日は朝9時スタートで、講義と経営計画からのスタートです。締めくくりにも1時間のまとめの講義ができるよう、がんばりますか。

 

ゲームの中でも、何か大きな変化が出てきてくれることを期待しています。今日もその兆しが少し感じられましたので、どうフォローしていこうかワクワクします。

小さいからこそ本当の人財教育ができる

「採用は自由に」という私感について、こんな意見をいただきました。

 

曰く、採用時期が春4月と決まっていて一斉採用しているから、入社時の集合研修もそれなりの時間・日数をとってできる。また、新入社員への教育が公平平等、かつ横のつながりや同志意識もできて佳いとのこと。

 

この意見を送られた方は大企業、あるいはそこそこの規模で、かなりの人数の採用をされている会社の方ではないかと思われます。これまでの日本企業が、一斉入社・集合教育でそれなりの効果を上げてきたことは事実です。

 

ただ、それがベストだったのかどうかということには、私はいささか疑問を持っています。それはともかく、採用方式が変わり「自由」になったとしても、大企業等の現行方式は余り変わらないでしょう。

 

小さな会社にとっては、そもそも新入社員の集合教育すらできないので、やるとすれば外部研修に委ねることが多いわけです。あるいは何社か合同でという例もありますが、これだと長期間に亘ることはできません。

 

しかし、小さな会社だからこそやれることが、それこそ無数にあるというのが私の考えです。実際、色んな工夫をされて新人教育をしっかりやっている会社を、これまでもたくさん見てきました。

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それこそ、経営者はもちろん先輩社員も一緒になっての「学び合い」です。最初はもちろん経営者や先輩社員が「先生」なのですが、やり進めていくと彼らもまた新人社員から教えられることがいっぱいあることに気付きます。

 

日々の仕事にどっぷり浸かってしまっていると、当たり前だと思い込んでいること、気が付かずに見逃してしまっていることなども、少なくないのです。

 

既成概念を持っていない新人の目や肌感覚は、そんなものをくっきりと浮き彫りにしてくれるでしょう。教育効果とは、教えられる側だけでなく教える側にもあるのだということを、是非とも認識したいモノです。

 

小さな会社の場合には、どうしてもOJTといった実地教育や実践教育が主体になりますが、経営者あるいは先輩自らがテキストを作ることで、仕事の洗い直しができることもあります。

 

小さいからこそ、現場で必要なことを肌身で知っている人たちが、その体験・経験を伝えることができるというモノです。だから、4月入社・一斉教育といったことに、こだわる必要などないのです。

 

大事なことは、「人をどう(人財に)育てるのか」という会社としての方針・方向性を明確に持っていることです。難しい言葉で言えば教育戦略あるいは人(財)づくり戦略でしょうか。

 

大企業の中にも、借り物の教育ロードマップは持っていても、しっかりした戦略を持っているところは一握りしかありません。ある会社の教育体系は、コンサル会社の教育プログラムの焼き直しでした。

 

小さな会社こそ、心を込めて人を育てることができる、そういう気概と信念を持って下さい。もちろん、その前提条件はキチンとした経営理念を持っていることです、お忘れなく。

シニア受講後の免許条件期数の意味

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<連載コラム(101)>

 
 昨今はMGの受講者が全国的にも増え、第3次あるいは第4MGブームだなどとおっしゃる方もおられます。

 
とても喜ばしい限りですが、それだけにインストされる方には重い責任があると言えます。即ち、いかに基本原点を正しく伝えられるかです。

 
 そんなことは言われなくても分かっていると、おっしゃる方も多いでしょう。であるならば、MGシニアを受講してなお、「あと〇〇期ジュニアコースを受講のこと」と告げられるのは何故でしょうか。

 
 それはとりもなおさず、MGの基本プログラムであるジュニアコースの中に、基本原点があるということに他なりません。

 
 ですから、あと〇〇期のジュニア受講はそれまでにも増して、気を入れて取り組まねばならないでしょう。単に期数をこなせばいいというものではありません。

 
 私の場合は、実はそこが欠けていました。社内インストとしてすぐに社内MGを任されたという、業務上の環境・条件があって「考える暇もなかった」というのは言い訳ですね。

 
 最初のシニアは50期の少し手前でしたが、私の場合は「条件なし」免許でした。

 
 もちろんそれ以降も、毎月のように各地のMGに参加していましたので、最初の社内インストの直前には70期を超えてはいました。

 
 ですが足りなかったですね、本当の理解が。幸いなことといえば、MGと同時並行で脳力開発も学ぶ機会に恵まれていたということだったでしょうか。

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就活ルール撤廃こそチャンスだぞ

就活の今後の問題について、あちこちで意見が噴出している。経団連会長の発言に対して肯定的なものがあれば、真っ向から対立する意見も少なくない。

 

ハッキリしていることは現状の仕組み、と言っても実は経団連加盟企業(主として大企業・上場企業)がルールを守ることを約束しているのだが、それが一般的な就活ルールとして世間に受け容れられていることも事実。

 

一方でそんなルールには縛られない、むしろ背を向けている企業も多い。外資系などはもちろん、中には年間いつでも採用といった会社も見かける。中小企業だって元気な会社がけっこうある。

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現状ルールはもちろん、どんなルールでもいいからあったほうがいいというのが、上記の「反対意見」の主流になっている。そうでないと歯止めが利かない、青田買いの横行で大変なことになると。

 

果たしてそうだろうか、採用にだって企業は多大なコストをかけるわけだが、効率の良いコストのかけ方をしようと努力する。青田買い、すなわち採用活動を始める時期を早めるにもコスト効率が歯止めになるだろう。

 

むしろルールなどない方が企業努力がなされて、より良い採用活動、すなわち企業にも学生にもメリットがある状況になるという考え方もある。企業格差が出ると心配する向きもあるが、それは杞憂だと思うのだ。

 

現状だって、大企業などには負けない人材確保を毎年続けている中小企業も少なくない。人気企業では、採用予定人数の100倍、1000倍の応募者があるとも聞く。やりかた、努力次第だろう。

 

それで企業間格差が出るのはやむを得まい。中小企業家同友会などの合同企業説明会なども、これまでのやり方から脱皮しなければいけないだろう。ネットの活用も大きな課題だ。

 

また大学側などは、現状のようなルールがないと学業に支障が出るからとおっしゃる。これもまた、違う次元の事柄を同じ土俵に上げて無理矢理結びつけようとするモノに過ぎない。

 

早く就職先が決まれば、それだけ学業に打ち込める時間が増えるというものではないのか。理科系なら、実験や研究活動に打ち込める時間が、かえって増えて良いのではないか。

 

学生たちが勉強しなくなるというのは、そもそもその大学の授業に魅力がないからではないのか。これからますます大学間の格差が出てくるだろう。淘汰される学校が出てくる、それもまた当然の摂理であろう。

 

どんなことがあっても出たい授業なら、学生は就活行事を蹴飛ばしてでも参加するのではないか。行事欠席がそういう理由であって、それを良しとしない企業があったら、そんな会社には就職する価値がないということだ。

 

就活ルール無しの時代が来ればラッキーだ、会社の将来のためにぜひとも佳い人材をとってやるぞ、小さな会社もそういう気概と現状打破の心をもってほしい。

 

大きな会社と同じ土俵で戦うのではない、学生たちがやってくる独自の土俵をちゃんと用意して、会社の理念や将来像を社長自身あるいは社員自身の言葉でしっかり発信してほしい。

 

必ず佳い人材がやってくる。彼らに対して、あなたを「当社の柱」となるようずっと育てていくという信念を、熱意を込めて語りかけるのだ。成功のイメージを持って前向きにいこう。

障害者雇用水増し問題が意図的でないって!?

