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このひとりごとには天皇を書くことも多い

昨日は天皇誕生日、83歳になられたということですが、いつまでもお元気でいて下さいと願わざるを得ません。先日あるセミナーで、今の天皇(本来は陛下を付けるべきですが)は何代目ですか?と聞いてみましたが、一人も正解が言えませんでした。戦前の教育であれば、初代神武天皇から現代まで、すべて暗唱できた人も多かったのでしょうけど。

今上陛下は125代目ですね、もっともこの中には本来入るべき数名の天皇が数えられてはいません。現在の皇統はいわゆる「北朝系」のはずですが、南北朝時代に即位されていたPhoto 北朝の天皇はこの中に数えられていません。南朝の天皇が連綿と数えられていますが、これは三種の神器の有無によるものなのでしょう。

また、明治以前には数えられていなかった天皇が明治の代に追加されています。そのお1人はこのコラムでも以前書いた大友皇子、すなわち弘文天皇です。また、おそらくこの後に触れることになるであろ淳仁天皇(大炊王)も、その名は明治になって贈られました。

今後も歴史の人物を追って書いていく中で、当然に代々の天皇にも触れていくことになるでしょう。なぜなら、どんな時代にも天皇が中心にいらっしゃいました。政治には関わらずという伝統と仕組みが、特に平安時代以降には強くなっていきますが、たとえそうであっても常に天皇が世の中心でしたから。

天皇を描いていく中で、時には失礼な表現もあろうかと思います。先日も、今上陛下の発言された「生前譲位」という言葉を「(生前)退位」というマスコミ表現で書いてしまい、心ある方からチェックが入りました。もっとも、退位という言葉自体は歴史の中で正当に使われていますので、これからも書くことでしょう。

また、本来なら天皇のことを書くのであれば、敬語であるべきことも承知しています。しかし、このコラムはあくまで歴史の中の人物を、その行動で追いかけているだけですので、あえて敬語は使いません。しかし薨去だとかいうような、特別の表現は用いて参ります。

では、次回からいよいよ奈良朝の輝き時代、すなわち聖武天皇と光明皇后、そしてそれを取り巻く人たちの話に進めて参ります。

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