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脳力開発は人間学であり行動科学です(177)

青年社長は、それでも先代の意見も聞こうとして企画書を示しましたが、父親はただ一言「ダメだ」というだけです。社長はこうなったら見切り発車だと思いましたが、金庫は相変わらず父親が実権を握ったままで、兵糧がなければ何もできません。

 
 何度か説得を試みましたが、どうしても首を縦には振ってもらえません。ついには言い争いになってしまい、社員はその間にはさまって右往左往です。そんな状態の中で、私に相談をいただいたので、早速提案をすることにしました。
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 その提案とは「実態を把握する」ということです。どういうお客様が買っていただいているのか、買っていただけていない年代や客層はあるのか。買っていただいていない方は、何を望んでいるのかなど、2ヶ月かけて実態調査を行いました。(写真はイメージです)

 
 実態調査をしてみて驚いたのは社長自身でした。自分が考えていた姿とは大きく異なっていたのです。そのまま自分の企画を押し通したとしたら、かなりの確率で失敗したでしょう。しかし、同時に父親である先代社長の感覚ともいくらか違っていました。

 
 違っていましたが、これまで代々やって来たことを今後も軸に据えてやるべきことが分かりました。先代の意見を聞きながら、作り直した将来計画は当然に先代にも異論がなく、実際の推進者は後を継いだ社長自身と理想的な形になったのです。

 
 中心・骨組みを現状の実態を土台に考える、この当たり前とも言えることをキチッとやり抜くこと。その上での戦略・戦術づくりを進めていきましょう。大事なことは、実態を土台にした根本の決心を戦略としてハッキリ決めることです。

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