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経営者には簿記3級が必須条件だ

経営者は経理計数が苦手です、一般的にはですが。中には、数字のことはよく分からなくても経営のことは分かっていると、うそぶく方もいらっしゃいます。経営は好きだけど、経理とか会計は苦手だと。

 

営業活動でモノを売ることが得意だから佳いのだとか、企画開発については右に出るモノはいないのでとか、あるいはまた人脈を作っていくことが経営者の役割だという方も。

 

中には、経営者は経営さえ分ければいいので、最低限の計数知識だけ持っていれば十分だとおっしゃる、コンサルタントの方もおられるようです。

 

結論からと言うか、私が経営者に強く望むことを先に申します。経営者たるもの、簿記3級くらいは取得して下さいと。資格を取らなくても、最低限簿記3級くらいの知識を身につけ、経Photo 理担当者に指示できる実力を付けて下さい。

 

私自身のことを申し上げますと、恥ずかしながら経理計数、会計についての知識は全くなかったと言っていいでしょう。30余年前社員株主として自社の決算書をもらっても、中身はちんぷんかんぷん、辛うじて損益計算書を見て利益が出ていることを知るのみでした。

 

しかしながら、利益と名のつく項目(科目)がいくつも(実際には5つ)あって、一体どの利益がどうなのか、これまたよく分かっていない状態でした。

 

そんな中でMG(西順一郎氏が開発したマネジメントゲーム)に出会い、その体験と学びを通じて、経理計数、会計についての知識を身につけました。

 

しかもMGとの出会いから2年半、販売会社に経営者として出向するという機会をもらい、学んだ知識を実践で使うという幸運に恵まれたのです。資格こそ取りませんでしたが、簿記3級以上の実際知識を身につけられたのでした。

 

ですから、今でも自社(個人事業の小さい会社ですが)の経理は自分で行い、決算も申告も自力で仕上げます。今年の申告(青色と確定申告)も、会計データから自作システムで僅か3日間の作業で仕上げ、2月初めには提出を終えました。

 

そこまでやれとは申しませんが、少なくとも担当税理士さんときちんと話ができるくらいの実力は付けてほしいものです。そのことが、経営への自信につながるのです。だって、経営者は「経営のプロ」なのですから。

 

経営については、税理士さんを上回る経験を持っていますから、そこに経理計数や会計についての実際知識を持てば、鬼に金棒です。

 

あなたがもうかなりの年齢になられているのであれば、後継者の方に「簿記3級」の資格を取るように、命じてみませんか。同時に、MGも学んでいただくことをお勧めしておきます。

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