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戦術は「外に合わせていく」こと

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<連載コラム(66)>

 戦略レベルの決定とは、決断であり意志決定であるわけですが、これに対して戦術レベルの決定は対応であるということを書きました。

 
 刻々変化していく外的条件への対応だというわけです。あるいはまた、具体的な計算に過ぎません。


 
 言い換えれば、戦術は「外に合わせていく」のであり、戦略の方は自分の「内なる意志を貫いていく」ということになるのです。

 
 これを混同してはいけません。というより、多くの場合の誤りはこの混同に起因しているといってよいでしょう。


 
 戦術は、条件(外的要因・事実)が具体的に確定してから、その内容を詳細に決めていけば良いわけです。とりあえずは、可能性に対する大まかな方向的整理をすれば良いことになります。

 
 条件が不明確であるのに、細かいところまで何でもかんでも決めてかかろうとすると無理が生じ、かえって誤ります。


 
 会社の中ではそういうことが、圧倒的に多いようです。問題が起こった時やうまくいかない時に、いきなり「何をやるか」という対策論議に花を咲かせてしまいます。

 
 方法は後からで良いんだよ、まずは起こっていることや変化していることを、しっかりと押さえていきませんか。

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