中央省庁の障害者雇用水増し問題が発覚して、唖然としたのは私ばかりではないはずで、特に雇用義務の対象となる中小企業などは怒り心頭に発したのではないだろうか。

 

これを調査した第三者検証委員会の委員長が結果を公表したが、33の政府機関の内28の省庁等で不正が行われ、その数なんと3700人だそうだ。

 

何しろその中には、企業の義務違反を取り締まる厚生労働省まで入っているのだから、開いた口が塞がるはずもない。「恣意的に、不適切な基準を用いた」とは役人的表現で、とても納得できない。

 

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地方公共団体や教育委員会などでも4千人近い水増しがあったそうで、一体この国はどうなっているんだとあきれてしまうばかりだ。

 

「意図的にやったのではない」ということにも納得がいかない。意図的でなくて、どうしてこのような不正が8割を超える省庁に広まったというのか。しかも、不正が始まって20年にもなろうとしているのだそうだ。

 

法律を破っているという意識が欠落しているのか、いやいやそもそも法律を知っているからこそ、「意図的」にやり続けてきたのではないのか。

 

しかもその間、誰も不正に対してモノを言わなかったというのだろうか、自浄作用すらないというのはどういうことか。そもそも、おかしいと気付いていなかったことが信じられない。

 

誰かが気付いて声を上げたのか? しかしその声は押しつぶされてしまったのか? どうなんだろう。

 

民間には、障害者を積極的に雇用している企業も多くはないが、ちゃんと存在している。中には、障害者の数が社員の半数にも達する会社もあり、そこでは健常者も障害者も明るく一緒に仕事をしている。

 

そもそも、健常者と障害者とを区分けすること自体がおかしいのだという経営者もいらっしゃる。同じ人間の、ちょっとした違いに過ぎないではないか。それこそお互いの個性であり、それを活かすことができればいいのだと。

 

それこそ、本当に「社員を大切にする」会社だ。いや、人間そのものを大事に考え、実際に大切にしているのだといえよう。

 

もちろん、仕事柄どうしてもできないこともある。それでもなんとかならないかとみんなで考え、仕事に人を就ける発想から、人に就ける仕事を考えて創り出すことまで高めている、素晴らしい企業もある。

 

なのになんだ、国の省庁どものていたらくは。早速に対応策を発表しているが、そこには反省もなければ、まず第一に戦略が感じられない泥縄的なモノとしか思えない代物だ。

 

「障害者雇用の推進に全力で取り組むよう指導を徹底したい」とは、厚労大臣の記者会見発言だが、こんな官僚的発言で何が変わるのだろうか。期待するだけムダかなぁ。

低い評価は明日への期待につながる

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<連載コラム(100)>

 
 さて「短所」(だと感じる方)の部分に対する点検ですが、短所は目立つのでついつい追求を強めてしまうことがあります。

 
 とくに、いわゆる重箱の隅をつつくような些細なことまで、取り上げてしまうことがありますが、これは避けるべきです。

 
 指摘された立場で考えてみれば自明の理で、気分的にも佳い気分ではありませんし、反発心さえ生まれてくるかも知れません。

 
 さらには人間的にも萎縮方向に作用してしまい、かえってマイナス効果を与えてしまう可能性があります。

 
 すなわち、かえって小さなこと、些細なことにまでピリピリして神経質になってしまったり、逆にまたボロを出さないように気を遣いすぎてしまいます。

 
 結局は肝心のところがおろそかになってしまい、あるはずの良さまで消してしまいかねません。

 
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のビジネスパワー(BP)分析・衆目評価でも、些末にとらわれないことを心がけて、むしろ相手の良さを引き出すようにしたいものです。

 
 悪い点は評価点が低いことで分かっているわけですので、むしろ次はこうした方がいいよと気を付かせる方向に持っていきたいもの。それが進歩発展につながっていけばいいわけですから。

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心の余裕をもって一歩ずつ前進

先週の火曜日早朝からスタートした今回の遠征、1週間目の今日が最終日です。様々なミッションがありましたが、いずれも前向きな結果をえることができました。

 

しかも新たな「芽」の可能性も得ることが、もしかしたらという感じがあり、それも複数ですので期待が膨らみます。また、来年のセミナー参加へのアポイントもいくつかいただきました。
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脳力開発で学んだこと、すなわち自ら動くことがカギになるんだなということを、今回も強く実感することができました。遠征そのものが、脳力開発の実践なんだと。

 

そうです、動くこと自体が学ぶことなんだということに改めて気付かせてもらっています。動けば、必ず何らかの結果が得られるということなんですね。(写真は本文とは無関係です)

 

その結果は、既に形になっていることもあれば、これから形に仕上げていくものまでさまざまです。まずやることはスケジュールに載せることです。

 

戦略とはスケジュールを決めることである。書き込むことで確認が出来、必要な調整も行えます。あるいは、これまで見えていなかった別の可能性にも気付くかも知れません。

 

新潟に戻りましたら、その辺りの整理をまずやっていきます。お世話になった方へのお礼メールも忘れずに。

 

合わせて、現在進めている脳力開発講座にもテキストとして使える小冊子づくりを、確実に進めていきます。こちらはリミットもハッキリしているので、待ったなしです。

 

今年も残り70日余、時間はたっぷりあるという心の余裕をもって、進めていきましょう。そして今週末も新しいご縁の仕事に向かいます。

私がMGを通じて皆さんに伝えたいこと

昨日から神都・伊勢市で、キャッシュフローMGセミナーを開催しています。

 

MG仲間の税理士、河西誠二郎さんのご協力を得て今年で3回目の開催。その前から脳力開発セミナーや脳力開発+MGのセミナーを継続していただきました。

 

春に西先生のMGを開催されて、全国からシーガル仲間がたくさんやってくるMGですが、秋にもということで3年前からCFMGを取り上げていただきました。

 

今回の参加は16名(3卓)、ほどよい人数で楽しい雰囲気の中でのセミナーです。初日は第1期の基本シミュレーションをがっちり行い、2日目も戦略会計講義から始まります。

 

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まとめの講義では、「なぜMGなのか」を人間第一、相手主義の切り口からお話をしようと思います。もちろん、私の経営体験が中心になります。

