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利益感度分析が会社を救う一助に

先週は大阪で戦略経営講座を開催し、MGのゲーム体験を通じて経営あるいは会計について、学習していただきました。先月に続いて2回目の開催で、参加メンバーの大半は連続参加でした。
 

初回の際にほぼ全員がMG初体験で、右も左も分からない状態でした。解説もゲームのルール説明もゆっくりゆっくりやりましたが、今回は少しペースアップしてみました。結論から言えば、それにも気づかないくらい。

 
MG講習は行入研修と言われ、実体験(疑似経営体験)を通じて経営や会計を学ぶものです。余り余計な解説を加えなくても、このゲーム体験を通じて体得していくということが基本です。そして、初心者でも無理なくちゃんとやれるのです。
 

先週の研修では、2回目のMGということもありましたので、基本の戦略MQ会計に加えて利益感度分析(Profit sensitivity analysisについても言及し、実際に手を動かして感度分析計算もやっていただきました。
 

この利益感度というのは、一般的な経営書や会計書等にはほとんど出ておりません。ある意味で、MG独自のアプローチですがベースは損益分岐点の考え方です。201305
 

損益分岐点は、言うまでもなく経常利益ゼロ(黒字でもなく赤字でもない)のポイントをつかむ考え方ですが、一般書では損益分岐点売上高のみが、それもたった一つが示され解決されています。ハッキリ言えば、その数字だけを使って経営すると会社を潰します。
 

私たちのMGでは「損益分岐点は4つある」と言いますし、そこから導き出される利益感度も4つあるということになります。すなわち、P(売価)感度、V(原価=変動単価)感度、Q(数量=販売数あるいは客数等)感度、そしてF(固定費=経費)感度です。
 

この4つを求めることは実にカンタンです。そしてとっても役に立つのです。手前味噌ですが、私が赤字会社の再建に使った手段の一つ、とりわけ大きな役割を果たしたのがこの利益感度(分析)でした。
 

社員全員でMGを繰り返し体験し、その中で必ずこの仕組みを理解するための演習を繰り返したのです。結果、予想を遙かに超える効果・成果をもたらせてくれました。
 

ぜひ、多くの経営者そして社員の皆さんにも、MGを通じて利益感度分析の現場活用をやってほしいと思っています。

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