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脳力開発は人間学であり行動科学です(157)

数日後、多分若社長が私の言ったことを始めて実行した日だったのでしょう、勢い込んだ電話がかかってきました。曰く、「とんでもないヤツだ、あいつは!」と。とにもかくにも、相当な剣幕で怒り心頭という感じでしたが、これは予測の範囲でした。

 
 若社長は言われた通りに、A君が出社(数分遅刻)してきた時に朝礼の場から離れ、彼の前に立って「おはようございます」と一礼したのだそうです。ところが彼は返礼どころか、一言も発しなかったと、一気にまくし立てるのでした。

 
 そうだろうね、と私は冷静に答えました。当たり前です、すぐにすぐA君ができるくらいなら、これまででもできていたはずなのですから。「明日からもまだやるんですか?」「そりゃあPhoto 当たり前でしょう」絶句する様子が受話器から伝わってきました。

 
 途中経過は省きましょう。若社長は在社時には、毎日A君への挨拶と声かけを続けたのです。後から「よく続けたね」と褒めたものです。結果としてA君が軽く一礼を返したのが1ヶ月目くらい、ボソッと聞き取れないほどの声を出したのがさらに半月後。

 
 時間はかかりましたが、3ヶ月経つと何とか人並みに挨拶ができるようになりました。そうなると次は遅刻です。これにも秘策があって実行し、効果が得られたのですが、これについては公開のセミナーにご参加いただければお話ししましょう。

 
 長々と書きましたが、要は「人を変える」には「自分を変える」ことが一番だというか、それ以外に方法はないと断言できます。無いものねだりをするのではなく、やれることを地道に実行していく、それが最良唯一の方法と言えるのです。

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