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足を一歩踏み出さなければ何も始まらない

今日のコラムは「定石」についてです。昨年「経営の定石の失敗学」(小林忍著・)という本が目に入り、早速購入して読んでみました。うなずくことがたくさん書かれていました。Photo

 

内容についてはぜひお読みいただければt思いますが、私も読みながらMG(MQ戦略ゲーム)のことを考えていました。なるほど、MGという経営ゲームには、一見勝つための定石あるいは方程式があるように考えますが、決してそうではありません。

 

スポーツなどでは、負ける時には負けるべくして負けるとよくいわれます。負ける時には、ほとんど共通の要因があるといってもいいでしょう。

 

しかしながら、勝つ時にはいくらか共通性のある要因はありますが、さりとて次回同じようにやったからといって大丈夫とはいかないのです。

 

負けは自滅ともいい、その負け要因はほとんど全てが自分の中にあります。自分自身の責任に負うところが全てですので、ハッキリ言ってしまえば「負けの定石」があるわけです。

 

ところが勝利にはそれが当てはまらないのです。野球でも勝利の方程式などといいますが、その通りにリリーフ(ホールダーやクローザー)を継投しても、絶対に勝つという保証はありませんから。

 

ゲームでもそうなのですから、現実の経営では当然だと言ってもいいでしょう。

 

ところが、世の経営者たちは勝利者と呼ばれる成功経営者に学ぼうと必死になっています。成功経営者の話を聴き、あるいは著書や紹介本を読みあさります。

 

そこから成功のカギや、あわよくば秘訣といったノウハウを得ようとされているのでしょうが、たとえそれが定石という類のものであっても、自社に持ち込んだところで成功するとは限りません。

 

やらないよりはやった方が良いということも、中にあることは間違いないのですが、あなたの会社を取り巻いている環境・条件は成功会社のそれとは違うのですから。

 

自社の環境・条件に当てはめてみて、当てはまる部分だけを採り入れてみても、総合的なプロセスによって成功したものであれば、部分的な最適化そのものが無駄になります。

 

全体を自社の環境・条件に合うようアレンジするならまだ分かりますが、成功方法のつまみ食いするだけでは効果を得られないことを知るべきです。

 

でも、真似をすることは大事なことです。学ぶの語源は「真似ぶ」だとも言われますから。

 

まずやる、あとで(やりながら)直すというのは、MGあるいは脳力開発の基本でもあります。まずやってみなければ、失敗も成功もありません。一歩足を踏み出す、それだけはお忘れなきよう。

 

失敗することで、どこに問題があるかが分かります。つまり他社のモノマネなんですから、自社でやる際には何が問題なのか、何が足りないのかなど、次に成功につながるポイントが見えてくるのです。

 

失敗を恐れてやらない、どうなるか先が見えないからためらって立ち止まったまま、それがいちばん問題なのです。うまくいくかいかないかではなく、やるかやらないか、その意思決定に命を懸けましょう。

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