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MG研修はなぜ2日間がいいのか

昨日と今日の2日間、神戸でキャッシュフローMG(CFMG)を開催しています。CFMGは、通常のMG=MQ戦略ゲーム=に売掛と買掛の2要素を加えたものです。

 

さて、MGが西順一郎さんによって開発され、公開されたのは1976年ですが、それから40年以上経過した今も多くの経営者やビジネスマンのみならず、士業の方や学生の方も、時にはもっと年少の中学生や小学生もセミナーに参加しています。

 

えっ!?小中学生が?と訝しがる方もおられるかも知れませんが、実はゲームのルールはそれほど複雑なものではなく、要は「(材料を)買って作って売る」ゲームです。決算も四則演算(加減乗除)ができればいいので、小学校3、4年生でもできるのです。

 
そんな易しいゲームで経営や会計の要諦が学べるのですから、もっともっとたくさんの経営者や後継者の方に参加して学んでほしいと思い、参加をお誘いするのですが、ちょっとねと後ろに下がってしまう方がいらっしゃいます。

 
それはMG(西研のMG・CFMG)が2日間のセミナーだからです。開催日は土日もあれば、平日開催の場合もありますが、いずれの場合も「いやぁ、2日間はちょっとねぇ」と後ずさりしてしまう方が少なくありません。

 
実はワンデーのMGもあります。しかし、初めてMGを体験する方にはお勧めしていません。何も分からないうちに終わってしまい、あるいは消化不良のままになってしまうからです。

 
2日間のMGプログラムは、実に佳くできています。初日の午前中は第1期(初年度)の経営シミュレーション、全員が同じこと(会社の体制づくり、材料を買い、製品を作り売る)を行って、決算をします。しかも2種類の原価計算を行い、その差を確かめます。T__20170520_14_28_39

 
午後はゲームのルール説明の後、第2期のゲームと決算、続いて第3期のゲームと決算を行います。それが終わるともう夕方です。ここで、MQ会計の基本講義が入り、その知識に基づいて翌日第4期の経営計画を立てます。

 
時間が足りなければ、計画を翌日朝に繰り越すこともあります。そして、西研MGでは初日の夜に参加者の自由参加で情報交流会を行います。合宿研修の場合は全員参加です。ここで、各人の日々の経営体験やMGへの参加体験が語られます。

 
そして2日目、朝の講義(あるいは参加者の経営体験講話)があり、その後から第4期のゲームが始まります。途中で中間決算を行い、計画の進行を確認します。(右の写真は西順一郎さんの著書『人事屋が書いたCFの本』です)

 
午後は第5期のゲームと決算、そしてまとめの講義で締めくくられますが、時間の余裕があれば第5期の前にビジネスパワー分析をやって、自分の強みと弱みを知ります。それを第5期経営に活かすわけです。

 
このように2日間の一連の流れは隙のないプログラムです。一部省略できる部分もありますが、基本は以上のようになっています。決算をパソコンなどで一気にやってしまうことも可能ですが、少なくとも私の主催MG・CFMGではやりません。

 
そうすれば1日で2日分のプログラムを完了することはできます。しかし、それではなぜ利益(損失)が出たのかはおそらく分からないままでしょう。経営数字を理解するという、所期の目的も達成しえないでしょう。

 
そんなわけで、2日間という時間がどうしても必要なのです。本気で会社を佳くしたい方、経営の数字を学びたい方は、「たった」2日間の時間を惜しむものではありませんよ。

 
その2日間、あなたが会社に居て何ができますか? その2日間を学びに使い、得た知識や情報を経営に活かすことができれば、何倍ものリターンがあるのですから。

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