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2017年12月27日 (水)

創業1年後には半数以上が廃業している事実

今年もあと僅かになった。私の場合は14日のコンサルティングで、今年の予定はすべて終了しているので、あとは月末決算に向けて資料を整理し集計するのみだ。

 

ところで今年も新しい会社がいろんな形で誕生したと思うが、その中の何社が1年後の今日も存在しているだろうか。つまり創業年を越して2年目に入れるかということだ。

 

いろんな集計があるようだが、半分も残らないということではだいたい一致している。つまり、来年も存在している確率は4050%くらいだということだ。

 

10年後となるとたったの45%だそうだ。私のところは創業以来の個人事業のままだが、それでも10年目に入っており、この12月決算が10回目の申告となる。

 

何とか20社に1社くらいの中に滑り込んでいるということだ。これはいささか胸を張ってもいいことだろうか。売上利益の規模では取るに足りないが、続いているという意味では誇ってもいいだろう。

 

これが20年後となると0.3%だそうなので、1000社に3社というわけだ。私もまだ体力的にはあと10年くらいはと思っているので、その中に入っていたいものだ。

 

いや、実は日本ではという条件がつくかも知れないけれど、小さい会社ほど残っている確率が高いともいえるらしい。私のところなどは夫婦二人の極小単位だからこそ、生き残っているのかも知れぬ。

 

もちろんそれだけではない。それだけだったら、もっと多くの確率で10年20年と続く会社・事業体があってもおかしくはない。

 

創業塾あるいは創業セミナー、起業セミナーが各地で開催されている。地元の商工会議所や商工会あたりが音頭をとって、地域活性化の意味も込めて実施されている。Photo_4

 

私もこれまで、いくつかの当該セミナーのお手伝いをさせていただいた。多くはMG(MQ戦略ゲーム)関連だが、残念なことに時間が短いケースが多く、十分に伝えきれないことが多々ある。

 

目的は会計の勉強であることがほとんどで、つまりは財務諸表(主としてBS・PL)を読めるようにしたいということだろう。目指すところは間違っていないが、そんなに即席では目的は達成し得ない。

 

これは、MGではなく通常の会計研修、例えば「決算書が読めるようになる」セミナーでも同じことだ。そういうセミナーを受講して、自社の決算書や試算表がすぐに読めるようになったという事例を、私は知らない。

 

ただ、MGをさほど間を開けずに連続して4~5回受講してもらえれば、その目的を達成させる自信はある。少なくとも私がそうだったから。経理や会計に全く無縁だった私が、そうだったから。

 

また、創業セミナーで学んでほしいことは、経営(創業)理念を作り、それをベースに経営計画を立てるということだ。できれば経営計画も、売上利益計画だけでなく、資金計画まで自力で立ててほしい。

 

ザンネンながら、今現在各地で行われている創業塾あるいは創業・起業セミナーに、そこまでを求めることは酷だろう。第一に時間が足りない、第二に講師が足りない。

 

第一は決定的な難点だし、第二の問題は経営を知っている講師が少ないということに尽きる。申し訳ないが試験に受かって資格を取っただけの士業の方に、それを望むのは高望みというものだろう。

 

そういう状態が続くものだから、せっかく創業しても3年と続かない、もったいない状況はなおこれからも続いていくのだろう。

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