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脳力開発は人間学であり行動科学です(176)

現状をしっかりとつかみ、要因(原因)分析も深く行う、こうやって中心点をつかみ出す作業が終わったら、次に「中心点を決める」計画段階に入っていきます。この方向付けを戦略を呼んでいますが、目的や目標といった根本レベルの考え方です。

 
 この戦略に対して、目的や目標を達成する手段あるいは方法のことを、戦術と呼んで区別します。脳力開発の提唱者である城野宏は、『戦略は大胆に、戦術は細心に』と教えました。戦略は根本方向を決めること、二者択一なので大胆に決めるのです。

 
 一方、具体的な手段や方法は、細かく手順を決めていくものですから、途中で修正することもいとわないものですし、また場合によっては二の矢・三の矢も用意しておくべきものです。環境や条件の変化への対応は、この戦術レベルでなされるものです。

 
 一つの事例をご紹介しましょう。あるローカルな和菓子屋さんのお話ですが、その地域ではけっこう名の知られた、創業も100年近い名店でした。父である4代目社長から後を引き継いだ5代目は、まだ40歳代後半の意気軒昂な青年でした。Photo

 
 先代社長は堅実経営が信条で、売上利益を大きく伸ばすことはなかったものの、経済状況が悪い時期にも左右されることはなく、ずっと無借金経営を貫いてきました。5代目の青年社長は、それをこれまで少し物足りなく思っていました。(写真はイメージです)

 
 和菓子だけでなく洋菓子も含めた新商品の展開や、イベント販売と言った新しい試みも考えてきたのですが、これまでは先代の反対に遭い、思うようにできませんでした。しかしこれからはと、意気込んで急ぎ企画書としてまとめました。

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