 

また、MGに参加される方々の多くはMQ会計を中心に、戦略会計や利益感度分析などを学ばれますが、それとともに「BSさらにCFにも目を向けよう」と呼びかけています。

それは、私自身が小さな会社を経営する中でBSあるいはCF(キャッシュフロー)に、大変苦労した体験を持つからです。

 

PL(損益計算書)は、営業現場や製造現場の担当者でもコントロールしていくことはできますが、BSあるいはCFのバランスづくりは経営者の仕事だと感じたからです。

 

短い時間で伝えられることは僅かではあるのですが、一つでも気づきを感じていただければ、幸いに考えています。

 

そんな中で、経営者がぜひ目指してほしい「人を大切にする」、なかんずく社員とその家族を幸せにする経営についても触れていきます。

 

さぁ、いざ出陣です。今日も氣愛を込めて。

三岐鉄道北勢線ナローゲージの旅

今朝はキレイに晴れ渡った空になっている、三重県の伊勢市。伊勢神宮を中心とした神の国の街だが、街だが、今回はお参りに行けるだろうかなぁ。

 

この土日は、毎年恒例の伊勢セミナーでここ数年はキャッシュフローMGをやっている。昨年は台風の直撃を受けるという超ハプニングがあったが、今年は何事もなさそうだ。

 

さて、前日の昨日は丸1日時間が取れたので、乗り鉄の旅を愉しむことにした。となれば、三重県に残る二つのナローゲージ。

 

かつては地域のローカル私鉄として開業し、やがて三重交通に一元化され、さらには大私鉄である近鉄の路線となった。

 

その後赤字により廃線の話もチラホラ出たが、一方は三岐鉄道が路線を引き受け、もう一方は三セクの四日市あすなろう鉄道が設立されて現在も健在なのは嬉しい。

 

当初は両方ともいっぺんにと思ったが、愉しい旅はゆっくり味わうのが佳いので、今回は前者に焦点を当てることにした。そんなわけで、前日は桑名泊になった。

 

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三岐鉄道北勢線の西桑名駅はホテルの真ん前にある。開業時は路面線でさらに街中まで伸びていたそうだが、今は桑名駅の片隅にひっそりとある。

 

かつてはナローゲージ(762mm)の弱小線で、本数も少なかったが今では整備され、駅数も増えて運転本数も増えた。ただ、終点の阿下喜まで行くのは基本1時間に1本だ。

 

終点阿下喜(あげき)までは役20km、幅の狭いレールが左右に曲がりながら続いている。至る所に「(時速)25km制限」標識があるのがナローらしい。

 

とはいえ、車両は小型(全長15m以下)だが3両ないし4両編成、冷房化も進んでいる。ただ一部は重量に配慮したり、機器がおけない理由で非冷房だ。

 

阿下喜までは55分の旅、途中でも列車交換も列車交換も度々あり、桑名に向かう列車はけっこう乗客が多かった。

 

やがて正面の藤原岳が大きく見えてくると終点の阿下喜だ。員弁川をはさんで平行する三岐線の伊勢治田駅までは1.5kmくらい。

 

まずは逆方向の北勢郵便局までけっこうな坂道を上がり旅貯金。反転して伊勢治田駅まで約30分くらいを歩いた。愉しい旅であった。

脳力開発にも期数が必要です

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<連載コラム(99)>
 
 MGの場では、どうしても性格や普段の行動性向がにじみ出てしまうと言われています。そこで、採用試験や内定者研修でもMGを採り入れる会社が増えています。

 
 その場合も、ぜひ長所を確認する方向で進めていただきたいですね。短所の発見だけではつまらないです。

 
 また「長所の確認」は単に褒めることとは違います。ましてお世辞やおだてなどとは、本質的に違います。

 
 あくまで正しい事実認識に基づいて、その「良いと思われる点」をもっと伸張させるために、適正な確認をする(整理する)ということです。

 
 ですから、過剰に褒めたりおだて上げたりすることは、逆に長所の伸張を妨げ、本当の進歩発展・向上にブレーキをかけてしまうことがあります。

 
 かえって短所を助長してしまわぬよう、気を付けたいものです。

 
 一方、「短所の点検」は単にけなしたり文句を言うことではなく、また指摘しっぱなしということもよくありません。

 
 できる限り、ここはこうすればいいのではないかといった、改善案的なアドバイスを添えるべきです。

 
 極端に言えば、そういった改善のアドバイスをつけられないようなら、むしろ指摘をしない方がいいのです。その意味では、脳力開発もまた『期数』が必要だと言えるでしょう。
 
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経営理念は企業の最高戦略

再び、三度、経営理念である。

 

というのも、最近また経営理念をキチンと作ろうという会社とのご縁ができたからだ。有り体に言えば、その会社はこれまで経営理念を意識してはいたが、作ってはいなかったのだ。

 

そこで、新年度を期して経営理念を制定して、会社の進むべき道をしっかりと示し、全社員とともに歩んで行くことを目指していこうとなったわけだ。

 

素晴らしいことだと思うと同時に、サポートさせていただくことに感謝をしている。これまでも何社か、理念づくりや経営理念を含む経営計画の見直しにタッチしたが、これを機会に私自身も再度学び直してみたい。

 

言うまでもないが、経営理念は企業の最高戦略であり、会社として目指す方向だけでなく、その存在価値をも世の中に示すものである。企業活動の大本であり、羅針盤であり、心の拠り所だと言ってよい。

 

ということは、企業理念がないということは、目指す方向が曖昧模糊であり、存在価値を明示していないということになる。羅針盤がないので迷う可能性があることにもつながる。

 

もっとも、色んな会社の経営理念を目にしてきたが、中にはとってつけたような代物が少なくない。どこかの書籍から抜き書きしたような言葉が並んでいたり、美辞麗句を並べたものや長々しい訓示みたいなものまで多種多様だ。

 

一体この会社は何がしたいのだろうと、首をかしげたくなるものもある。それが悪いとは言わないが、押しつけられている社員の気持ちを考えるとどうなんだろう。

 

今度の会社は成文化した経営理念こそ現段階ではないが、しっかりした企業の存在活への意識がある。しかも、社員の中にもかなり浸透しているようで頼もしく思う次第だ。

 

おそらく経営者の意識の中、つまり頭の中にはいくつかの要素(エキス)があるのだろう。それをまだまとめきれないでいるのだと判断している。よって、ディスカッションを通じて言葉とイメージを引き出すことになるだろう。

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その中からずばり会社の方向(性)や存在価値を表す言葉を、素直にまとめていけばいいはずだ。それも、経営者自身の言葉であるべきだ。言葉の長短は関係ないが、できれば端的に表現していきたい。

 

言葉を唱和することによって、経営者の考えているこの会社の将来がイメージできれば申し分ない。全社員の心の中に、常に拠り所としてあるものにしたい。

 

