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脳力開発は人間学であり行動科学です(184)

細かいやり方には触れませんが、要はまず戦略を決める会議か、戦術を決める会議かを分けたのです。前者は最重要と位置付け、当初は時間をかけても結論を出すまでやりましたが、回数を重ねるとちゃんと90分で収まるようになりました。

 
 年に一度の年間戦略(計画)会議と、中間チェック会議だけは時間をかけましたが、それでも半日くらいで結論に至ります。一方戦術会議は、事前の準備(資料作成と回覧)をやった上で、基本は部門別・個人別発表と承認だけですので、時間短縮がすぐにできたのです。

 
 会議での基本は、抽象論を振り回さないことと、社内評論家になるなということでした。各自が当事者としてやるべきこと、やらねばならぬことを決めて臨むという姿勢を要求したのです。各自が主人公、当事者であることを自覚したというわけです。

 

会議の話は区切りを付けることにして、次の指針は「知識はすぐに使う習慣をつくろう」です。連係知識ともいいますが、何と連係するのかというと、それは行動あるいは体験です。つまり、行動に裏付けられた知識こそが価値があるというのです。

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 講演やセミナーに参加して講師の話を聴き、「ようし自分も(自社でも)やってみよう」と思うことは少なくないでしょう。会場を出る時には強い意思を持っていたはずなのに、夜寝る前になると、さてどれだけ決意を覚えているでしょうか。

 
 そして一晩寝て起きると、記憶の片隅に辛うじて残っているか、あるいは「よい話を聴いた」程度になっていないでしょうか。いえ、人間の脳はそのようにできているので、とりわけあなたがダメな人間だと言ってはいません、ごく当たり前なのです。

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