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<連載⑨> 原因(内因)と条件(外因)とを明確に区別する

望ましくない、不満の状況に対しては、自ら変化を作っていかなければ流されるだけです。

 

自分から変化を作ること、すなわち行動することに他なりません。変化を作る行動に絡む要素・要因はたくさんありますが、それらを「内因」と「外因」に分けて考えることが有効です。


 
 

それらの要素・要因を、私たちは結果に対する「原因」だとひとくくりに考えがちですが、実は内因と外因とには大きな差があるのです。言い方を変えれば、変化の元になる原動力になるのが主因(主動因)であり、これが本当の原因=真因なのです。

 
 

主因あるいは真因は内因の側にあり、行動する主体者自身の脳(の使い方)にあるということです。反対に、外因の側にはないということです。外因は「条件」ともいわれ、条件は活用するものというのが脳力開発の基本的な考えです。

 
 

もう一度整理してみましょう。自分自身の中に主因がある、原因があるという土台をもって行動する人が、「自分で(主体的に)やる姿勢」の人であります。

 

反対に、自分以外の他人や周囲(環境)に要因を求める考え方に立っている人を、「人頼りの姿勢」の人だというのです。


 
 

この、要因を内因と外因、原因と条件に分けて対比でしっかりと考え、根本を整理する習慣を持つ。変化を作っていく行動は、内因(原因)を原動力としていくものだというのが、脳力開発の基盤=土台の根本=なのです。

 
 

そろそろ、脳力開発の思想・哲学は、MGの思想・哲学そのものだということに気付かれてきた頃でしょうか。

 

例えばMGにおける「教えない、教え合う、紙は自分で」は、すべてが自己責任だよと突き放しているのではなく、自分の中でキチンと消化していかないと身につかないよと教えてくれ、さらには教え合うもう一方の主役にあなたがなりなさいね、と優しく語りかけているのです。201711

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