こう言うのも、そうでない経営理念が目に付き鼻につくからだ。世の中でのお役立ちとか、お客様第一主義だとか、「言ってることとやっていることが違うだろう!」という類が多いからだ。

 

その愚は犯すまいと思う。だから、経営理念と合わせて経営方針をしっかりと立てておきたい。もちろん、その第一は「全社員の幸福」だ。経営者は社員を大切にし、社員はお客様を大切にする、これ基本でありたい。

 

方針が確立すれば、目指す方向は自ずと定まってくる。必ず、いい経営理念ができるだろう。経営者の姿勢、そして会社の中の雰囲気を感じてそのように確信している。

今日も『売り子』でがんばります

今週は「歴史」ブログはお休みです。先日の『西郷どん』には言いたいこと山のようですが、めんどくさいのでやめておきます。

 

ただ、あんなひどい江戸城開城後の長岡落城、会津降伏などの描き方は、前代未聞だろうなと感じました。「ナレ死」というのがあるそうですが、ほとんどそんな感じでした。

 

さてそれはともかく、昨日から長めの遠征に出立、この2日間は東京にて「MUGゆきぐに」の恒例となった、表参道ネスパスでのイベント参加です。

 

表参道ネスパスは、新潟県のアンテナショップで昨日もたくさんの人で賑わっていました。昨年の10月にMUGゆきぐに仲間で特別出店をしています。

 

私は販売の応援、川口(農場)さん仕入の県内産果物などを店外で販売しています。昨年は初日に品切れしましたので、今年はちょっと在庫を増やしています。

 

昨年よりも遅いタイミングですので、若干品揃えは違いますが、あと1日しっかり売り切っていきたいものです。今朝は店内のレイアウトを変えていくようです。

 

天候がイマイチですが、雨は降らないようなので来客増を期待しています。

 

今日は夕方16時までの営業ですが、私は一足早く応援を切り上げて、羽田空港から次の訪問先・福岡に向かいます。明日は、来年のセミナーについて打合せです。

 

では、氣愛を入れて行きますか。

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短所の方が目立ってしまうのだ

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<連載コラム(98)>

 
 脳力開発チェックシートなどによる自己の点検と確認、これを進める時に注意しておきたい点が3つあります。1つは、前回も書きましたように素直な心で受け容れることです。

 
 「あ、これが今の自分なんだな」というくらいの気持ちで、受け止めていただくのが佳いのです。

 
 また、できるだけ他人や周囲のことを外して考えることです。詰まる対象はあくまで自分なのであって、他人を批判したり評価することではありませんから。

 
 他人という存在は、あくまであなた自身がどう考え行動しているかの対象であるということです。

 
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つめは「長所の確認と短所の点検」です。長所と短所を同格に見るということでもありますし、双方共に良く見るということを忘れてはなりません。

 
 強いていえば、長所の確認が主であり、短所の点検は副(従)ではありますが。

 
 順序的には長所の確認が先で、短所の点検は後でということです。そのくらいでちょうど良いというふうにとらえて下さい。

 
 一般的に、どうしても短所の点検の方に力が入り、その反動で長所の確認が忘れられてしまうことがあります。

 
 短所は目立つのです、反対に長所は普遍化していて余り目立たないのです。つまり当たり前のことになっていることが多いのです。

 
 あなた自身も、実は長所の方が多いのだということを、まずは自覚しておいて下さい。
 
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42回目のアニバーサリーに寄せて

今日はアニバーサリー、42回目の結婚記念日です。

 

1976年の10月15日、私たちは親族や仲間たちの祝福を受けて旅立ちました。私が24歳、そしてカミさんは23歳でした。出会って3年半後だったですかね。

 

町の外れの古い小さなアパートでの新生活が始まりました。あれから42年、わがままな私ですからとっても苦労をかけました。安月給で、蓄えも僅かでしたし。

 

山あり、谷あり、さらに谷ありって感じだったですね、ホントに。振り返ってみれば、何度か壁に突き当たってみたり、しょうがないなと諦めてくれたことに感謝です。

 

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10年前に独立した時も、きっと不賛成だったに違いありません。定年まであと5年余、安定した生活を捨てて、先の見えない海に漕ぎ出そうと言うのですからねぇ。

 

おかげさまで私は好きな仕事、天命だと信じていることに取り組むことができています。感謝をしてもしすぎることはありませんね。

 

というわけで43年目に入りました。お互いにもう高齢者と仕分けされる年齢に入り、一歩一歩着実にしか歩めない世代になりました。

 

金婚式まではあと7年、そこまでいくとどちらも70歳台。私は体の許す限りは、今の仕事を続けていきます。

 

今は手のかかる孫の世話も、あと数年を待つことなく終わるでしょう。その時には、2人で旅にも行きたいですね。それまでは、足腰も丈夫に保たなければ。

 

これまで支えて下さったご縁ある方々、とりわけ亡くなったお互いの両親に心から感謝です。

神様は粋なことをしてくれました

一気に秋が進んできた感じですね、朝の気温が15度を切るようになってきましたので、里でも紅葉がボチボチ始まりました。これから加速していくのでしょう。

 

今月は公開セミナーが主催二つ、共催一つ、そして企業セミナーとグループセミナーが一つずつです。その合間にイベントのヘルプと、乗り鉄の旅、充実の神無月です。

 

昨日(土曜日)は、新潟県央の燕市でのMGセミナーでした。ネクストリーダー養成講座の一環として、MGを取り上げていただきました。

 

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イベントや祭等の関係で当初予定よりも参加者は減りましたが、市役所の担当課メンバーも一緒にゲームに入られ、MGの面白さを実感していただきました。

 

全員が初MGですので、第1期シミュレーションもじっくり時間をかけてやりました。土地柄製造業が大半ですので、全部原価と直接原価についてもひとくさり。

 

初MGでも若手メンバーでしたので飲み込みも早く、予定より早い進行でした。しかし、まとめの講義にはじっくり時間を取りたいので、決算途中の切り上げとしました。

 

後継者でありながら、決算書や決算書や月次試算表もほとんど見ていない、見ても中身が読めないという参加者もおられます。

 

せめて何をポイントに経営を考えていくのか、やはりMQ会計への置き換えが必要であることを強調しました。難しく考えずにとにかく「バッサリ」というやり方でと。

 

感想文や交流会の話の中でも、さらに学びを深めてやってみたいという言葉が聞かれたことは、インストラクターとしてはとっても嬉しいことです。

 

今月後半の企業研修(MGフルプログラム)に向けて、こちらもほぼ全員が「初心者」ですので、どう進めていくかという大きなヒントにもなりました。

 

やはり、日々刻々学びだなぁと感じます。初心者からも教えられる、気付かされることがたくさんあるものです。虚心坦懐に、素直に耳を傾けることですね。

 

口は一つ、耳は二つ、神様は粋なことをしてくれたんですね。

就職活動は入学したらすぐに始めるのがいい

経団連の「就活」協定見直し(廃止)の動きに、賛否両論がある。一定の歯止めがないと、いわゆる青田買いが行われ、また学生の本分である学業にも悪い影響がある。

 

