« 不比等はなぜ一気に朝堂のトップに立てたか | トップページ | 必ずやり抜くという気概をもって取り組む »

脳力開発は人間学であり行動科学です(109)

会社の経営計画をまとめる際にも、まず骨格である戦略、すなわち目的・目標・方針といった方向付けを決めていきます。それを中軸として、重点政策や行動指針などを肉付けしていきます。まずは大枠となる骨格が必要なわけです。また、先に言いましたように、目的・目標の確立と持続というのPhoto は、脳の統一指令の根源になる働きをするものです。会社にも戦略が確立していないと、全社員が同じ方向に進んでくれないように、個人もまた脳が本格的に強力には働かないのです。

 目的・目標(戦略)が不明確な土台のままで、手段・方法(戦術)だけを一所懸命考え、行うという状態に陥っている場合もよく見かけます。これは、大きな損失や誤りを招くもとになり、当然ながら全体的な効率も悪くさせる結果となります。目的・目標(あるいは方針)のことを戦略といい、手段・方法のことを戦術といいます。企業ではこちらの戦略、戦術という言葉をよく使います。本題からは逸れますが、少しこの戦略と戦術について述べることにします。

 今一度整理しますと、体系立てた計画や組み立てにおいて、最も中心的な位置にくる目的・目標・方針の根本の方向付けのことを戦略といいます。脳力開発でも、これが重要な位置を占めており、一連の判断や思考の流れの中心になります。それに対して、手段や方法あるいは使う道具などのレベルのものを戦術といいます。この戦略と戦術は、明確に区別しなければなりません。しかし、一般的には非常に混同されています。本屋に並んでいる戦略の本の、大変は戦術の本といったようにです。

« 不比等はなぜ一気に朝堂のトップに立てたか | トップページ | 必ずやり抜くという気概をもって取り組む »

VANちゃんの脳力開発ミニ講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107188/64436846

この記事へのトラックバック一覧です: 脳力開発は人間学であり行動科学です(109):

« 不比等はなぜ一気に朝堂のトップに立てたか | トップページ | 必ずやり抜くという気概をもって取り組む »