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経営計画書を作成したいのですが(その1)

現在のような仕事の最初は、自社の社員研修(MG)のインストラクターでした。もう30年近く前のことになりますが、今でも鮮明に記憶しています、汗だくになったことを(汗)。

 

それからしばらくして販売会社に出向し、親会社も含めてグループ内での研修を中心に講師をやっていましたが、販社の研修を半公開にして外部の方も参加していただくようになりました。

 

そんな内に、参加者の中から自社の数字を見ていただけないかという声をかけていただくようになり、コンサルティングの真似事が始まりました。面談をする中で、社員さんの研修を含めて色々なテーマを提示していただき、それに応える形でスタートしたのが現在の仕事です。

 

財務・経理面のサポートから始まって、業務面でのアドバイスも必要になりましたし、元々マーケティングが専門でしたから、営業や企画でのお手伝いもして参りました。やがて、さらに大きなテーマである「企業戦略」、つまり経営理念づくりまで広がったわけです。

 

今日は一つ、うまくいかなかった事例のお話しです。正直言って、うまくいかない要素が最初からあった会社でしたが、それに気付かないまま1年余りサポートしていたのですが、意図した目標に達しませんでした。Photo

 

その原因あるいは責任は当然ながらコンサルタントである私にありますが、多くの企業が陥りやすい要因がありますので、あえてご紹介します。長文ですので2回に分けて。

 

その会社は歴史も比較的古く、当時の社長が2代目でした。非常に勉強熱心な方で、自ら経営書や事例書を買われて知識も豊富でした。私はその会社の事業内容については専門ではなく、むしろ教えていただえながらのサポートでした。

 

当初ご相談のテーマは、ホームページの有効活用とリニューアルでしたが、面談をしている中で経営理念の見直しが浮上し、さらに事業承継をにらんだ経営計画が必要であることが分かってきました。一度に全てはいきませんので、優先順位として経営理念を中心としてやることにしました。

 
ここで一つ目の失敗です。つまりテーマを深掘りしていくことは良かったのですが、次から次へと枝葉が伸びていき、私自身は経営理念に絞っていたつもりだったのですが、社長との意思疎通が十分でなく、社長は一気に全てを仕上げる心づもりでした。

 
実は、経営理念づくりは最も時間と労力をかけなければならない作業です。何しろ経営や戦略の根幹ですから、経営者の思い、あるいは創業者(先代)の思いなどをキチンと確認して、さらに時代背景や今後の会社の将来像など、詰めておくべきことが多いわけです。

 
そこでチェックリスト化して、1回の訪問ごとに慎重に進めていくのですが、結局時間をかけすぎる結果になって、その間当初のテーマであったホームページの更新は余り進まず仕舞いでした。

 
結果として、新しい経営理念を提示する段階までは達したのですが、今度はそれを元に経営計画を組み立てて行く段階で、また齟齬をきたすことになりました。(つづく)

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