一方で今のやり方では、協定を守る側が不利な立場に立たされている。経団連加盟の企業以外は守っていないのだから、有名無実になっている。

 

とまぁ、それぞれの立場で色んなことを言っているのだが、企業はどういう論理で考えているかというと、これは私の想像であるが「採用コスト」をどう見ているかではないかと。

 

今現在のやり方でも、年々採用のコストは上がってきているという事実がある。何しろここのところ「売り手市場」の傾向が強まっているので、コストも上がって然りなのだろう。

 

私の時代は協定も何もないというのか、完全に自由だったと思う。もう50年近くも前の話ではあるけれど、気の早い同級生は3年次の秋頃からもう活動を始めていたようだ。

 

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私の家にも各企業のリクルート情報、すなわち企業案内・採用案内が、毎日のように大きな封筒で届いてきたのは年明けからだったかな。

 

当時はインターネットなどない時代だから、すべてがアナログだった。どうしてたくさんの案内が届いていたのかはよく分からない、勝手に届いていたからだ。

 

つまりこちらから請求をしているわけでもない、大学生名簿辺りを手がかりに送っていたのだろうか。学生名簿なども、ゆるゆると出回っていたのだろう。

 

いずれにしても手元に届く案内の中から、適当に返信(ハガキ)をしながら企業訪問を申し込む。私は周りがかなり決まりだした4月頃から、焦り始めたと記憶している。

 

それでも10社近くのアポイントを取って、東京、名古屋、大阪の企業本社を訪問した。リクルーターだけがあってくれた会社から、役員面接まであった会社まで様々だった。

 

家に戻ると、翌日くらいからは電話や郵便で「採用(内定)通知」が来た。3社来たと思うが、結局最初に電話をくれたところに決めた。それが5月の中頃だったと思う。

 

何もかも廃止して、大学に入学したら1年次からすぐに就職活動をやればいいのだ。その代わり数年かけてじっくりやるのだ。企業も学生も真剣に長時間向かい合えばいい。

 

つまり男女の仲もそうだが、じっくりと交際期間や婚約期間をとるなりして、お互いのほとんどを知り尽くすところまでやればいい。早めに決めた方が学業にも打ち込める。

 

企業も学生に、入社前までに「こんなことを学んできてほしい」とか、「こういう資格を取っておいたほうがいい」と要求すればいいのだ。

 

小さな会社の方が、もしかしたら有利になるかも知れないと私は思っている。小回りが利いて、コミュニケーションも社長自らがじっくり取れるに違いない。

 

どうなるんだろうね、楽しみでワクワクしているのだが。

脳力開発のチェックシート

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<連載コラム(97)>

 
 脳の活性化とは「脳回路をより良く構築する」ことなのですが、構築の内容は改築と新築です。そしてそのためには、「まず気付く」ということが出発点になるのです。

 
 日常的に、具体的に「良い点を益々伸ばし、まずい点を修正していく(改める)」ためには、まず良い点もまずい点も、ともかく気付く(意識する)ことが必要です。同時に、そのことを素直に受け入れることです。

 
 気付いたらすぐする、ことが次のステップとなるわけですが、普段の日常生活ではなかなか自分を客観的に見る、眺める時間がとれません。

 
 何かが起こった際に、自分の思いとは違うところから(強制的に)気付かされることはあるようですが。

 
 そんなことが起こる前に、やはり自分のことは自分で気付きたいものです。その手段・道具の一つとして、脳力開発セミナーでは「チェックシート」を用意しています。

 
 中には自分で工夫して、独自のチェックリストを作っておられる方もあるようです。

 
 脳力開発のチェックシートでは、「11の指針」に例示を元に30項目のチェックポイントを挙げています。

 
 普段の自分を振り返りながら、同時に今の自分はどう考え行動しているかを、冷静に客観的に見つめる時間を持つのです。

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いつまで全部原価で管理しているの?

数ヶ月前のことだが、ある製造業の経営者の方からこんな質問をいただいた。

 

MGMQ戦略ゲーム)を何度か体験して、西(順一郎)先生はじめ何人かのインストの方からの講義を受けて、直接原価が経営管理には有用であることは分かった。

 

しかし、実際現場でどうやっていいのかが分からない。毎月の試算表でも決算書でも全部原価計算で、製造原価報告がくっついているわけだが、そこからどう直接原価につなげていけばいいのか。

 

おそらく、多くの製造業の方が同じ悩みを持っていることだろう。いや、悩んでいるだけ、直接原価を導入してみようと思われるだけ、御の字だとも言える。大半の方は、今のままでいい、あるいは仕方ないと考えている。

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税理士もこの経営者の思いには即座に答えられない。何しろ税理士の仕事は税金の計算で、せいぜいどう節税したらよいかを経営者に伝授すること、と言ってしまうと言いすぎだろうか。

 

実際のところ、全部原価計算ではじき出されている試算表や決算書のPL(損益計算書)を、どう加工すれば直接原価計算による「経営に役立つ計算書」にできるか、分かっていない専門家が多い。

 

ある税理士集団では、変動損益計算書と名付けて別資料をこしらえているが、残念ながらこの資料は全部計算による資料と余り変わりが無い、つまり役には立たない。

 

ことは極めて簡単である、あれこれ考えるまでもない。

 

すなわち、変動損益計算書の中から人件費(F1)項目、経費(F2及びF4)項目、さらには減価償却費(F5)を全て取り出して、固定費(経費)の中に入れてしまうことで片が付く。そんな乱暴な、しかしそれで良い。

 

言い換えると、材料費と外注費に類するものだけを変動費として計算すればいい。売上高から、その新たに計算した変動費を差し引いたものが売上総利益(粗利益)だ。

 

そんなに簡単にやって良いのですかと聞かれることがあるが、それでいいのだ。考えてみればいい、例えば労務費や法定福利費、福利厚生費、あるいは製造現場での教育費などは、製造量には無関係に発生する。

 

残業代や季節労働者、時間労働者の給与などは変動するではないかと茶々をいれる人がいるが、それも含めて固定費に入れてしまうのだ。あれは変動費、これは固定費などと、同じ科目で振り分けるからおかしくなる。

 

大雑把で十分だ、経営の要諦を把握するには。細かく重箱の隅を突っついてみても面倒なだけで、大要が変わることはない。変動しない費用などを変動費に加えることの方が、何よりおかしいではないか。

 

そんなわけで、くだんの経営者の方にもそのように申し上げたのだが、彼がその後やったのかどうかは定かではない。私のクライアントなら、尻を叩いてやらせるところなのだが。

 

あなたの会社がもし製造業なら、早い内にやってみた方がいい。きっと今までやっていたことがいかに間違っていたかとか、目から鱗の発想が生まれてくるだろう。

 

