« 新年ご挨拶・2017年のテーマ | トップページ | 脳力開発は人間学であり行動科学です(126) »

「今まで通り」という現状維持で良いのか

新年も二日目、色んな事始めが今日ですね。書初めとか農始め、姫始めなんていうものあります。あ、姫始めってアレももちろん入ってますけど、衣始めとか仕事のスタートも意味する言葉なのだそうです。また、今夜見る夢を初夢という地域が多いようです。

というわけで、ヴァンガード経営研究所も今日から仕事を始めます。まずは12月の経理締めから決算の準備、それから年末にあえて積み残した今年のセミナー企画プランニング。後者については、新たなセミナー名称案がまだ決められなくて、もう少し時間をかけてやることにはなりそうですが。

昨日も書きましたが、今年1年間のテーマは『経営のアンチエイジング』です。年をとらない、つまり会社が老化しないために何をやればいいのかを考え実行していこうということですが、どんな一流企業でも油断すると組織やシステムが現状維持に陥ってしまいます。

それ以上に怖いのは人、すなわち経営者も含めて人の気持ちがいつしか現状維持志向になっていて、気付いて立て直そうと思ったタイミングではもう遅い、ということになってしまっていることです。もちろん、気付けばまだ立ち直っていくことは可能ですが、時間がかかることになりますし、そうなると費用も要します。

Photo_2 しかも、現状維持になっていることには、その現場にいる人たちは余り気付いていないことが多いのです。小さな会社では経営者自身も現場プレイヤーであるケースが多く、共に無意識の内に現状維持になっています。

経営とは言うまでもなく、絶え間のない意思決定ですから、一つタイミングを狂わせると後に尾を引いてしまうことにもなりかねません。その意思決定が知らず知らずの間に現状維持に基づくものであれば、発展の芽を摘んでしまうかも知れないのです。

経営者ですらそうなのですから、現場で常に現実に直面して仕事をしている人は、相当の強い意識を持っていないと、普通通りあるいは当たり前の方に流れてしまいます。何故なら、「今まで通りに」やっておれば何も問題はないのですから。そう、実はこの問題がないというのが問題なのです。

今年はこういった切り口から、クライアントの会社に切り込んでまいります。ですから相当に厳しい意見をさせていただく場面もあるでしょう。少なくとも、耳を傾けていただきます。その上で決めるのは、経営者自身です。私の思いと別の答をされても、それは致し方ないところですし、その答えが正しいのかも知れませんから。

ただもし僅かでも思い当たるフシがあったら、少なくともちょっと立ち止まって現実(現場の状況・人の動き)を見つめ直して下さい。将来のために、必要な時間です。

« 新年ご挨拶・2017年のテーマ | トップページ | 脳力開発は人間学であり行動科学です(126) »

小さな会社のマネジメント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/64706979

この記事へのトラックバック一覧です: 「今まで通り」という現状維持で良いのか:

« 新年ご挨拶・2017年のテーマ | トップページ | 脳力開発は人間学であり行動科学です(126) »