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その山は火山ではありませんか?

九州の新燃岳が6年ぶりに噴火したとのニュースが流れています。





昔、私などが学校で習った頃は、今現在活動している、つまり噴火している火山は「活火山」、現在噴火していない火山は「休火山」あるいは「死火山」と呼ばれていました。



Photo




ですから、富士山のように文献による検証可能な時代に噴火の記録はあっても、現在休んでいる火山のことを指して「休火山」、そういう歴史時代の噴火記録がない火山のことは「死火山」だと習いました。(写真は2011年の新燃岳噴火)





ところがどっこい、死んじゃいないよ、休んでなんかいないんだよというのが最近の定説。火山の活動寿命は長くて、数百年程度の休止期間はほんのつかの間の眠りでしかないというわけです。





確かに「地球の活動」と捉えるならば、人間の感覚などは瞬きくらいのものでしょうから。





そして、1975年に火山噴火予知連絡会が、「噴火の記録のある火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山と定義して、77の火山を選定しました。





その後2度にわたり追加されて、「過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」として、86の火山が指定されました。





さらに、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と、活火山の定義を拡げ直して、現在は111の活火山が指定されています。





記憶に新しいところでは、木曽の御嶽山があります。2014年に大噴火して多くの死者を出しましたが、この山も79年の噴火までは、死火山あるいは休火山とされていました。





私の住んでいる新潟県には、新潟焼山と妙高山の二つの火山があり、焼山については「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」(全国に50火山)にも、指定されています。





新潟焼山のように普段から水蒸気や噴煙が上がっていれば分かりやすいですが、現在は静かでも地下活動は奥深いところでうごめいているかも知れません。





あなたのすぐそばの山が111の火山に該当しているかどうか、知っておいた方がいいでしょうね。噴火警戒レベル1は全く静穏ということですが、火山であることには間違いないのです。





御嶽山がそうであったように、ある日突然にというようなことが全くないとは限りません。これもまた「危機管理」の一つということになります。





一方でまた、火山国・火山地帯であるということは、温泉などの観光資源も少なくないということです。自然とどう上手に付き合っていくかも、問われるところですね。





今回の新燃岳の噴火では、警戒レベル12、そして3(入山規制や避難準備)に引き上げられていっています。大きな被害につながるような噴火でないことを祈っています。

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