そのことだけは確約できるのだ。ちなみに、中小企業経営の神様・一倉先生は、かつて「全部原価があなたの会社をダメにする」とおっしゃいました。

江戸の女は強し

江戸城無血開城、先日の『西郷どん』は相変わらず「美しく」描くものだなと嘆息。

 

勝海舟が「江戸を火の海にする」計画もしていたことなどは、おくびにも出さない感じでした。それはまぁ、しょうがないんだろうなぁ。

 

確か、以前の『慶喜』ではそういうこともちゃんと描いていたようだったと記憶しているが。新門辰五郎の娘が、慶喜の側室だったしね。そんなことはひと言も無し。

 

無血開城後に西郷と慶喜が会う、これも史実の外の演出だな、やりすぎ。その方がドラマとしては面白いってことで。

 

その前に天璋院(篤姫)さんに会う設定だが、これも史実外。天璋院が西郷に嘆願書を送ったことは事実だが、面会まではねぇ。「徳川の女」として生きる決意はにじみ出ていたが。

 

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そういえば和宮(静寛院宮)さんは出てこないねぇ、かつての婚約者だった有栖川宮に書状も送っているわけだけど。

 

江戸城開城には、この二人の女性の存在も欠かせなかったと思うのだが、ハヤシマリコは片方は無視してしまう気なのかな。原作を読んでないので分からんけど。

 

天璋院さんは、その後薩摩藩が生活費の面倒を見ようとするのを断るんだよな。あくまで徳川の女性として生きようとする、慶喜なんかよりもはるかに性根が据わっている。

 

和宮さんは若くして亡くなるんだけど、かつて江戸城内では火花を散らしたこともある天璋院さんとは、それなりに交流があったらしい。危機感の共有ってのは大事だね。

 

次回は彰義隊の戦い、そしてどうも長岡藩の戦も出てくるらしい。西郷の弟が北越戦争で戦死するんだが、まさかガトリング砲で撃たれる設定などにはしてねぇだろうな。

 

最後の場面で大村益次郎が登場するが、ミスキャストだな。容赦なくアームストロング砲を打ち込む大村は、もっと冷酷な雰囲気だったはずで、正蔵ではイメージ違い。

 

そんな大村が、靖国神社とやらの参道に高々と立っているというのがねぇ、どうみても冷酷無残な殺戮者なんだが、靖国では英雄なのか?

 

より犠牲を少なくして終わらせることができた、などと曰う御仁がいたが、同じ言葉を確かトルーマンから聞いたんだっけね。

 

その内トルーマンの銅像も置いたらどうだ。「過ちは二度とさせませんから」とか記して。

 

さて、今日まではまだ暖かい秋だそうだが、雨の後には気温が下がってくるようだ。一雨毎に寒さがやってくる、紅葉も少しずつ始まってきたようだ。

 

体調管理にはくれぐれもご留意あれ。

脳力開発はいつも自力で行う

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<連載コラム(96)>

 
 脳力開発は、いつでも自力で行うものです。それは「気付く(意識する)」「修正や確立を決心する」「やる」というサイクルを回すことです。

 
 これが脳回路を確実に構築していく必須条件です。

 
 そのためにはまず気付くことが大切です。しかし、MGの場でも見ておりますと、なかなか気が付かないものだなと感じます。

 
 もちろん外側から見ているから分かることもあるのですが、どうして気が付かないのかなと首を傾げることもあります。

 
 たとえば、入札でなかなか売ることができない人がいます。初心者が多いのですが、いつも同じプライスカードを出し、同じコールを繰り返すので何度やっても売れないのです。

 
 同じ卓のメンバーのプライス・コールを聞いていて、もう何円下げたらいいか分かりそうなものですが。

 
 そうなんです、この第一の関門ですでに引っかかってしまうことがあるのです。MGの入札の場に限りません。日常生活でも仕事でも同じようなことがあります。

 
 ここをブレイクスルーできるかどうか、MGなら期数を重ねることで自然と気付くのですが。

 
 いや、MGだけに非ず、日常生活や仕事にこそ大事なポイントだと言うのです。ところが、見ているといつも同じところで引っかかっている、そんな人が間違いなくいるのです。

 
 あなたは大丈夫ですか。

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キャッシュフローMGの体験効果

三連休の土日に、今年最終のキャッシュフローMG・東京セミナーを開催しました。今年も1月のLR小川会計さん主催セミナーから4回、東京でも開催を続けられました。

 

主催・共催していただきました皆さん、ご参加いただきました皆さんに心より感謝を申し上げます。毎回熱いメンバーの方にご参加をいただき、少数ながら盛り上がりました。

 

来年も会場は変えず、1月にLR小川会計さん(溝口)で、4・7・10月はウィズアクトさん(神田)のセミナールームで開催していく予定です。

 

もちろん、たくさんのMGシーガルの皆さんに学んでほしいという気持ちは強いのですが、あくまでじっくり学び、交流できる範囲内の人数でということで進めていきます。

 

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幸いなことに、参加いただいた方々が「面白かった」「愉しかった」と言って下さり、さらに「意思決定の広がり」や「実務への活用」を感想文に記していただきました。

 

今回ご参加いただいた皆さんからは、周りの方や社員さんたちにも参加を勧めたいという言葉をいただき、本当にありがとうございます。

 

振り返ってみれば、MGに出会ったのが1987年35歳の時、そして翌年には早くもCFMGに出会うことができました。それを体験したことが、90年からの子会社出向に役立ちました。

 

何しろ、出向赴任していきなりの2ヶ月目にキャッシュフローの行き詰まりに直面し、もしその前にCFMGを体験していなかったら、きっとジタバタするだけだったでしょう。

 

もちろん、ジタバタする中でも危機を超えられたとは思いますが、それではきっと「ああ、よかったなぁ」という感想だけで終わったことでしょう。

 

MGそしてCFMGを体験し学んでいたおかげで、ちゃんと自分の頭で考え、社員さんと一緒に行動に結びつけることができた。その体験がまた、実践的な学びになったわけです。

 

今回のCFMGから、そういう体験の流れをまずお話ししてから第1期に入るようにしました。いかがだったでしょうか。

 

さて、今年も残り3ヶ月足らずになりましたが、CFMGは今月は伊勢、11月は岐阜、そして今年のラストセミナーは神戸にて開催します。

 

『利益(PL)は意見、キャッシュ(CF)は現実』という言葉を、MG体験の中で学び感じていただけるCFMGに、ぜひご参加をお待ちしています。

神無月徒然なるままに

10月の三連休、先月の三連休2回は台風の襲来で落ち着かなかったり、天候不順で今ひとつでしたが、今回の台風も地域によっては嵐になっているようです。

 

それにしても思うのは、こうも三連休が繰り返されるとあんまり有り難みを感じないなぁってことです。たまに三連休があるから、大事にその時間を過ごしたいなと思うのではないでしょうか。

 

もっとも私は土日の仕事(セミナーなど)が多く、この度の三連休も東京でセミナー開催です。だからこそ、たまにある休日が貴重に思えるわけで、どのようにカミさん孝行をしようかと考えるわけです。

