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その情報はマネジメントに使えますか?

東芝の問題が、年度末決算に向かってまだまだ波乱を呼びそうです。我が家の、経済問題などには全く疎いカミさんでも、「東芝、潰れちゃうの?」と心配しています。家の中には、けっこう東芝の家電品があるからです。

 

何しろ債務超過額が半端ではありません、優良部門の切り売りをして赤字の穴を埋め、再建を図るという図式で進めていくようですが、「経営の膿」を隠す体質とか「問題を先送り」Photo する風土が、どう改革されるのかがカギでしょうね。

 

この二つ、東芝だけの問題ではなく、どんな会社にも当てはまることです。小さな会社だって例外ではなく、あなたの会社にも少なからず存在している、20年余り色んな会社の事例を直接見てきて、感じることです。

 

隠蔽体質、これは双方向にあって、経営者が経営の本質的な問題点を社員に隠してしまうことと、現場が上にマイナス情報を上げないままに済ませてしまう傾向です。

 

経営者が問題を隠すのは、会社の(とくに悪い)情報を社員に伝えたくないという根本問題はともかく、もう一つは問題の本質を知っていないことにも原因があります。経営数字が読めない、数字から本質を読み取れないということです。

 

経営情報は日々「データ」という形で経営者に伝えられます。でもそれは単なる数字の羅列に過ぎませんし、その数字も終わってしまった過去の事実です。

 
これは、そのままでは経営(マネジメント)には使えません。データを加工して、インフォメーションあるいはインテリジェンスといった、より「高度な利用情報」に変えないと使えないのです。

 
そのデータ加工を誰がやるのか、が問題です。誰かがやってくれるのを待ってから?例えば、税理士さんから届けられる月次の試算表や、経営分析の数値表など。

 
でもね、先月の情報が半月後や1ヶ月後に手元に届いたとして、それはすぐの役には立ちませんね。経営の意思決定にはスピードが要求される今日、そんなに遅れてしまっては有効な手など、打てるはずもありません。

 
経営者自身が、あるいはその右腕となる社員が、上がってきた新鮮なデータをすぐに情報加工して、明日の仕事に役立たせるようになる必要があります。その努力をされているでしょうか。

 
やり方や、そのための道具はいくらでもあり、あなたの会社にあったモノを選べば良いでしょう。大事なことは『やる姿勢』、そして『すぐにやる』ことです。そんな企業風土があり、やれる人財がいる、あるいは経営者自身がやれることがポイントです。

 
いやぁ、私はもう歳だしダメだよとか、当社にはそんな人材がいないからとボヤいてはいませんか。そんなことでは問題や課題を隠し、情報がスムースに流れない、さらには問題を先送りする体質に陥ってしまいますよ。

 
どうしたらいいですか?私にすぐに電話をかけなさい(笑)

 
それはともかく、すぐに手を打つことをぜひお勧めします、生き残りのために。sonojouhou

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