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2017年12月 3日 (日)

高齢者社会の拠点、キーワードは駅前

白状します(しなくても大抵の方は知っていますが)、お酒が大好きです。いろんなところへ行って、その土地の肴で地酒を呑むのが大好きです。

 

ところが昨今、その楽しみが満たされるところが急速に少なくなりつつあります。特にローカルな町の駅前に、そんなささやかな楽しみを満たしてくれる小さな店がどんどんなくなっています。

 

どこに行っても駅前は閑散としたところが増えました。昼ごはんさえ、まともに食べられるところが減りつつあります。ましてや夜には駅以外の灯りが、ほとんどなくなってしまった町がいっぱいです。

 

ホテルのフロントに聞いても、少し離れた国道沿いの店を紹介したりしてくれます。駅から歩いて行けない距離ではありませんが、美酒に酔って帰ってくるのはいささか不安です。

 

そういうところに行っても、大きなお店ばかりですし、その多くがどこの町でも見かけるような全国チェーンの看板だったりします。

 

それは、別に食堂や居酒屋だけではありません。今やどの地方に出かけていっても、その地域の中心となる町には、全国チェーンの店が「国道(街道)沿い」に建ち並び、スーパーやモールなどが立ちはだかります。

 

中に出店している店も地元資本は半分にも満たず、多くが「どこにでも見かける」名前と品揃えです。町の古いメイン通りはシャッター街になり、貸店舗の張り紙が風にあおられています。Photo

 

どこの地方にでもあった「ナントカ銀座(商店街)」は、もはや看板や通称地名に残るだけになり、中にはほとんど廃墟に近い通りもあるようです。

 

しかし、それでいいのでしょうか。高齢化社会がどんどんと進み、ローカルであればあるほどその勢いが加速しています。

 

昔は駅が拠点であり、商店街も駅前を起点に伸びていることが多く、バスの始発も駅前が主体でした。しかし地方のバスは路線の数も、運転本数もみるみる減っていき、通学の学生も数を減らすとともに鉄道やバスの利用が激減。

 

その結果として、上に書いたように駅前が寂れ、夜遅くはゴーストタウンの様相です。たまに煌々と灯りがついていたり、たくさんの車が並んで止まっているのを見ると、そこは塾だったりします。

 

高齢者は今からも加速的に増えていきます。私自身も再来週には66歳を迎えます。今のところ、どこへでも車で出かけることができますが、あと10年経ってもまだ平気で乗り回せるかどうかは、自信がありません。

 

私の家内などはとうの昔に運転を諦め(ゴールド免許証は持っていますが)、70歳を超えたら免許証を返上しようかと言っています。これからも。そういう人が確実に増えていきます。

 

そういう人たちは、すでにかなりの人口になりつつありますが、駅から遠い郊外に立ち並ぶモールやショップ、あるいは飲食店にはなかなか行けなくなってしまいます。

 

すでにそういう影響が出始めている地域も、少なくないと思います。そんなじいちゃん、ばあちゃんが、歩いて回遊できるのは「駅前」ではないのかなと思う次第です。

 

交通の拠点であると同時に、生活を豊かにする物や事の拠点を見直さなければならないでしょう。10年先とか20年先ではありません。

 

せいぜい3年とか5年、そんな近未来を考えていかないと、とんでもない社会になってしまうと考えるのですが、いかがなものでしょうか。

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