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脳力開発は人間学であり行動科学です(180)

さて、関連する立場をそれぞれ考えてと書いてきましたが、立場の中身は希望、あるいは利益ということになります。相手の立場に立ってということは、相手の希望していること、あるいは相手が求めている利益について考えなさいとなるのです。

 
 大切なことは、立場によって希望や利益は異なるということです。立場によって主張や意見、あるいは評価や目指す方向が違ってきます。同じであるよりも異なることの方が主流です。そうなると、立場同士のぶつかり合いが起こるのです。
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 企業や店舗ではクレーム処理が重要な課題になることが多いのですが、これも例えば店側の立場とお客様の立場とのぶつかり合いとして、どちらを優先に考えるのか大きなポイントになるでしょう。一方の立場だけ、特に店側の立場だけで主張してしまうのは問題ですね。

 
 最近はステークホルダーという言葉がよく使われますが、企業を取り巻く「立場」はとっても幅広いことが分かります。単に売る側と買う側だけではない、様々な立場に取り囲まれている、言い換えればそれだけ多くの視点・角度が存在するということです。

 
 また、自分自身のことを考えても様々な立場を持っていることが分かるでしょう。会社では社長、家では夫であり親でもある。お店に行けばお客様など、その立場によって同じ問題に対しても意見が異なってくるという、体験をされていませんか。

 
 こういうのは日常の中で大いに訓練になります。報道番組の中で意見が出された時、それはどのような立場に基づいて述べられたものか、考えてみるといいでしょう。そして自分ならどう考えるのか、それは自分の立場の点検にもなるというわけです。

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