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2017年9月28日 (木)

キャッシュが足りなくなる3つの大きな要因

今週末の土曜日と日曜日の2日間は、キャッシュフローMGCFMG)開催日です。

 

CFMGは、通常の西研MGMQ戦略ゲーム)が現金取引だけなのに対して、信用取引すなわち売掛と買掛を加味したものです。より現実の商いに近いと言われますが、それによって意思決定の幅が広がります。

 

コンサルタントとして経営、とくに創業のお手伝いを何社かやらせていただきました。素晴らしい技術や商品を持っておられる会社を立ち上げ、意欲十分にスタートされる企業の支援です。

 

中には助成金や補助金も認められて、順調な出足を見せられる会社もありますが、1年も経たない内に勢いがなくなる会社も少なくありません。

 

勢いがなくなる要因はキャッシュフローです。創業時代は最初から利益を出してとはなかなかいかず、赤字計上もやむを得ないところです。

 

利益が計上できても、材料や商品の先行仕入、製造を任せておれば外注費の支払いなどが少なくありませんし、必要な設備投資などもちりも積もればという感じで増えていきます。

 

そうなると「キャッシュが目に見えて減っていく」という現実に気付かされます。借り入れしてスタートした場合、利息は最初から払うことになりますし、据置期間がすぎれば元金の返済もしていかねばなりません。

 

そういうわけで、数年を経ない内に資金繰りが窮屈になってきます。その時になって慌ててしまっても、時すでに遅しなどという事態に陥りかねません。

 

ではなぜキャッシュが不足するのか、なぜそうなるのか、その要因くらいは創業前から知っていてほしいものです。000

 

キャッシュが不足する大きな要因は次の3つです。

1) 儲かっていない、利益が出ていない

2) キャッシュ・マネジメントが甘く杜撰である

3) 資金調達のパイプが細い

 

この内1)はまぁ当然のことで分かるでしょうが、2)が問題です。創業経営者がキャッシュフローに理解があり、自らキチンと管理(マネジメント)している会社はまれです。3)はもちろん経営者の大事な仕事です。(写真の本はザンネンながら絶版です)

 

たとえ儲かって(PL上)いてもキャッシュが苦しくなる、それは良くあることです。最低限その理屈くらいは、経営者たる者分かっていなければと思うのですがねぇ。

 

どうも、優れた技術者ほど「良いものを作れば売れる」と勘違いをしているようですし、有能な営業マンや販売員たちは「売上を上げる」ことに長けていても、それ以外のことには無頓着です。

 

それは困るのです、とくにキャッシュフローについては(実務は他の社員に任せても)経営者自身が、ちゃんと目配りしていないといけません。

 

3つの要因でいえば、1)の利益、まずは売上総利益=粗利益=を確保することが第一、2)はとくに「出を制する」ことと集金を怠らないこと、3)については銀行とのパイプづくりです。いずれも経営者がやるべき仕事、少なくとも先頭に立ってやるべきことです。

 

その辺りの感覚ややり方が今ひとつ分からない、不明だという方は、ぜひ早めにMGあるいはCFMGを学んで下さい。まずは一歩足を踏み出すことです。

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