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脳力開発は人間学であり行動科学です(174)

では、希望や意見がぶつかり合った時、法律問題には関わらない中で、つまりごく普通の社会生活や会社、組織の中ではどうやっていけばよいのでしょう。他人のそれはいざ知らず、自分の希望や意見をまず2種類に分けてみましょう。

 
 つまり一つは「容易に譲らない」ということで、これは強い希望や信条・信念というものです。自分の根本に関わること、大げさに言えば生き方の問題ですので、そうは簡単に譲れません。しかし、それだけのものに限るということでもあります。

 
 その反対の「譲っていい」希望や意見は、その他多数です。つまり大半はこの中に入ってくるわけで、実際になるべく譲るようにしていけばいいのです。それを頑固に譲らない姿勢をとってしまうと、相手と真っ向からぶつかることになっていくのです。

 
 原則以外を譲ることを「妥協」と言います。妥協するなんて嫌だとおっしゃる方もいらっしゃるようですが、妥協とは相手との間に協調点を設けるということです。その代わり、原理原則の部分は原則として譲らないという信念を保つことです。(写真は「降伏」のイメージ)
Photo
 
 原則を曲げてしまうことは妥協ではなく、「降伏」といいます。妥協という対処は降伏とは全く違う、本質的に異なるものなのです。降伏すると自分は支配され、相手が支配者という、何とも不安定で非正常な人間関係をつくってしまうことになります。

 
 妥協点や協調点を探り合いながら、調和の関係を維持し、協力関係を作り上げていく、これこそが望ましい人間関係です。自分も活かされ、人も活かすという、いわゆる「Win-Win」の関係を築き上げていくことこそ、大切な脳力開発だと言えます。

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