MG(と脳力開発)だけで効果が出たのか?
台風24号が予想された進路を順調に(?)やってきている。先だっての21号と似たようなコースを辿ってくるようで、大阪は月に2回も大きな嵐にみまわれそうな気配だ。
早々と滑走路の閉鎖を決めた関空、計画運休に踏み切る鉄道など、教訓を活かした対応は素早そうだが、自然は人知を超えている、くれぐれも油断をしないことだ。
警察署から脱走した犯人も48日目にようやく捕まったらしい、それにしてもここまで逃亡を許すとはどうしたことだという思いだ。「間抜け」が重なった、気の緩みとしか思えないことの連続だった。
そんな中で明日からはもう10月だ、今年も残るところ3ヶ月、まだまだやり残していることもあるだろうから気を引き締めて最終四半期に向かうとしよう。
年末までには、新たなご縁をいただいた企業や団体の研修・セミナーがいくつかある。MGを初めて体験する人も多いだろうから、いかに伝えられるか私自身の真価も問われるところだ。
もちろん肩肘など張る気はないし、あくまで自然体かつ等身大ではあるが、伝えなければならないことについてはキチッと自分の言葉で伝えていく。
ある方からこんな質問をいただいた。
あなたは「MG(と脳力開発)で会社を建て直した、良くした」とおっしゃっているが、MGだけではないのでしょうと。その辺りのことを詳しく話してほしいと。
なるほど、質問の趣旨はよく分かる。確かにMG(と脳力開発)だけで赤字会社が立ち直ったわけではない。色んな要素がプラスに働いて実現したことも間違いない。様々な幸運もあっただろう。
失敗も積み重ねたが、その失敗を体験として活かしたことも数多くあった。逆にうまくいきそうであったのに、途中で断念せざるを得ないこともいくつかあった。しかし、挫折したとは考えていない。
それもまた過程の中では必要だったのだと前向きにとらえられた、私だけではない、一緒に「闘った」社員の皆さんもそうだった。一緒に苦楽をともにしたということが、もしかしたら一番だったと言えるだろう。
だから確かにMG(と脳力開発)だけで、会社が良くなったり赤字が解消できたりしたわけではない。しかし、MGを社員さんたちと一緒にやらなかったら、脳力開発で自分の行動をチェックしなかったら、できなかっただろう。
つまりMG(と脳力開発)は必要条件、必要な戦術だったことは間違いない。それこそ「使用前・使用後」ではないが、やる前と後とでは劇的に変わったのだ。社員さんの意識も行動も、そして会社の風土自体が。
私の会社には間違いなく特効薬だったが、あなたの会社にも劇的に効くとは言っていない。だが、試してみる価値は大いにあると言っているわけだ。やりもしないで、効能の有無を議論してみても始まらない。
だが、私の会社と同じような体験効果を実感された実例も、決して少なくは無いということを付け加えておこう。だまされたと思って、まずは一歩前に足を踏み出すことだ。