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脳力開発は人間学であり行動科学です(103)

衝突も、起こって良いとは言っても、何でもぶつかり合えばよいというものではありません。どうしても、相互間の調整が必要になります。調整をしなければ混乱ばかりで、ぶつかり合いをプラスの方向に変えていくことができません。各人が希望をそれぞれに持っている、これが前提です。その希望は二種類に分けることができますが、一つは「容易に譲れない、変えられない」希望です。これはかなり強固な決心であり、根本の生き方など、言うなれば原則の範囲の希望です。

Photo_2  もう一つは非原則の範囲の希望で、こちらは譲ってもよい、変えても良いという柔軟な対応を伴います。実際に、なるべく譲るようにしていけばよいわけで、言うなれば妥協するという対処をとることができるものです。原則を守る、原則の問題については譲れない。例えば、自分自身の信義や信念、あるいは信条といったものは基本的に譲ることはできないでしょう。また、そうでなければ他人や周囲に流され、「自分を失う」という状態になってしまうでしょう。

 原則を曲げることは「降伏する」ことにもつながりますし、主体性の放棄・自分を失うということにもなります。とは言っても、小さなことまで何が何でも譲らないとなると、「自分だけ良しの姿勢」になってしまうことがあります。以上のことを心得た上で、非原則の方も考え方や扱い方をしっかり確立していくことです。それによって協調性や協力する姿勢が身に付き、それを感じた周囲があなたの味方になってくれることでしょう。良い人間関係も築かれていくはずです。

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