« 遠征に備え本日は休養日にします | トップページ | 通説・官製歴史を否定することから始めるか »

脳力開発は人間学であり行動科学です(150)

またちょっと私の現役時代のお話です。企業再建への道筋がようやく見えてきても、どうしても私のやり方、とくに全員受講を決めた研修(MG・脳力開発)や「一人1台」を目指したパソコン活用に、どうしてもなじめない、反発する社員さんがおりました。

 
 ついには「辞めます」と切り出され、その時点では辞められては困るという気持ちが強くて慰留しました。ただし、社員としてやってほしいことについては妥協せず、いくらか本人の自Photo 主性に任せることで少し緩めた対応をしました。

 
 そのまま数年が経過して再建も成果が現れ、大半の社員さんが私の路線にしっかり乗ってきてくれましたが、その方はついに自説を曲げることなく、再び「辞めます」と切り出されました。今度は「そうですか残念ですがやむを得ませんね」と答えました。(イラストはネット掲載のものを拝借しました)

 
 16
年間いた会社で、定年退職や寿(妊娠)退職以外でお辞めになった社員さんは、その方を入れて3名でした。少ないからいいというものではありませんが、私が信じたやり方に対して反発しながら辞められた方は、その方だけだったと考えています。

 

ある意味ではその方に申し訳なかったと思います。しかし、そのままずるずると引きずっていれば、せっかく同じ方向に向かって進んでいる他の社員さんの、気持ちを裏切ることになるという思いが強くありました。何とかできなかったかなぁと、今でも思いますが。

 
 どんなに正しいことでも、強い思いと信念をもってしても、動かしがたい他人は存在するものです。めげていては先に進めません。時には「泣いて馬謖を斬る」ことも必要なのです、リーダーはそういう責任も負っているのですから。

« 遠征に備え本日は休養日にします | トップページ | 通説・官製歴史を否定することから始めるか »

VANちゃんの脳力開発ミニ講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/65072057

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(150):

« 遠征に備え本日は休養日にします | トップページ | 通説・官製歴史を否定することから始めるか »