« 歴史閑話休題徒然に | トップページ | 戦略があると情報が集まるのだ »

脳力開発は人間学であり行動科学です(159)

リーダー(TまたはV型)は、もちろん上位20%の人財といわれるグループに属していることが多いわけですが、ではそういうクラスの人間ばかりを集めれば、とてつもなく素晴らしい組織が出来上がるかというと、決してそうではありません。

 
 実は、その中でまた262の構成比になってしまうのです。これは下位の20%を組織から切り離してみても、同じ結果になると言われています。実際にやった経営者がいるのですPhoto_2 が、忠告に従えばよかったと、しばらく後に語られました。

 
 優れたリーダーは、中間の人在を上位の方に引き寄せる力を持っています。中間は「その他大勢」なのですから、引き上げることができれば大きな力になるのです。しかも、「人罪」をも使いこなす、少なくとも足を引っ張らせない知恵に長けているといえます。

 
 切り口を変えてみましょう。変革・革新(イノベーション)という大きな変化を目指す時、初期の段階では2/6/2のグループ割合にもならず、圧倒的に中間グループが大多数です。時にはリーダーだけが先行して後が続かない状態のこともあります。

 
 通常の場合目立つのは一番下位の「変化に反対」、あるいは足を引っ張ってくれる存在ですが、最初はまだそれほどのマイナス存在ではありません。それなのにそこを気にしすぎて、見逃してしまうのが、中間である大多数のグループの存在です。

 
 実はここが変革の軸になるのです。リーダーは、いかにこの中間グループを自分の側に引きつけ、結集できるかがカギになるのです。初期段階の内に、協力体制を確立していくことに注力すべきなのです。下位グループなど放っておけとまでは言いませんが、そのくらいの意識でもよいのです。

« 歴史閑話休題徒然に | トップページ | 戦略があると情報が集まるのだ »

VANちゃんの脳力開発ミニ講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/65198989

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(159):

« 歴史閑話休題徒然に | トップページ | 戦略があると情報が集まるのだ »