« 脳力開発は人間学であり行動科学です(184) | トップページ | あなたの会社には「社員教育計画」がありますか »

イナダトモミとレンホーの共通点と相違点

二人の女性が職を辞めた、それもどちらも1年に満たない就任期間だった。それなりに期待も大きかったと思うだけに、いささか残念に思う。

 

稲田朋美(前)防衛大臣と、蓮舫民進党代表。後者は後任が決まるまでは職にとどまるらしいが、もはや代表としての後始末だけのことだろう。アラシックスとアラフィフ、ある意味世代女性の代表だっただけに惜しむ声もあるだろう。

 

しかし、どうも石以て終われた感が強いし、「辞めてくれて良かった」との声の方が多そうだ。私の見る限り、双方共に組織の統率力とか人心の掌握力がなかったようだ。

 

Photo

男優位組織に潰されたという声もあるが、それには与しない。そんなことは、就任前から承知の助だったはずで、また今更そんななくごとを言う二人でもあるまい。ただ、期待された女性(の目線)だからこその部分が、十二分に発揮できなかったことも確かだろう。

 

特にイナダトモミは、その最初から失策続きだったと思える。失策を認める勇気を持たなかったのか、アベの保護に甘えたのかは分からないが、余りに稚拙な言動がつづいた。これでは「将来の主将候補」のレッテルは、剥がさざるを得ないだろう。

 

それは最後の最後までだった。辞任後の記者会見でも、以前からアベに辞任すべきかどうかの相談をしていたといっていたが、少なくともそれは言わずもがなの発言だった。しかも、あくまで自分の失策を認めようとはしなかった。

 

最初から主張が一貫していたといえば聞こえはいいが、要は最初にいってしまったウソを最後まで変える勇気がなかったという、政治家としても人間としても最低のレベルだということを露呈してしまっている。それに気付かないのは哀れだ。

 

一方のレンホーだが、代表就任から日増しに色褪せてきたのは、これまた違う意味で哀れに感じた。二重国籍問題も、最初にキチッと認めておれば良かったものを、否定したことで泥沼に落ちてしまった。

 

舌鋒鋭く質問をぶつける凜々しい姿勢が、党の運営では発揮されなくなってしまった。所詮はそれまでの力だったかという感じだが、こちらは自滅プラス周囲からの圧力のせいとも言えて、いささか同情に値する。

 

もっとも、こちらの方はまだ復活の余地ありだろう。少なくとも、アベに切り込む姿はまた見られることだろう。「女だから」などと言わせぬように、気迫を強く持ってもらいたい。

 

いずれにしても、二人の先端女性がその職を全うできなかった。もう一人、東京のトップのコイケはどうだろう。まだ結果は未知数だが、こちらは今のところ大きな失策や、ウソはないようだ。

 

しかし、明日のことは分からない。

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(184) | トップページ | あなたの会社には「社員教育計画」がありますか »

VANちゃん怒ってます」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/65591573

この記事へのトラックバック一覧です: イナダトモミとレンホーの共通点と相違点:

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(184) | トップページ | あなたの会社には「社員教育計画」がありますか »