 

ある方はなるべく土日の仕事を避けるようにしているとおっしゃっていますが、私も可能であればそのようにしたいと思います。それでもクライアントのニーズや、セミナー参加者の都合などでどうしても土日を使うことになります。

 

もっとも、かえって平日が休みのようなもので、デスクワークが片付けば自分の時間をしっかり使えるのは、かえってありがたいことでもあります。ただ孫の面倒を見ますので、カミさん孝行の時間は余り取れません。

 

そんな風に生活のリズムは人によって違います。会社勤めであれば会社のリズムやペースに自分を合わせることになりますが、そこのところだけは独立してよかったと感じる瞬間です。

 

独立して個人事業主になって10年を超えました。自由もあれば、様々の不自由もあるというのが実感です。どんな仕事でも、どんな立場でも多かれ少なかれそうなのでしょう。比較してみても始まりません。

 

隣の芝生は青く見える、ということを噛みしめます。

 

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それでも、自分を塞ぐ天井がないことはありがたいことです。制約も不自由も、ある意味自分なりにコントロールできるのです。会社勤めの頃に目指していたのは制約のない自由でしたが、それはぜいたくというものです。

 

ぜいたくというよりわがままかなと思っています。それでは自分の使命、もしかしたら天命と呼ぶべきものを実現していくことはできませんね。素直に流れに身を任せることも必要だし、逆らうばかりではかえって不自由です。

 

やっとそんなことに気がつき始めたこの頃です。来年のスケジュールも、多くのご縁に支えられて少しずつきまっていきます、嬉しいことで、感謝の連続です。その分自由が制約される、なんて言ったら叱られますね。

 

さて、今日日曜日(三連休のど真ん中)もセミナーです。キャッシュフローMG2日目、私にしかできないことを、使命として決めたことをしっかりと氣を込めていきます。

 

そう、私には私にしかできないことがいくつかある、そのことを心に刻み込みます。

 

ご縁ある皆さん、これからもよろしくお願いします。

今日明日はキャッシュフローMG

今日は、東京で今年最終のキャッシュフローMGCFMG)セミナーです。そろそろ今年の終盤戦で、今回が終わると残すところ伊勢、岐阜、神戸での3つのセミナーで完了となります。

 

キャッシュフローという言葉はもちろん昔からあったわけですが、注目をされ始めたのは1980年代後半頃ですから、まだ30年ほど前ということになります。

 

何故か、それまでの財務諸表すなわち決算書(あるいは試算表)は、貸借対照表(BS)と期間損益計算書(PL)の2つが主で、ここで利益が出ているのに経営が行き詰まるという例が、少なくなかったからです。

 

とくにPLだけでは、会社の状況を正しく表していないということが叫ばれだし、もっと違う計算書が必要ではないかということで注目されたのが、キャッシュフロー計算書だったわけです。

 

いわば利益の質を、企業の利益創出能力と支払い能力の両面から見て評価する必要が出てきたわけです。そこで、キャッシュフロー計算書(CS)なるものを作成してBSと、とくにPLに加えて見ることにしました。

 

欧米では90年代初めまでに制度化されて、これがグローバルスタンダードとされてくると、日本でも作成が義務づけられることになりました。ます上場企業は20003月期の報告書から始まりました。Photo

 

要望したのは株主、ことに機関投資家や外国人投資家のニーズに応える形ですが、企業としてもCSの数字を経営に役立てることはムダではありません。

 

非上場の中小企業は、必ずしも作成を義務づけられているわけではありませんが、とくに現金創出能力すなわちフリーキャッシュフローについて着目がなされるようになっています。

 

とここまで書いてきて、いったいそれ(フリーキャッシュフロー)ってなんだなどと首をかしげているあなた、それでは経営者としていかがなものでしょうか。

 

もっとも、一般に作成されている、税理士(事務所)から送られてくる、あるいは財務ソフトで作成されてアウトプットされてくる資料では、一体何が書いてあるのか、何を説明しているのかがお分かりにならないでしょう。

 

税理士先生は一応説明をして下さるでしょうが、ではどこをどうしたらさらに良くなるかとか、この表の数字のどこに着目していくのがいいのか、それを現場の仕事にいかに反映していくのか、さっぱりでしょう。

 

無理もありません、私の目から見ればわざと分かりにくくしているとしか思えませんから。PLのように、5つの利益が上から順番にあって、それを見ていけばだいたい分かるというものではありませんから。

 

しかし、MGCFMGで自ら作るCS(キャッシュフロー計算書)は、少なくとも作成自体は難しいものではありません。経常利益(G)と減価償却費、BSの売上債権(U)と諸在庫(Z)及び買上債務(K)の数字が分かれば、誰にでもできます。

 

そこから何をどう読むかも、各段階の数字が何を表すのかも難解なものではありません。肝心なフリーキャッシュフロー(FCF)についても、ズバリ数字が明示されます。

 

営業(本業)で稼げているのか、将来投資はできているか、在庫過多ではないか、財務体質の強弱まで。だからこそ、ぜひキャッシュフローMGをやってみませんかと、お勧めしているのです。

 

思い立ったが吉日、そして「リコモンがすぐやる」という言葉を最後に掲げておきます。

気付いたらすぐにやることが大切

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<連載コラム(95)>

 
その3
 日常や仕事の中で、いつも1つの角度や観点からしか考えないと、肝心のところが抜け落ちてしまうおそれがあります。

 
 その結果として、つまらないところで気分の大きな変動を起こしてしまいがちです。

 
その4
 憶測だとか印象、他人の評価などといった不確かなもの、脳力開発的に言うと「確定的でない要素や材料」に振り回されてしまい、いたずらに心配したり気分を支配されます。

 
 あらぬ想像に怯えたり、逆に喜んだり、実態のないものに右往左往します。

 
その5
 いつも内容を具体的、個別的に考えず、大雑把に抽象的あるいは観念的に考えてしまい、それに気分が左右されます。

 
 いざことに当たろうとしても焦点が定まらず、中途半端なままに終わってしまうことが多いのです。

 
 以上のように、一喜一憂が習い性になっている方やひどく心配性の方、気分の変動の激しい方の特徴を挙げてきましたが、MGをやっている自分を見て気付くこともあるのではありませんか。

 
 気付いたらすぐやる(直す)、それを心がけましょう。

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来年2019年は福岡でも脳力開発講座

台風発生の数もさることながら、ここのところ沖縄をはじめ日本に近づき、果ては上陸するという数も増えている感じがしますね。今週末にもまた25号台風がやってくる予報、しかもまた非常に強い勢力です。

 

週末毎にやってくるというところがまた、私にとっては気懸かりなところ。というのも開催あるいは共催するセミナーがたいてい土日なので、参加者や私自身の移動などに支障が出ないか気を揉むところです。

 

