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情勢判断の「読み間違い」はカバーできるか

アメリカ大統領選挙、日本では「想定外」という声が圧倒的に多かったようです。かくいう私も、トランプは善戦しても、最終的には僅差でクリントンが勝つだろうと思っていました。緒戦でトランプがややリードした後、クリントンが逆転した際には「やっぱりな」と思ったくらい。

その後開票が進んできて、やがてトランプの勝利が濃厚になってようやく、これは読み間違えたなと反省したものでした。やはり、日本国内では目や耳にできる情報がどうしても偏っPhoto てしまうのでしょうか。ごく僅かの方は、トランプ勝利の可能性にも言及していましたが、真剣には聞いていませんでしたね。

脳力開発では、必ず両面を見よということを教えています。クリントンが勝つ場面を想定するのであれば、負ける場面も同等に想定することが大事なのです。そういうことをセミナーなどでも教えている側なのに、まことに申し訳ない仕儀でした。

いや、一介の市井人たる私の思考などは、物の役にもまた物の害にもなりはしません。しかし、政府中枢の情勢判断の「読み間違い」はとてつもなく大きな、影響を与えることは言うまでもありません。首相官邸、そして外務省が今回の情勢判断の拠点ですが、恐らく最後まで読み間違いのままに進んでいたのだと思います。

慌てたことでしょう、トランプ当選が現実のことに迫ってきた時には。何しろ、首相官邸にも外務省にも、トランプとのパイプはほとんどないに等しかったのだと思います。当日の日本時間午後のうろたえぶりが、目に浮かぶようです。官界・政界はもちろん、財界にも極細のパイプがあるかないかという状況だったようです。(写真は外務省)

余りに恥ずかしくて、当事者たちは白状しないかもしれませんが、事実はどう隠してみても必ず伝わっていくものです。ですからその内、白日の下にさらされるでしょう。その間に、実はこうこうこうでしたと明らかにする勇気は、当事者にはないでしょうね。

企業においても、こういった情勢の読み間違い、判断違いは起こりがちなことです。その原因は、一方からの情報だけを集中してして集めてしまい、反対側の情報をないがしろにしてしまうことに因ります。思い込みという類です、こちらの方に行くだろうという勝手な推測を判断に盛り込んでしまうからです。

確定的事実、確定的法則のみを両面で集め、どちらも同等の可能性を持つという視点で情勢を見つめて参りましょう。今回の「大慌てぶり」を他山の石としましょう。

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