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脳力開発は人間学であり行動科学です(155)

こんな話もあります。コンサルティングの仕事を始めて間もない頃なのですが、とある青年社長から相談を受けました。彼は先代社長からバトンタッチを受けて、張り切ってトップとしての仕事をスタートしたところでした。

 
 相談内容は、この春に入った高卒の新入社員がいるのだが、鍛え直してくれないかと言うのです。その年の新卒採用社員はそのA君だけだったのですが、毎日のように遅刻はすPhoto る、出社して来ても挨拶もろくにやらない、返事も悪いのだと言います。

 
 「遅刻はするなよ」と何度も注意はしているが、一向に直らない。僅か数分の遅刻なので「もう5分早く家を出ればいいだろ」と言うのだが、生返事をするだけで、また翌日も遅れてくる。同僚や女性たちがおはようと声をかけても、まともに挨拶を返さないのだそうです。

 
 入社してからしばらくは、先輩社員やとくに女性社員が朝の挨拶はもちろん、気を遣って色々と声をかけていたのですが、何しろ会釈や返事もろくにしないものですから、「なんだあいつ」という感じで、彼を無視するような雰囲気ができ始めました。

 
 それでも新人A君は我関せずといった感じで、一向によくなる兆しがありません。部下たちの不満を聞いて課長や部長も彼に注意をするのですが、その時には小さな声で返事をしても、翌日にはまた元の木阿弥です。

 
 部長はやむを得ず若社長に状況を伝え、社長も数日間A君の状況を見てみましたが、なるほど困った状況になっていました。それでA君を呼びつけて直接説教を試みましたが、一向に改善されません。というわけで、知り合いの私に相談がきたというわけでした。

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