今回の25号は、太平洋高気圧の貼り出しもあって今のところはやや北寄りのコースのようですが、その分進行右側に列島が入ってくるわけで、雨風への警戒は緩められません。

 

交通機関の対応も気懸かりです。災害に備えての「計画運休」を本格的に始めたJR西日本につづいて、関西の私鉄各社が追随、さらにJR東日本も24号台風の接近で実施しました。

 

せっかくセミナーに参加いただく方々が足止めを食らったりしては、大変申し訳ないのですが、こればっかりは人の力ではどうしようもありませんね。脳力開発的に「前向き」に考えていきますか。

 

さてその脳力開発ですが、今年2018年の3回シリーズ講座は明日5日の東京講座でピリオドを打ちます。3回皆勤された参加者の方には『修了証』をお贈りいたします。

 

今回の講座カリキュラムは、昨年からスタートしたものでコンテンツの中身は少しずつ違いますが、プラグラムは同じ流れでの構成にしています。学びの基本は「精神的姿勢の確立」です。

 

脳力開発には11の大きな指針があります。基本意識、土台習慣とも読んでいますが、思考や行動のベースとなる意識と習慣です。その中の最初の3つの指針を、「精神的姿勢の確立」と名付けています。201900

 

つまり指針の中の指針と言えるところで、指針全体のベースとなる姿勢です。

 

その1が「自分で主体的にやる姿勢」、その2が「いつも進歩発展をめざす姿勢」、そして3つめが「他人の利益もはかる姿勢」です。

 

これを実際行動の事例・現象研究、根本の考え方の整理、さらにどうしたらこの姿勢を強化できるかという、三方向からのアプローチで学び取ります。

 

しかも講義などを通じて頭で理解するだけではなく、実際例すなわち実際にあった実例をケーススタディとして、グループセッションを行うことで体得に結びつけます。このセッションは「バズセッション」と呼んでいます。

 

来年2019年についても、同様のカリキュラムで進めていく予定ですが、新たな要素を加味していきます。例えば、慶應義塾大学の前野教授による「幸せ(Well-Being)のメカニズム」などです。

 

また、開催地についてはこれまでの東京と神戸に加え、福岡でも開講します。九州では、数年前まで博多シーガルクラブさんの支援をいただいて年一度の脳力開発セミナーを開催していました。

 

この伝統を再生して引き継ぎながら、新たな学びの仲間を迎えたいと願っています。今月より参加者エントリーを開始いたします。多くの皆さんのご参加を、心よりお待ちしております。

海舟と西郷の会談は「美談」に仕上げられた

前週は「江戸の三舟」のことに触れたが、勝海舟が最初に駿府の西郷の元に派遣しようとしたのは、高橋泥舟だったらしい。しかし泥舟は慶喜の元を離れられないということで、山岡鉄舟を推薦したらしい。

 

鉄舟と面談した海舟は、すぐに人物を見抜いたようだ。高潔な人格と、何よりもその胆力に惚れたようだ。その胆力に西郷もすぐに魅了されたと見てよいだろう。

 

西郷は山岡を追ってすぐに江戸に向かい、歴史上有名な海舟との会談ということになる。もちろん二人だけで会談し、二人だけで「停戦」を決めたわけではない。西郷にそんな決定権があったとも思えない。

 

東海道を進んできた討幕軍の、実質的なリーダーであったわけだが、西郷は「下参謀」という役職に過ぎない。中山道を進んで来た別の侵攻部隊への権限はない。

 

だから、とりあえずの停戦(江戸城総攻撃の中止)は決めたものの、その後のことについては京都の新政府中枢の意見を聞かなければならない。西郷は江戸から京都への往復を強いられる。

 

しかも、新政府軍の力(兵数)だけでは100万都市・江戸の治安を守ることは、実質上不可能だったはずだ。だからこそ、停戦したのだということの方が正しいのではないか。

 

実際に、海舟は万が一の場合も含めていくつかの手を既に打っていた。これなどは、海舟が戦略家であったことの傍証にもなるだろうが、例えば「江戸の町を火の海にする」こともできると西郷を脅かしたのではないだろうか。Katutosaigo

 

海舟と新門辰五郎とは非常に親しい。辰五郎は江戸の火消しを束ねるリーダーでもある。海舟は江戸湾の幕府艦船などを使って江戸市民を避難させ(房総に送り届ける?)、本気で江戸の町に火を付ける気だった。

 

もしそうなったら混乱するのは討幕軍の方であることは明白だ。西郷はそれを察して、総攻撃の中止を約束したのであろう。この辺りの駆け引きと腹の探り合いが面白いところだ。

 

戦略家は戦略を明確にするだけではない、その戦略がうまくいくように戦術の組み立てをしっかりとやっておく。全てを海舟が指揮してやったことだとは思わない、大久保一翁も当然噛んでいることだと思う。

 

例えば小栗忠順を解任し、江戸から追っ払ったこともそうだろうし、海舟自らが幕府(すでにないが)の陸軍総裁に任じられている。近藤勇をはじめとする新撰組も、甲府に向かわせ江戸から離している。

 

新門辰五郎には寛永寺周辺の警戒をさせているし、いざという時には間違いなく火を付ける準備をさせていたはずだ。配下の人間はおそらく新政府軍をしのいでおり、財力も豊富だった。

 

そういった背景を無視して(軽んじて)、海舟と西郷の会談を「美談」に仕上げていったのは、明治新政府の歴史認識づくりだったのだろう。歴史認識の歪曲、為政者の思い通りに作り替えることはどの時代にも見られる。

 

新政府とやらがそれを主導したことは論を待たない。そういったことに目をつぶって、明治以降の歴史の表だけを眺めていては、本質は見えない。会津や長岡での戦いの意味も軽視してしまうだろう。

 

ではさらに話を進めていくことにしよう。

自分のことはなかなか気が付かない

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<連載コラム(94)>

 
 MGのゲームの中では、本性というか性格がにじみ出るといいます。となると、リスクカードや入札の結果などで一喜一憂する人は、普段の生活や仕事の場でもそうなのではないかと、ついつい案じてしまいます。

 
 一喜一憂の傾向が強い人、あるいはひどく心配性の人や気分の変動、起伏が激しい人などは、次のような土台習慣ができあがっているのではないかと思うのです。

 
その1
 常に枝葉末節に振り回され、いつも中心点が不明確であって定まりません。こういう人は、たいてい目的や目標が不明確なことが多いようです。

 
 つまり戦略ががっちり定まらない、戦略と戦術の区別がつかない、その結果末端戦術に振り回されるのです。

 
その2
 いつも物事の片面、あるいは一面ばかりしか見ない。しかも、その見ている面がくるくると入れ替わる傾向があります。

 
 すなわち、いつも目立つ部分に目がいってしまい、それに振り回され気分を支配されているのです。

 
 皆さんは、MGをやっていてそういうことがありませんか。自分のことはなかなか気が付かないものです。ビジネスパワー分析などの場で、周りの人の言葉に耳を傾けてみましょう。

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