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脳力開発は人間学であり行動科学です(172)

 さて3つ目の指針は「他人の利益もはかる姿勢をつくろう」で、その対比は「自分だけよしの姿勢」です。他人の利益「も」となっていることに注目して下さい。つまり、自分もよしであり、他人もよしであることがこの指針のキーポイントです。

 
 これは近江商人・近江商法の、いわゆる『三方良し』にも通じます。いわゆる「売り手良し、買い手良し、そして世間も良し」という商道の基本ですが、一方的に奉仕することを否定はしていません。でも自分にも利益がある方が長続きします。
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 人間は欲を多かれ少なかれ持っています。私欲とも言いますが、私欲があるからこそ燃えてやれることも事実です。しかし私欲が余りに強すぎては、それが弊害になることもあります。何故なら他人にも私欲があることを忘れてしまうからです。

 
 私欲が嵩じてくると我欲になります。時にはそれがワガママといったカタチで表に出てくる、これが「自分だけよしの姿勢」だというわけです。こうなると、他人や周囲の協力を得られなくなって、結局仕事をやり損なうようになってしまいます。

 
 これは自分の脳の働きが偏ってきて、本来もっているはずの全体的な力を発揮できなくなるからです。強い私欲(我欲)はこのようにマイナスの面が、非常に多いのです。私欲を捨てよなどとは申しませんが、「自分だけよしの姿勢」はやめようよというわけです。

 
 私欲の強い人は、人の意見に耳を傾けません。聞いている振りはするかも知れませんが、その後は一方的に自分の意見を並べ立てます。意見が「異見」の場合はなおさらです。そのことに自分が気付かぬまま、押しつけを平気でやってしまっています。

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