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2017年9月27日 (水)

選挙を通して国民が議論などできるか!?

明日28日に開かれる臨時国会の冒頭で、衆議院が解散されることが確実だ。任期は来年12月までだそうだから、14ヶ月ほど短縮となる。

 

で、話題に上がっているのが解散の「大義」だが、そもそも解散に大義など要るのかという意見もある。首相の専権事項など憲法のどこに書いてあるのか、といったことはともかくとして、これまでの慣行は「首相の好きな時に解散する(できる)」だった。

 

だから、大義などと大上段に振りかぶらなくても、要するにアベが「自分の都合のいい時だから解散する」のだろう。

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でもそうなると格好がつかないから、世の中の人たちが「大義」と勘違いしてくれそうなお題目をいくつか並べたらしい。それを突っ込まれたら、自分は「大義」だなどと名付けたことはないと開き直るのか。

 

衆議院選挙は言うまでもなく、政権選択の選挙だ。衆議院の多数党(一党の場合もあるが、連立多数の場合もある)が以後の政権を担う。我々国民はその選択を選挙に託すわけだ。

 

だから、この選挙は『戦略』すなわちこれからの国家戦略を選ぶもののはずだ。

 

アベは、この選挙で消費税の使い道や北朝鮮を念頭に置いた安全保障について、国民の信任を得たいと言っているが、そのどちらも戦略ではなく戦術レベルの話だ。

 

第一、解散するという発表の中では、憲法改正のケの字にも触れなかった。それってアベの最も重要なポイント、核ではなかったのか。まぁ、それはおいておくとしよう。

 

何より訳の分からないのは、選挙を通して「国民が議論する」のだという発言だ。アホも休み休み言うものだ。いったいどうやって、国民が議論するというのか。

 

議論するのだというなら、国民の代表たる議員が国会という場で議論するのが当の然だろう。そのくらい、子供でも知っている常識じゃなかろうか。

 

それを臨時国会は開くが、議論を一つもやることなく、解散のセレモニーだけをやるというのは、国民を馬鹿にしているとしか思えないのだがどうだろう。

 

この選挙、10日の公示で22日の投票になるようだが、その12日間の選挙戦の期間中に、どこでどのように国民が議論するというのか。政党や候補者の一方的な主張を聞いたり読んだりはできても、それ以上のことはほとんどの国民ができるまい。

 

その主張も、途中からはほとんど名前の連呼だろうよ。

 

結果は22日の深夜までには明らかになるだろう。多分今のところ、そうなる公算が強いが政権与党側が勝つだろう。少なくとも第一党は自民党であろう。

 

つまりアベが『勝つ』シナリオができていくのだろう。勝ったら、自分の「大義」が支持された、信任を受けたと大きな声で叫ぶに違いない。

 

「大義」の最後の方に付けたりのようにくっついていた「モリカケ」問題も、みそぎを受けたということにしてしまうのだろう。

 

戦術的勝利だろう、しかし相変わらず戦略は置き去りにされたままだ。それが見えていて、投票に迷う国民の身にもなってみろというもんだ。

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