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KKDDの最後のDは除いて有益になる

KKDD、「経験と勘と度胸とどんぶり勘定」を称してそう呼んでいます。KKDDで経営をやっていては行き詰まってしまいますよとか、激しい競争社会について行けませんよとか、あるいはまた時代の流れに取り残されてしまいますよと言われます。
 

私も中堅会社の管理職に抜擢された頃、とある著名なコンサルタント会社の幹部社員研修に参加した際に、講習の中でそのような言葉を聞かされた記憶があります。当時はまだ30台の前半の頃だったと思いますが、確かにそうだなとおぼろげながら感じたわけです。
 

その少し後にMGMQ戦略ゲーム)研修と出会い、その学びを深めていく中で、それは果たして正解なのだろうかという疑問に突き当たったのです。具体的な理由はありません、強いて言えば「勘」みたいな感覚でした。それでもかつて、一流とされていた先生の話です、まさかなぁ。
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しかしMGを通じて出合った人たちと話をし、その方々の自社における体験などを聞きながら、あるいはまた実際のMG=経営のシミュレーションゲームを積み重ねていく中で、もしかしたらKKDDも必要かもしれないと感じ始めたのは確かだったのです。
 

そして子会社たるローカルの販売会社に出向し、経営者の端くれとして経営実務に向かい合っていく内に、おぼろげな感覚は確信に変わっていったのでした。ただ、KKDDの内、最後のD、すなわちどんぶり勘定だけは除かねばならないという考えに至りました。(写真はイメージとしてお借りしました)
 

16年余りの小さな会社の経営者として経験を重ねる中で、自分の体験はもちろん、社員さんたちの日々の体験、さらにはご縁ができた学びの仲間経営者の体験など、それらは非常に貴重な情報それもインテリジェンスのレベル情報であることが明確になりました。
 

この最初のK(経験)をいかに活かしていくか、決して過去の成功・栄光にとらわれることなく、環境条件の変化に対応して活かせる工夫をしていくことが経営者の役割です。その意味では、経営者は経験の最高の料理人であるべきですね。
 

次のK、勘も決して馬鹿にはできません。それどころか、積み重ねた経験に基づく勘、あるいはインテリジェンスレベルの情報が生み出す知恵のレベルの勘は、何ものにも勝ります。それどころか、ひらめきと言い換えても佳い「最初の勘(第一勘)」こそが珠玉とも言えます。
 

それだからこそ、しっかりした裏付けが必要です。科学的であり合理的な、そうです「科学的経営」情報に裏付けられていることが必要条件でしょう。
 

そして次に度胸、それはプラス思考であり陽転思考であり、脳力開発でいうところの明元素(明るく元気で素直であること)です。そして正しい判断と確信して意思決定したことについては、躊躇なく行動する、一歩を踏み出すのです。
 

ためらってはいけません、ましてや失敗を怖れてやらないのでは話になりません。経営者であるあなた自身が決められなくて、行動しなくて、誰がやるというのですか。
 

今のあなたのは、そういうKKDがちゃんと備わっているでしょうか。経営者に必要なKKDの要素を、しっかりと身につけていてほしいものです。

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