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2018年3月 9日 (金)

キャッシュフローを知らない経営者が多すぎる

さて、私が口を開くとキャッシュフローの話です。なぜなら、どんな企業であろうともキャッシュフローが行き詰まると倒産の憂き目に遭うからです。

 

もっとも大企業なり中小企業でも大きな会社は、機関投資家と呼ばれる大株主や銀行などの金融機関が、そこそこまでは支えてくれます。

 

かの東芝だって、昨年度の決算では債務超過だといわれていましたが、さりとて「東芝が倒産した」などという話は流れませんでした。このままでは危ない状況に陥る、くらいはいわれていましたが。

 

ところが、小さな会社つまり多くの小企業・零細企業は、債務超過に陥ろうものなら誰も支えてくれず、そのまま夜逃げや廃業ということが少なくありません。

 

それどころか、たとえ何某かの黒字を出していても、またどんなに自己資本比率が高かろうが、キャッシュが行き詰まれば(支払う金がなくなれば)倒産の憂き目に遭います。

 

現実に毎日のように何社かが倒産していっていますが、その多くが資金繰りの行き詰まりです。どんなに技術力が高かろうが、どんなに良い商品やサービスを提供できても、金の切れ目が縁の切れ目なのです。

 

そのことをご存じでない経営者が多いということに、いささかあきれかえります。

 

いや、そんなことくらいは分かっているのでしょう。そりゃあそうです、支払うお金がなくなりそうになれば、経理の担当者からはやいのやいのと言われるでしょうし、取引銀行さんも黙ってはいません。Photo

 

支払いが滞れば、仕入れ先からは即座に電話がかかってくるでしょう。社員さんの給料がキチンと払えなければどうなるでしょう。

 

ところが、毎月税理士さんから出される試算表を見て「利益が出ている」ことに安閑としたまま、キャッシュがギリギリの状況を疑問には思わなかったり、相変わらず夜の付き合いやゴルフにうつつを抜かしてはいませんか。

 

このコラムでも何度か書いてきましたが、『利益(PL)が意見、キャッシュ(CF)は現実』なのです。計算上の利益がどれだけ出ていようとも、キャッシュがなくなれば倒産です。

 

その瞬間は、明日にでもあっという間にやってくるかもしれない、小さな会社は常にそういうリスクにさらされていると、自覚しておかねばなりません。

 

そして、利益が出ているのにどうしてキャッシュフローが厳しくなっているのか、その原因を正しく分かっていないといけないのです。

 

決して難しいことではありません。もちろん、経理担当者や顧問の税理士任せで、キャッシュ(フロー)には無関心な経営者は論外です。

 

あなたが会社を、商品やサービスを、そして家族や社員さんたちを本当に大切にしようとされるなら、真剣に学んで原因をつかみ取り、常に先行して手を打っていかねばなりませんよ。

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