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脳力開発は人間学であり行動科学です(122)

評価の事例です。ある人が「Aさんは私からお金を借りて返そうとしないのです。Aさんはとってもだらしない人です」と言ったとしましょう。この中のどれが確定事実(要素)で、どこが確定的でない要素なのでしょうか。この中で確定事実は、あるひとが言ったということだけです。金を借りて返そうとしない、これも一見事実のように思えますが、ある人が勝手に言っているのかも知れません。確かめていませんから、確定事実とは言えないのです。
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 そして「とってもだらしない人」というのは、ある人のAさんに対する評価で、もちろん事実であるかどうかは不明です。例えある人が信頼に足る人であったとしても、Aさんに対する接し方はその評価に左右されてはいけないのです。

さて、評価について色々と書いてきましたが、要するに事実・客観情報と評価・主観情報とは切り離して考えるべし、ということに尽きます。しっかりと区別して、とくに後者に振り回されないことが大切なのです。

 今ひとつ触れておきたいことは、「知ったかぶり」ということです。会議などをしていても、「それは私も当初から考えていたんです」と発言する人がいます。あるいは披瀝された情報に、知ってる知ってると安易に肯く人もおられます。こういった「知ったかぶり」、あるいは勝手な決め込みなども脳力開発には大敵です。これらは、知らないとかっこ悪いという見栄や怠慢からくるもので、どちらも潰していかなければならないことは言うまでもありません。

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