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何をやるかの対策論議は後からでいい

<連載コラム(67)>

 戦略レベルの決定とは、決断であり意志決定であるわけですが、これに対して戦術レベルの決定は対応であるということを書きました。

 
 刻々変化していく外的条件への対応だというわけです。あるいはまた、具体的な計算に過ぎないとも言えます。

 
 言い換えれば、戦術は「外に合わせていく」のであり、戦略の方は自分の「内なる意志を貫いていく」ということになるのです。

 

 これを曖昧に混同してはいけません。というより、多くの場合の誤りはこの混同に起因しているといってもよいでしょう。

 
 戦術は、条件(外的要因・事実)が具体的に確定してから、その内容を詳細に決めていけば良いわけです。とりあえずは、可能性に対する大まかな方向的整理をすれば良いことになります。

 
 条件が不明確であるのに、細かいところまで何でもかんでも決めてかかろうとすると、かえって無理が生じ、結局は誤りを犯してしまいます。

 
 会社の中ではそういうことが、圧倒的に多いようです。問題が起こった時やうまくいかない時に、いきなり「何をやるか」という対策論議に花を咲かせてしまいます。

 
 まず行うべきことは別として、方法は後からで良いんだよ、まずは起こっていることや変化していることを、しっかりと押さえていきませんか。

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