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脳力開発は人間学であり行動科学です(126)

人間の脳の中に保存されている知識(データ)には二種類あります。コンピュータのデータのようにプログラムの中で、すぐにつながって活かせる、実際行動、すなわち脳の命令回路とつながって活かされる連係知識・実際知識が一つです。もう一方は、実はこちらの方がおそらく膨大な保存データなのですが、行動の中に活かされないものです。これを孤立知Photo 識ともいい、また脳力開発では昔からテープレコーダ-知識とも呼んできました。脳の命令回路からは孤立しているのです。

 つまり行動の中には有効に登場してこない、ただ「暗記」しているに過ぎない段階の知識で、記録されているだけなのでテープレコーダ-知識というわけです。そういうものをたくさん詰め込んでいる人を知識人とも言いますが、実際には役立ちませんよね。では、連係知識と孤立知識との差、その大きな違いは何から生まれているのかということを、さらに掘り下げます。難しいことではありません、簡単に言うと、その知識が「実際に(具体的に)使われたかどうか」によるということです。

 脳力開発は実践である、脳を使うということは実際に行動するということに他なりません。自分の直接的体験(経験)による獲得知識は、データ・情報の土台になりますが、これが連係知識です。つまり「使ってみる」というだけで良いのです。知識は実際に使うということで連係知識の範疇に入り、それで役立つ知識となっていきます。その反対に、行動の中に有効に登場してこない知識が孤立知識です。孤立状態のままでは、ちっとも役に立たないと言って良いのです。

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