« 脳力開発は人間学であり行動科学です(157) | トップページ | MGは成績より期数、期数より交流、交流から向上へ »

早春の飯山線を川の流れに遡行して

昨日は今月最終の遠征移動日で、新潟から長野・佐久平に向かった。通常であれば、上越新幹線で高崎に行き、そこで北陸新幹線に乗り換えるのが早い。
 

しかし、せっかく丸1日の余裕があるので、今回(昨年は上記のコース)はローカル線の旅を楽しむことにした。つまり新潟から長岡に行き、上越線電車に乗り換えて越後川口、そこから飯山線のディーゼルカーにさらに乗り換えた。

飯山線は、長野の北豊野を起点に飯山、十日町を通り越後川口に至る「超ローカル線」である。前身は飯山鉄道という私設鉄道が国に買収されたもの、千曲川・信濃川に沿って走る。

大変な豪雪地帯で、長野・新潟県境にある森宮野原駅では、かつて7mを超える積雪を記録した。これが日本の鉄道では、積雪の最深記録であり、それを示す柱が立っている。

この飯山線、長野寄りの区間は比較的乗客も多く、列車も2~3両連結で本数も多い。しかし、戸狩野沢温泉を過ぎて県境を越える区間は2~4時間に1本くらいしか走らない。

越後川口で乗り換えた列車は1両だけ、ただ「おいこっと」という観光イベント車両に改装された、キハ110-235が運用に入っていた。乗るのは2度目だが、前回は夜の闇の中だった。

飯山線は、信濃川の河岸段丘を走るところが多く、雪の他にも水害などにも度々襲われている。この季節桜も咲いているが、山陰には雪も残っているし、ふきのとうが花を咲かせたりT__20170421_15_11_02 している。木々の新芽は、そろそろ芽吹きの季節だ。

そういった景色を楽しみながら、信濃川を遡っていく。新潟県側を「妻有(つまり)路」と呼んでいる。もちろん路線は単線で、合理化で行き違いのできる駅はずいぶん減ってしまった。主要駅にはラッセル車も置かれているが、冬の豪雪時には除雪のため運休の日も少なくない。

並行するバス路線も含めて、過疎と高齢化で赤字路線であることは言うまでもない。昨日も、中間区間では乗客の数が5~6名程度だった。かつては急行列車も走ったが、これも2~3両でもガラガラ、鈍足急行だったのを記憶している。

それでも沿線に観光地は少なくないし、豪雪もまた都会の人たちには魅力的かも知れない。信濃川(長野県では千曲川)や、遠くの雪山を観ながらの旅もなかなかいいものだ。リゾート列車も、シーズンには走っているし、地酒や今の季節は山菜も美味しい。魅力を活かす鉄道利用企画が望まれる。

乗り鉄ファンとしては、季節を変えての旅がこれからも続くようにと望んでやまない

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(157) | トップページ | MGは成績より期数、期数より交流、交流から向上へ »

VANちゃんの乗り鉄旅日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/65178523

この記事へのトラックバック一覧です: 早春の飯山線を川の流れに遡行して:

« 脳力開発は人間学であり行動科学です(157) | トップページ | MGは成績より期数、期数より交流、交流から向上へ »