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林大臣の日中ヨガ通いは完全にアウト

悪しき経営者の行動性向の一つとして、公私混同が上げられます。とくにオーナー経営者によく見られるものですが、時には雇われ経営者でも誘惑に負けてしまうようです。

 

私も小さな会社ですが、16年半専務そして社長として経営者という仕事をさせていただきました。この際に気をつけたのは、なんと言っても公私混同をしないということでした。

 

しかしながら、私自身も一介の社員として上司や経営者を間近に見てきましたから、社員の立場と経営者の立場とでは「受け止め方が違う」ということにも気がついていました。

 

ということは、経営者として気をつけるべき何倍も気をつけ、気を配らないといけないなということです。これくらいは公私混同には当たらないはずだと思っていても、社員さんは別の見方をしているかも知れません。

 

仕事上のお付き合いから、終業後の飲み会に出て行くことも少なくありませんでしたし、時には日中からランチ会や、例えばロータリークラブの例会などにも参加することがありました。

 

あるいは銀行や所属団体のイベント、例えば研修・親睦旅行やゴルフコンペなどへのお誘いもありました。お得意先などからゴルフに誘われることも少なくありません。

 

それぞれの場合において、もしプライベートあるいはプライベート色が強いと判断した場合には休暇を取り、もちろん費用は自腹で参加です。

 

セミナーですら、年間予算が限られた額でしたから、できるだけ社員さんの研修を優先するために自己負担で参加することも度々でした。

 

そういうことは経理や総務の担当者はよく分かっていますし、隠しておくことでもありませんので、小さな会社であれば社員さん全員の周知のことになっていたはずです。

 

たとえ自腹を切っての行動であっても、気を遣うことは山のようにあります。一例を挙げれば、社内の重要行事とぶつかればもちろんそちらが優先です。会議で私が出なくても良いケースでも、吟味して決めていました。

 

あるいは繁忙期、それは年間の繁忙シーズンはもちろん、それぞれの月でも波がありますから状況をしっかり確認してから意思決定しなければなりません。

 

予想外のハプニングが起こったために、先約をキャンセルしたことも一度や二度ではありません。そこに私がいる必要がほとんどない場合でも、現場の責任者や担当者に何度もよく確認をして決めることにしていました。Photo_2

 

こんな当たり前のことをなぜ書き連ねているか、それは先日の林文科大臣の「日中(個室)ヨガに通った」ことについてもの申したかったからです。国会の委員会開催中、しかも文科省にも課題が出されていました。

 

心身共にリラックスし、健全な業務遂行をしていくために必要だったから、とはなんともお粗末な弁明ですね。これが教育行政のヘッドたる大臣の言葉なのでしょうか。それを聞いた現場の職員はどう感じたでしょうか。

 

他山の石にしましょう。社員さんの意識を低下させ、行動意欲を削ぐような言動はゼッタイにしてはなりません。その意味では今回の林大臣は、完全にアウトでしょう。そう思われませんか?

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